きたみ市議会だより(平成21年第2回定例会)

2013年5月21日

きたみ市議会だより 第14号

平成21年第2回定例会(平成21年9月発行)

 第14号表紙

 

第2回定例市議会
代表質問(要旨)
一般質問(要旨)
可決された主な議案
第3回臨時会
議会日誌、常任委員会視察報告、お知らせ

 

1.第2回定例市議会

赤十字病院支援、市庁舎改築などで質疑

  • 補正予算など議案21件可決・適任と決定
    • 平成21年第2回定例北見市議会は、6月18日から7月16日までの会期で開かれました。
       初日には、小谷市長が平成21度一般会計補正予算など議案16件の提案説明を行いました。
       6月25日から7月13日にかけて、代表質問と一般質問が行われ、議員13名が市の懸案課題で市長公約にもかかわる北見赤十字病院への支援や市庁舎の改築、副市長の削減ほか、教育問題、地場産業振興などについて、理事者の考え方をただしました。
       この間、市庁舎の改築場所にかかわり、都市再生整備特別委員会が行われ、2回にわたり会期の延長を行いました。
       また、6月25日には、平成21年度一般会計補正予算など議案5件が追加提案され、このうち端野中学校屋内運動場改築工事など工事請負契約の締結2議案が7月13日に原案可決されました。
       7月14日、15日には、常任委員会が開かれ、付託議案を審査しました。
       最終日には、同日提案説明された1議案を含め議案19件、報告12件、意見書5件を原案通り可決・適任と決定・承認・報告済みとし、北見市常呂川水系環境保全条例の制定議案は、福祉民生常任委員会に付託し、閉会中審査することとなりました。

 

2.代表質問(要旨)

  • 代表質問-1

    市民・連合クラブ 仁部 敏雄 議員

    • 副市長不在の解消
      • 質問  小谷市長就任後、7カ月が経過しても補佐役の副市長が不在だが、この事態の解消は最優先課題。市民には副市長が削減されたら自治区はどうなるのかと不安があるのも事実。副市長を削減してもより良い自治区制度に高め発展させることを、特に旧3町の自治区市民に安心してもらえるよう、一定の時間をかけて努力したいとのことだが、今後のスケジュールとめどを聞く。
      • 答弁  特に専任の副市長が不在となる3自治区において、それぞれ課題や副市長問題を中心として懇談させてもらう場をできるだけ早い時期に実施したい。その場で考え方を丁寧に説明し理解してもらえるよう全力で取り組みたい。その上で地域住民に一定の理解をもらったと判断できる時点で改めて議会に提案したい。
      • 質問  上下水道料金の早期統一を求めてきたが、その時期と上下水道審議会での審議経過について聞く。
      • 答弁  料金体系の統一に向けては、上下水道審議会が慎重に審議している。企業局でも再編に向けた課題整理を進めている。現時点では新たな料金試案も含め検討している。今後、同審議会から答申をもらい、本年度内には議会の所管常任委員会に報告したい。
      • 質問  上下水道の基本水量制については、基本水量を大幅に下回る使用者には大きな負担となっている。基本水量制を廃止すべき。
      • 答弁  全国的に見直しの傾向があることから、現在、上下水道審議会が新たな料金体系の構築に向けて審議中であり、基本水量制も含め検討していきたい。
      • 質問  留辺蘂自治区で設定されている営農用水としての家畜・防除用の料金が廃止されれば、酪農家にとって死活問題となる。同料金は継続すべき。
      • 答弁  公共料金は負担の公平性を考慮した適正な料金体系でなければならない。水道料金の統一に当たり、影響も十分に勘案しながら作業を進めるとともに関係部局と協議していきたい。
      • その他質問項目=市長公約、中心市街地活性化計画と都市再生事業等)

