農業者年金

2012年5月10日

農業者年金の特徴

農業者年金は、国民年金の第一号被保険者である農業者がより豊かな老後生活を過ごすことができるよう国民年金に上乗せした公的な年金制度です。将来の年金受給に必要な原資をあらかじめ自分で積み立て、その運用益により受給額が決まる確定拠出型年金で国民年金と合わせて受給ができます。

 

農業者なら広く加入できます

次の1~3の要件を満たしている方であれば、どなたでも加入ができます。

 

1.年間60日以上農業に従事している

2.国民年金の第1号被保険者(保険料納付免除者を除く)

3.60歳未満の方

 

現在の農業者年金は任意加入制ですので、加入も脱退も自由にできます。ただし、脱退された場合には、脱退一時金としてではなく、それまでに支払った保険料と運用益は、加入期間にかかわらず将来年金として支給されます。

また、農業者年金に加入される方は、国民年金(付加保険料・月額400円)への加入も必要となります。

 

積立方式・確定拠出型で安定した年金財政です

自らが積み立てた保険料とその運用益により将来受け取る金額が決まります。ですので、加入者や受給者の方の数が変化しても、その影響を受けず、少子高齢化時代に強い制度です。 

 

保険料は自由に選択できます

毎月の保険料は2万円から最高6万7千円まで千円単位で自由に選択でき、またライフスタイルに合わせていつでも見直すことができます。

 

保険料の国庫補助があります

保険料は2万円で固定されますが、次の1~3の要件を満たす方は、国から保険料の助成が受けられます。

 

1.60歳までに保険料納付期間が20年以上見込まれること。

2.必要経費などを控除した後の農業所得が900万円以下であること。

3.下表の区分1~5のいずれかに該当すること。

  

区分 必要な条件 国庫補助額
35歳未満 35歳以上
1 認定農業者で青色申告者 10,000円            (5割) 6,000円            (3割)
2 認定就農者で青色申告者 10,000円            (5割) 6,000円            (3割)
3 区分1または2の者と家族経営協定を締結し、経営に参画している配偶者または後継者 10,000円            (5割) 6,000円            (3割)
4 認定農業者または青色申告者のいずれか一方を満たす者で、3年以内に両方を満たすことを約束した者 6,000円            (3割) 4,000円            (2割)
5 35歳まで(25歳未満は10年以内)に区分1の者となることを約束した後継者 6,000円            (3割)  

※ 加入者が負担する保険料は2万円から国庫補助額を差し引いた金額となります。 

 

税制面で大きな優遇があります

農業者年金は公的な年金制度ですので、民間の個人年金保険とは異なり、保険料の全額が所得税・市民税の「社会保険料控除」の対象になります。

 

80歳までの保障がついた終身年金です

農業者年金は、生涯受け取ることができます。仮に80歳前に亡くなった場合でも、死亡した翌月から80歳到達月までに受け取るはずであった農業者老齢年金の額が、死亡一時金として遺族に支給されます。

 

こちらへご相談ください

JAきたみらいセンター、各地区事務所及びJAところで受け付けております。また、年金に関するご相談は農業委員会事務局・各分室でもお受けしております。