北海道遺産 ワッカ原生花園

2012年4月23日

 

~そこは海へと続く花の楽園でした~

 

● 北海道遺産 ワッカ原生花園 ●

 

ワッカ・・・ それは永遠の花園、時間がゆっくりと過ぎてゆく・・・ 

 

 「ワッカ」とは、アイヌ語で「ワッカ・オ・イ(=水が・ある・ところ)」という意味で、砂州の中ほどに真水の湧く沼があったことに由来します。

 

 ワッカには森林あり、草地あり、真水が湧き出すところあり、砂地ありと、その生態系は多様です。

 

 この砂州を縦断する24キロメートルにも渡る道路は、平成3年、ワッカの植生や生態系を保護していくため交通規制を行い、一般車両の乗り入れを禁止しました。規制の結果、車両からのゴミの投げ捨て、排ガスやオイル漏れ、他地域からの雑草類の種子の持ち込み、盗掘による荒廃などの可能性がほとんどなくなりました。

 

 また平成10年6月に「ワッカ自然環境保全宣言」を旧常呂町議会で採択。町内外に自然との共生を目指す町の決意を表明しました。

 

 平成18年3月北見市と合併、平成21年6月には旧常呂町でなされた「ワッカ自然環境保全宣言」の精神を受け継ぎ、新北見市として宣言を行い、ワッカ原生花園の美しい自然を末永く後世に伝えることを決意しました。

 

 ワッカはその植生の豊かさだけではなく、保護地域の取組に対しても熱い注目を浴びています。

 

 「ワッカ自然環境保全宣言」全文はこちら。

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                 ◎サロマ湖を縁取るワッカ原生花園

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 網走国定公園の区域に指定されている「ワッカ原生花園」は、幅200メートルから700メートル、長さ20キロメートルにもおよぶ細長い砂州によって、オホーツク海とサロマ湖が隔てられています。

 この砂州を通る道は「龍宮街道」と呼ばれ、海と湖を交互に見ることができる絶景として、古くから親しまれてきました。

森があり、草原があり、砂丘や湿地までが混在する多様な生態系の中で、帰化植物を含めると300種類以上の草花が咲き誇り、野鳥の繁殖地となっています。  img066.jpg
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  ワッカ原生花園の花期は4月下旬から9月下旬。センダイハギやエゾフウロ、エゾエンゴサクなどが可憐な花を見せます。

 

 現在のワッカの様子・・・ こちら

 花の最盛期となる6月下旬から7月中旬にかけては、エゾスカシユリ、エゾゼンテイやハマナスなどが可憐に咲き競います。

 中でも、エゾスカシユリの群落は、ここワッカだけのスケールで、一面にオレンジ色の大輪が広がります。

 

 現在の開花状況は・・・ こちら

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img029.jpg  原生花園の入口にある「ワッカネイチャーセンター」では、レンタサイクル観光馬車「ドリームワッカ」を用意しておりますので、ゆっくりと大自然を満喫してください。
 オホーツク海とサロマ湖の間に位置するワッカには、真水が湧き出す泉があり、「花の聖水・ワッカの水」と呼ばれています。  wakkanomizu.jpg
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 ワッカ原生花園の環境保全のため、昭和59年から毎年、常呂高校の全校生徒が「クリーンアップ・ワッカ」と題し、ヨモギなどの雑草除去やゴミ拾いなどを行っています。

 最近では「オホーツク大学」の高齢者のみなさんも参加し、世代を超えた交流もワッカを通じて行われています。

 6月最終週に行われる「サロマ湖100キロウルトラマラソン」のコースにもなっており、咲き乱れる花達がランナーを応援します。 DSCF006.JPG

 

                ◎ちょっとしたお話・・・

                        「龍宮街道」の名前の由来

 明治の文人「大町桂月(高知県出身)」が、ワッカの自然を「天橋立(あまのはしだて)比にあらず」と称え、「龍宮街道」と名付けたことに由来します。

 それだけ、昔からワッカの自然は素晴らしかったということですね。

 この素晴らしい遺産を、後世に守り伝えていかなければなりません。

「北海道遺産」とは

 北海道内の自然や歴史など、有形・無形に関わらず、さまざまな価値の中から次世代に伝えたいものを「北海道遺産」として選定し、その保全、活用を通じて新しい魅力を持った北海道づくりを進めようという道民運動です。

 「ワッカ原生花園」のほか、「オホーツク沿岸古代遺跡群」として「常呂遺跡群」も北海道遺産に認定されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

◎関連施設

 

  ところ街づくり合同会社    ワッカネイチャーセンター     ワッカの森

 

 

 

お問い合わせ

常呂総合支所産業課
水産商工観光係
電話:0152-54-2140
ファクシミリ:0152-54-3887