  • 代表質問-2 

    新風 河野 敏博 議員

    • 都市再生事業
      • 質問  都市再生事業は、駅周辺地区基本計画を軸に、北見赤十字病院の改築問題、まちきた大通ビルの耐震化や利活用、駐車場ビルなどについて検証・見直し、早急に進めるべき。今後も収支不足が見込まれる中、同病院改築への財政的支援の考え方を聞く。
      • 答弁  都市再生基本構想や駅周辺地区基本計画案の考え方を踏まえ、市庁舎・北見赤十字病院地区と駅周辺地区との整備に関する都市再生基本計画の策定に全力で取り組む。国・道の補助金や合併特例債など有利な財源の利活用を最大限模索したい。中期財政計画対処方針や行財政改革推進計画の着実な実行を通して財源確保に努めたい。
      • 質問  市長は分庁舎方式によりコンパクトな市庁舎を現在地に改築する考え方を示しているが、行政サービスの低下などデメリットが多いと思うが。
      • 答弁  まちきた大通ビルや端野総合支所の空きスペース利活用など、施設の有効活用を検討し議会に示したい。
      • 質問  新市の一体感について、どのように感じ、今後、どのように醸成していくのか。一体感を感じている市民は多くない。まず市職員が各自治区の実情の理解を深めること。人事交流は不十分。大規模、積極的に行うべき。
      • 答弁  各自治区のイベントなどに積極的に参加し交流の拡大を図った。人事交流も実施している。成果として見えない部分もあるが、これらを着実に進めながら、一体感の醸成に結びつくよう、さまざまな機会を捉えて取り組みたい。自治区間の人事異動を積極的に行い、組織の一体性確保に努めたい。
      • 質問  市内の経済・雇用の状況認識と、今後の景気・雇用対策に取り組む姿勢を聞く。
      • 答弁  市内経済の先行きは依然として厳しく、雇用情勢もますます厳しい状況が続いている。農林水産部と商工観光部の2部体制を基盤に、施策の充実を目指すとともに産業間連携を推進することで個性と創造性に富んだ産業を展開し、経済の活性化と景気の向上、雇用の改善につなげていきたい。
      • その他質問項目=仮称まちづくり条例、教育問題、新型インフルエンザ等)

  • 代表質問-3

    日本共産党 熊谷  裕 議員

    • 国保資格証明書の交付
      • 質問  国民健康保険の被保険者資格証明書の交付は、同保険の社会保障という位置づけから許されない。無条件に医療を受ける権利を保障すべき。資格証明書の交付は、それを閉ざすことになる。社会保障の目的に沿った国民健康保険の運営を行うべき。
      • 答弁  国保の健全な運営を維持していくためには、財源である保険料の徴収は重要な課題。資格証明書や短期証の交付に当たっては、面談、電話、訪問など、被保険者との接触の機会をふやし保険料を確保するとともに、対象世帯の生活実態の把握に努めている。今後も適切に判断していきたい。
      • 質問  非核平和都市宣言について、いつ、どのように行うのか。
      • 答弁  8月をめどに具体化できるよう、現在検討している。
      • 質問  副市長の半減については、賛成だが、1人の副市長が3つの自治区長を兼ねることに、住民合意が得られるのか。3人の副市長で行っていた業務を1人でできると判断したのか。自治区制度の検証がされていない。しっかりと検証して自治区の今後のあり方、副市長問題の考え方を整理すべきだと思うが、見解を聞く。
      • 答弁  副市長が1人でも対応可能と考えている。厳しい財政環境と大きく変化する経済情勢のもと、行政のスリム化と小さな市役所づくりを進めるための一環という考え方について、今後も丁寧に説明することが何よりも重要。できるだけ早期に3自治区で副市長問題や地域の諸課題について説明し、住民と話をする機会をつくりたい。
      • 質問  介護保険の認定基準の見直しによる、市の実態とかけ離れた判定について大変な事態という認識を持つなら、国にこの見直しの撤回を強く求めるべき。
      • 答弁  新たな認定基準による判定結果について、現在判定できる状況にはないため、当面は全国のデータを基礎としての検証・検討の結果を重視し、その後の国の動向を見据え対応していきたい。
      • その他質問項目=生活保護の老齢・母子加算廃止への対応等)

  • 代表質問-4

    会派みらい 田中 福一 議員

    • 赤十字病院改築への対応
      • 質問  北見赤十字病院は市庁舎敷地を活用し改築、市庁舎はまちきた大通ビルに移転することがベストの選択だと思うが、同病院の改築に当たっての市に対する要望について、どのように捉え、応えていくのか。
      • 答弁  地域医療の確保を最優先に考え、北見赤十字病院の意向を重視していきたい。市庁舎改築については、今後、市議会と位置、機能などについて、十分に協議・相談させてもらう。
      • 質問  北見赤十字病院の改築に、国の地域医療再生交付金を活用すべく対応を急ぐべき。スケジュールを示せ。
      • 答弁  都道府県が地域医療再生特例交付金により基金を造成し財政支援を行う制度であり、活用したい。道の地域医療再生計画への位置づけが必要。道は10月に同計画を国に提出する予定。道に積極的に働きかける。
      • 質問  国は本年度食料自給率向上に向けた水田フル活用元年と位置づけ、麦、大豆、飼料作物の生産拡大を進めるために水田等有効活用促進対策を実施する。追加経済対策では水田転作への追加的な支援策が講じられる。両対策の内容と市の取り組み状況を聞く。
      • 答弁  水田等有効活用促進対策では不作地への小麦や大豆などの作付拡大に助成、追加経済対策では助成金が上乗せされる。市では3つの地域協議会が申請を取りまとめるため、対象者の抽出に努めている。
      • 質問  農林水産省は昨年度から農の雇用事業を実施している。雇用環境の悪化、農業の深刻な担い手不足を踏まえ、同事業とともに担い手対策の積極的な活用・推進をすべき。市内での活用状況と農業担い手確保の施策について聞く。
      • 答弁  2つの農業法人が農の雇用事業を活用して新規就農予定者を採用し研修を行っている。農業振興会議が新規就農目的農業実習生受け入れ事業を実施しており、就農後も支援を行う体制となっている。また、農業生産法人化・コントラター化支援事業など、さまざまな対策を講じている。
      • その他質問項目=質問項目=副市長・自治区長の不在、農業振興計画の進捗状況等)

  • 代表質問-5 

    次代クラブ 田中 稔浩 議員

    • 契約制度の見直し
      • 質問  市の契約制度の予定価格の事前公表をやめるべきと考えるが、市長の考えを聞く。
      • 答弁  予定価格の公表時期と公正で透明性を確保したより良い入札制度について、入札制度検討委員会で道内他都市の状況等を参考にして迅速に検討していきたい。
      • 質問  最低制限価格制度の導入を進めるべきと思うが、見解を聞く。
      • 答弁  入札制度検討委員会で、迅速に一部導入など試行に向け検討し、取り組んでいきたい。
      • 質問  地域限定型一般競争入札制度の導入を図るべき。
      • 答弁  平成20年北見市公正入札調査委員会から地域限定型一般競争入札の導入を検討することが望ましいと意見具申を受けた。今後、早期に施行できるよう、同委員会で現行入札制度の検証や導入に向けた具体的な課題の整理に努め、慎重かつ迅速に検討していきたい。
      • 質問  介護保険料の負担軽減を図る、という市長公約は、現在、守られているのか、見解を聞く。
      • 答弁  第3期(平18~20年度)で介護給付費準備基金を取り崩して保険料を据え置いたことや国よる介護報酬の引き上げも重なり、第4期(平21~23年度)では保険料の上昇が見込まれた。このような状況の中で、第4期の保険料をできる限り軽減するため、残る基金を全て取り崩すとともに、低所得者に対する軽減を図るために所得段階別保険料をさらに細分化する多段階化の導入が必要と判断し、介護保険事業計画策定等委員会に示した。
      • 質問  市が率先して長寿命性低消費電力であるLED(発光ダイオード)照明を導入することは、市民への二酸化炭素排出削減の普及啓発になる。市庁舎をはじめ各公共施設へ早期に導入すべき。
      • 答弁  省エネルギー化と二酸化炭素の排出削減を図るために公共施設への試験的・段階的な導入に向けて、関係部署が連携して進めていきたい。
      • その他質問項目=北見赤十字病院と市庁舎の改築、都市再生、地域医療支援等)

  • 代表質問-6

    新生クラブ 小畑 紘司 議員

    • 地域医療の充実
      • 質問  市、議会、医師会は道に道立北見病院の存続と機能充実を要望したが、どのような見通しか。市の対処は。存続の気運を高めるため市民運動的な活動が望ましいと思うが、見解を聞く。
      • 答弁  知事から地域の循環器内科の拠点であり必要性を認識している、道としても知恵を出したいとの回答をもらった。道に粘り強く病院の機能確保や充実を要望していきたい。市民運動を先頭に立って進めていきたい。
      • 質問  市長はさきの定例会で副市長の削減に関連して、自治区を高め育てていく手法について地域の皆さんと時間をかけ検討したいと述べている。時間が経過しているが、どのように協議・検討したのか。今後の対応を聞く。
      • 答弁  各種イベントや会合などさまざまな機会に考えを理解してもらえるよう努めてきたが、さらなる理解を得るべき、専任の副市長を配置しない考えの3自治区での懇談の機会が必要と思い、早期に実施の準備を進めている。この機会を含め一定程度住民の理解をもらうことができたと判断した時点で直近の議会で副市長定数条例の改正を諮りたい。併せて現行制度をしっかり検証し、新たな望ましい制度として構築できるよう議論を深めたい。
      • 質問  大規模断水による市民への損害補償について、市長選の公約として、再検討する、応分の補償をしていきたいと表明したが、判断が先送りされている。どのように検証・検討され、先送りとしたのか聞く。
      • 答弁  さまざまな観点から検討を重ねているが、現時点では結論に至っていない。できる限り早期に考え方の整理を行い、議会や市民に報告したい。
      • 質問  市長選の立起に当たり掲げた68項目の公約にかかわる事業費を組み込んだ実施計画や中期財政計画の再構築を早期に行うべきと考えるが、見解を聞く。
      • 答弁  第2次実施計画に課題が整理された公約を盛り込み、5カ年間の財政見通し、収支不足への対処方策を来年2月中旬をめどに議会に示したい。
      • その他質問項目=ユビキタスタウン構想等)

 

3.一般質問(要旨)

  • 一般質問-1

    桜田 真人 議員(会派みらい)

    • 市庁舎敷地の譲渡
      • 質問  市長は本定例会の代表質問に北見赤十字病院の要望を踏まえ、現市庁舎敷地に病院が建てかえられるよう譲渡など早急に協議していくと答弁したが、全ての敷地を意味するのか。
      • 答弁  全体改築計画策定に支障をきたさないよう市庁舎の全敷地を計画検討上の対象場所として、病院に譲渡することなど、早急に協議を進めたい。
      • 質問  新たな財政健全化計画の策定に当たっては課題を先送りせず不退転の決意で収支不足の解消に努めるべき。平成29年まで毎年市職員の退職金が10億円を超える見込みだが、退職金制度の見直しの考えを聞く。
      • 答弁  新たな財政健全化計画策定に向け作業を進めている。収支バランスの取れた行政運営に努めたい。市単独で退職金制度を見直す予定はない。
      • 質問  本定例会で補正した国の学校ICT(情報通信技術)環境整備事業によって目標値を達成できるのか。スクールニューディール(耐震、エコ・ICT化推進)構想活用の考えを聞く。
      • 答弁  ICT環境基盤整備は大きく前進する。全教員にコンピューターが配置される見込み。教育環境充実のため積極的に取り組むことが大切。
      • その他質問項目=副市長選任、断水補償、プレミアム商品券、職員研修等)

  • 一般質問-2

    斉藤 恵美子 議員(公明党)

    • 女性のがん検診推進事業 
      • 質問  女性特有のがん検診推進事業にかかわる無料クーポン券の取り扱いと受診率を聞く。国の同事業継続に向けて積極的に対応するのか。
      • 答弁  無料クーポン券と検診手帳を配り個別受診方式で行う。平成20年度の受診率は子宮がん検診が8.9%、乳がん検診が10.6%。国の動向を見定めながら継続されるよう要請していきたい。
      • 質問  市の配偶者からの暴力防止及び被害者の支援に関する基本計画の推進についての取り組みを聞く。
      • 答弁  基本計画策定は市町村の努力義務であり、今後他都市の作成状況や法律改正などを見極めながら検討していきたい。
      • 質問  市長公約でもあるプレミアム商品券発行事業の遅れは残念。同商品券の趣旨、自治区への配慮、経済効果について聞く。
      • 答弁  低迷する消費経済の中、経済波及効果の呼び水にするため実施する。各自治区限定の使用など検討している。5億7,500万円の消費活動が地元で起きることに加え、各自治区の商店街などで協賛事業を計画していることから、その経済波及効果を期待している。
      • その他質問項目=学校施設の改善と耐震工事、農産物の付加価値を高める加工販売等)

  • 一般質問-3

    菊池 豪一 議員(日本共産党)

    • 義務教育の費用負担 
      • 質問  憲法で義務教育の無償が規定されているが、小中学校教育で必要とされる費用負担の考え方、公費と父母の負担状況について示せ。
      • 答弁  授業料以外、教科書、学習用品代まで無償とするものではない。公費と父母負担割合や額は把握できない。
      • 質問  さきの臨時市議会で問題となった、事前公表された予定価格を超える入札に対する見解と、調査の結果、何が分かったのか。予定価格以内で十分施行可能であると考えているのか。
      • 答弁  入札制度について早急に見直しを進めたい。見積内容等に差違が見受けられたため、今回は入札参加者に明確に伝わるよう閲覧資料に工夫を図った。適切に積算設定しており十分施工可能な価格と考えている。
      • 質問  福祉灯油券の使用期限の例外措置を検討できないのか。市長へ手紙まで書いて訴えた高齢者への対応で、市長の言う「市民の目線」でとの姿勢は生かされたのか。
      • 答弁  実施要綱で使用期限を年度末に定め、申請交付時の声かけや助成券へ記載など周知徹底を図った。種々の事情があったと思うが、特例として会計年度を超えての取り扱いは困難。
      • その他質問項目=学校給食未納対策、就学援助、奨学金支給枠の拡大等)

  • 一般質問-4

    鑓水 欽三 議員(新風)

    • 地場産業の振興 
      • 質問  農業情勢についての認識・見解と、それらをどのように政策公約や市政執行方針に反映させるのか。
      • 答弁  大変厳しい環境にあるが、本道農業の中で当地域の農業は大変に重要な位置づけにある。公約や市政執行方針では長期的な視点に立った基盤整備や次世代農業の確立などに力を注ぐ。
      • 質問  畑地かんがい事業導入では支援対策が大きな課題。参加意欲を喚起する意味でも早急に具体的な数値をもって支援策を示すぐらいの対応が必要。
      • 答弁  国営北見中央地区の事業費負担については農協による金利負担、軽減支援対策との連携を図りながら、国のガイドラインに基づく支援ほか、道営事業費負担に対するニューパワーアップ事業継続による軽減、維持管理運営経費の負担については農協などとも連携した軽減策の検討を進めている。
      • 質問  林業・林産業振興の具体的施策内容が示されていない。市の林業施策の柱をどこに置くのか。
      • 答弁  広域的機能や資源循環を図る経済林としてバランスの取れた施策対応に配慮しながら植栽や間伐などの施業や木材の利用促進、木材バイオマスの有効活用等の個別施策を展開したい。
      • その他質問項目=畑地かんがい事業の重要性認識・計画の進捗等)

  • 一般質問-5

    古田  繁 議員(新風)

    • 地場産木材の活用
      • 質問  公共施設への木材利用を今後どのように進めるのか。現在、地元の木材はあまり利用されていないが、道内市町村から注文が来ている。市は地元のことを考えていないと同じこと。
      • 答弁  木材の利活用は当地域の産業振興を図る上で大変重要。道の推進方針などを踏まえ庁内横断的検討委員会で推進方針を策定し地域材の利用促進を図る体制づくりに努めていきたい。
      • 質問  昨年の定例会で端野中の改築に地場産木材を利用すべきとの質問に、内装材や構造用集成材などの利用促進に取り組みたいと答えているが、鉄筋コンクリートで、木材は内装の一部と聞く。質問時にすでに決まっていたのか。
      • 答弁  木材の活用を反映すべく、内部協議してきたが、構造用集成材の採用まで至らなかった。平成20年度当初予算で設計委託業務を発注したが、その時点では詳細な工事費用は未決定。その後学校の要望などを精査し内装材の決定など詳細な工事費用が決まった。
      • 質問  文科省は学校施設などへの積極的な木材活用を指導しているが、今後どのような考えで建設を進めるのか。
      • 答弁  文科省の指導の意義を踏まえ木材利用に努めていきたい。

  • 一般質問-6

    伊藤 徳三郎 議員(新生クラブ)

    • 母子医療センターへの支援 
      • 質問  北見赤十字病院の総合周産期母子医療センターは大変重要な医療機能であり、その整備充実は極めて重要。市長の認識を聞く。国の補助を受けていないことや市民が多数利用している状況から施設工事への支援だけではなく、運営費そのものを支援すべき。
      • 答弁  非常に重要な医療設備。今後国の特別交付税措置や病院の経営・経営改善の状況など、さまざまな角度から検証した上で検討していきたい。
      • 質問  火災警報器は多くの世帯に設置すべきと思うが、今回提案されている住宅用火災警報器設置促進事業の対象世帯など実施内容について聞く。
      • 答弁  福祉施策として65歳以上の高齢者・障がい者の世帯等で、市民税が非課税の世帯を対象に火災警報器の購入・設置費を助成する。
      • 質問  老朽化が著しい常呂自治区の市営公衆浴場は、風呂のない住民の利用などから必要性を強く感じる。改修に向けた基本的な考え方を聞く。
      • 答弁  公衆浴場の確保は重要な課題。今後、改修などについては、利用状況の推移、収支状況を勘案しながら第2次実施計画への策定に向けて、具体的に検討を進めたい。
      • その他質問項目=自治体の公的病院への財政支援に対する新たな特別交付税措置等)

  • 一般質問-7

    鳥越 良孝 議員(会派きたみ)

    • 北見藤女子高校への支援
      • 質問  北見藤女子高校の本年度入学者は77人と激減した。定員割れが続けば廃校も考えられるとのこと。少子化で入学者増もなかなか難しい。市としてどのように支援するのか。
      • 答弁  北見市、網走管内になくてはならない高校。本年度開設された特進コース、学校適応指導教室に財政的な支援を行うこととした。学校、関係者の意見も聞きながら可能な限り支援していきたい。
      • 質問  北見市手をつなぐ育成会が市長に目の不自由な子どもや重症の心身障がい者も北見支援学校へ通学できるよう看護師配置、盲学校分教室の設置などを要望したが、対応について聞く。
      • 答弁  道に看護師の配置、盲学校分教室の設置を要望していきたい。網走管内としての取り組みも必要なので、これらを進めたい。
      • 質問  今年の小中学校の運動会はほとんどが雨で、多くは途中で終了した。土曜日に開催し、雨天の場合には日曜日に延期するなど開催日の見直しを考えられないか。
      • 答弁  校長会議でPTAとの連携を図りながら開催時期を検討するよう話したが再度各学校に促していきたい。
      • その他質問項目=公立高校の適正配置、エネルギー施策、予算編成等)

 

4.可決された主な議案、意見書

可決された主な議案

  • 一般会計補正 35億円の追加
    • 平成21年度一般会計補正予算
      •  約35億2,022万円の追加で、国の地域活性化・経済危機対策臨時交付金などを活用した事業を盛り込み、補正後の総額は643億1,222万円。
         主な事業は次の通り。
         衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査執行経費(5,224万円)、高齢者・障がい者に対するバス料金助成事業の全自治区の実施に係る経費(2,831万円)、共生型施設整備事業費補助金(3,000万円)、総合周産期母子医療センター運営費補助金(5,082円)、木質バイオマス利活用促進事業費(699万円)、オホーツク木育拠点づくり事業費(2,827万円)、地場産品モニタリング・販路開拓促進事業費(1,282万円)、住宅用火災警報器設置促進事業費(3,828万円)、産地競争力強化事業費(6億8,280万円)、プレミアム商品券発行事業費(8,400万円)、市営住宅改善事業費(3億1,097万円)、小学校整備事業費(2億3,280万円)、高栄小改修事業費(6億2,000万円)、中学校整備事業費(1億5,150万円)。
    • 工事請負契約の締結について
      •  夕陽ヶ丘通道路十号橋梁の下部工事及び橋梁上部の工場製作に係る工事請負契約の締結
         端野中学校の屋内運動場改築工事に係る工事請負契約の締結
    • 市職員定数条例の一部改正 
      •  地域医療対策や総合支所の体制強化、定員適正化計画に基づく事務事業の見直しによる、4月の職員配置の結果、市長部局の職員827人を809人とし、市職員の定数を1,124人から24人減の1,100人に変更するもの。
    • 人権擁護委員候補者の推薦 
      •  佐藤マサ子氏(再)、河端文雄氏(再)、水野  洋氏(新)

可決された意見書

  • 地方分権改革に当たり地域経済等に 配慮を求める意見書 
    • 地方分権改革の検討に当たっては、1.安全安心の公共サービスの質的・量的低下を招かないこと、2.地方のセーフティーネットの確立を図ること、3.国の直轄事業を維持し、国の機関は維持すること、4.事務・権限と財源を含めて制度設計を行うこと、5.雇用の安定・創出に関する機関等を充実させることを要望する。
  • 全国健康保険協会管掌健康保険の財源調整機能の拡充等を求める意見書
    • 1.協会けんぽの財源となる都道府県支部所要保険料の全国調整機能については、年齢構成及び所得水準に加え、医療サービスの偏在など被保険者の責任によらない要因も加味した制度とすること、2.地域医療の充実を図るとともに北海道が抱える医療問題を解決するために必要な努力をすることについて、適切な措置を講ずるよう強く要望する。
  • 地域医療確保と自治体病院充実のための予算の大幅増額等を求める意見書 
    • 住民の命と暮らしを守る自治体病院の役割をきちんと評価し、地域医療の中核的存在である自治体病院の安定的運営のための支援を強化することが重要。財政支援の予算を大幅に増額するよう強く要望する
  • 新型インフルエンザ対策の強化を求める意見書 
    • 新型インフルエンザの予防、拡大防止、保健・医療体制の整備強化など対策の強化に万全を尽くすよう要望する。
  • 所得税法第56条の廃止を求める意見書
    • 中小零細業者を支えている家族従業者の「働き分」(自家労賃)は、所得税法第56条により必要経費に認められていない。家族従業者の人権保障の基礎をつくるためにも同条の廃止を求める。

陳情の取り扱い

  •  第2回定例市議会では、平成20年陳情第7号街路灯維持費補助率の引上げ等についての陳情を採択と決定しました。同20年陳情第6号北見赤十字病院の移転用地についての陳情、陳情第3号北見市議会の常任委員会及び会派視察の在り方を求める陳情は閉会中継続審査、4月に提出された陳情第4号アクティブスポーツ練習場の設置を求める陳情書は、総務教育常任委員会に付託され、閉会中審査することとなりました。

議会人事

  • 都市再生整備特別委員会委員の辞任
    石澤 修議員、松谷隆一議員

特別委員会委員構成の変更

  • 都市再生整備特別委員会の委員定数を18人から16人に変更しました。

 

5.第3回臨時市議会

組織条例改正、端野中校舎工事請負契約など可決

  •   第3回臨時北見市議会が5月29日開かれ、北見市組織条例の一部改正議案を修正可決、工事請負契約の締結など9議案を原案通り可決・同意・承認し閉会しました。
     第1回定例会において組織条例審査特別委員会に付託され、閉会中継続審査されていた市組織条例の一部改正議案は、農林水産商工部を農林水産部と経済部に分割するものでしたが、経済部の名称が商工観光部に修正可決されました。
     工事請負契約の議案は、相内公共施設複合化B棟新築工事、端野中学校校舎改築工事1工区、同2工区の3件。端野中学校改築工事契約の2議案に関連して、それぞれ落札率が99%を超えたこと、同中学校屋内運動場の改築工事の入札が不成立となったことなどに関して、6議員が理事者の見解をただしました。
     市特別職の職員の給与に関する条例等の改正議案、議員提案による市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例改正議案は、市職員、特別職、議員の6月期末(勤勉)手当を0.2カ月分支給凍結するもの。固定資産評価員の選任は、市の人事異動に伴うもの(出耒田眞氏 新任)。

 

6.議会日誌、常任委員会視察報告、お知らせ

議会日誌

  • 総務教育常任委員会
    • 6月16日
      • ・国の第1次補正予算について
        ・定額給付金について
    • 7月14日
      • ・付託議案審査7件
        ・勤務時間について
    • 7月16日
      • ・付託議案の委員会報告
         
  • 福祉民生常任委員会
    • 5月20日
      • ・ワッカ自然環境保全宣言について
        ・新型インフルエンザについて
        ・合併調整事務に係る保育料の統一について
        ・北見市医療問題協議会の経過について
        ・地域医療対策室の設置について
        ・総合周産期母子医療センター及び新生児特定集中治療室への支援に関する要望について
        ・付託陳情審査(北見赤十字病院の移転用地についての陳情)
        ・市内公共施設の視察について
    • 6月10日
      • ・高齢者・障がい者バス料金助成事業の拡大について
        ・出産育児一時金の改正について
        ・合併事務事業項目について
    • 6月18日
      • ・地域医療対策室の設置について
        ・北見市の救急医療体制の提言について
        ・付託陳情審査(北見赤十字病院の移転用地についての陳情)
    • 7月14日
      • ・付託議案審査12件
        ・晋州市公式訪問団の受入れについて
        ・北見市・エリザベス市姉妹都市提携40周年記念事業について
        ・住民協働組織実践モデル事業の実施結果について
        ・核兵器廃絶平和都市宣言について
        ・(仮称)北見市犯罪・暴力及び交通事故のない安全な地域づくり条例について
        ・地域密着型介護老人福祉施設(小規模特別養護老人ホーム)の整備について
        ・女性特有のがん検診推進事業について
        ・制度改正に伴う北見市高等技能訓練促進費等事業の拡充について
        ・付託陳情審査(北見赤十字病院の移転用地についての陳情)
    • 7月16日
      • ・付託議案の委員会報告
    • 7月30日
      • ・付託議案審査1件
        ・付託陳情審査(北見赤十字病院の移転用地についての陳情)
         
  • 産業経済常任委員会
    • 5月19日
      • ・北見競馬場用地の一部貸付について
        ・農林漁業に関する宣言について
        ・ふるさと雇用再生特別対策事業について
    • 6月10日
      • ・農林水産部の組織機構について
        ・農作物の生育状況等について
        ・商工観光部の組織機構について
        ・プレミアム商品券発行事業について
    • 7月3日
      • ・付託議案の委員会報告
    • 7月15日
      • ・付託議案審査5件
        ・6月26日降雹等による被害について
        ・畑地かんがい事業の推進について
        ・商工観光部所管事項について
        ・合併事務事業項目について(農業委員会事務局)
    • 7月16日
      • ・付託議案の委員会報告
         
  • 建設企業常任委員会
    • 5月11日 
      • ・北見市公営住宅等長寿命化計画について長期優良住宅法に基づく計画の認定について
        ・市道の認定について
        ・広郷浄水場滞水池、配水池の供用開始について
        ・市内公共施設の視察について
    • 7月15日 
      • ・付託議案審査6件
        ・付託陳情審査(街路灯維持費補助率の引上げ等についての陳情)
    • 7月16日
      • ・付託議案の委員会報告
        ・付託陳情審査(街路灯維持費補助率の引上げ等についての陳情)の委員会報告
    • 8月3日
      • ・地域交流案内標識整備事業について
        ・都市計画マスタープランについて
        ・天日乾燥ろ床について
        ・送水管複数化事業について
        ・上下水道料金に係る隔月検針及び隔月徴収について
         
  • 都市再生整備特別委員会
    • 6月11日 
      • ・所管事項について
    • 6月25日 
      • ・所管事項について
    • 6月26日 
      • ・所管事項について
         
  • 議会運営委員会
       5月25・29日   
       6月15・18・25・26・29・30日  
       7月1・2・3・8・13・16日
     
  • 議会改革等推進協議会
    • 6月18日 
      • ・継続協議項目について
        ・各会派からの提出項目について 

 

常任委員会視察報告(日程、場所、調査事項)

  • 建設企業常任委員会
    • 5月18日(月)~5月21日(木)
      【大阪府大阪市】  ◇舞洲スラッジセンター   [下水汚泥処理技術(溶解処理)・下水汚泥の有効活用について]
      【大阪府大阪市】  ◇柴島浄水場        [高度浄水処理・太陽光発電施設について]
      【佐賀県佐賀市】  [公営住宅の指定管理者制度について]

 

全国市議会議長会定期総会

  • 沢合議長が「地方医療体制の充実確保について」提案説明

    •  本年度の全国市議会議長会定期総会において、同議長会北海道部会を代表し、沢合正行議長が昨年に引き続き「地方医療体制の充実確保について」の提案説明を行いました。
       平成21年度全国市議会議長会の定期総会が5月27日東京の日比谷公会堂で開催され、沢合議長が下記の理由を述べ「地方都市における医療体制充実確保の問題は、地方に住む者にとりましては生活を営み、維持していく上の根幹に関わる喫緊の課題であり、早急に施策を講じるよう強く要望する」とし、4つの具体的施策を求めました。
       提案議案については、総会において採択され、同議長会社会文教委員会へ付託となり、国に対し要望実現に向け取り組むこととなりました。 

 現在、国においては、「緊急医師確保対策」に取り組み、医学部の定員増を図るなどの対策を講じていただいているが、依然として地方における医師不足の問題は続いている状況にある。
 地域医療は、子どもを生み育て、生活する者の命を守り、高齢者の健康保持など、住民にとって、なくてはならない必要不可欠の社会基盤であり、医師不足等による地域医療環境の悪化は、住民の命と生活を守るという地方自治体の基盤を根底から揺るがすもので、極めて深刻な事態となっている。
 医師確保の問題は、個々の自治体で解決することは、極めて困難であり、国において地域医療体制の立て直しをはじめ、医師、看護師など医療従事者の安定的確保に向けた施策を早急に講じていただくよう、強く要望するものである。
 

 1. 地方における医師不足の解消を図るため、医師派遣体制の構築と医師の長期的安定的な確保を図るための施策を講じること。
 2. 地方において、地域住民がいつでも、どこでも医療機関にかかり(1次医療から3次医療までの)必要な医療を受けることができるよう、責任ある施策を講じること。
 3. 地方都市に所在する公立病院等の経営基盤安定のための財源支援の充実強化を図ること。
 4. 医療従事者の絶対数不足の解消を図るため、医師・看護師などの養成・確保のため必要な財源措置を講じるなど充実強化を図ること。

会派構成 (7月13日 現在)

会派名 議員氏名
新風 鑓水欽三 坂森嘉信 鈴木史郎 佐藤輝昭 河野敏博 古田 繁 松平樹人 鷲見芳雄
会派みらい 宮沢祐一郎 片桐益夫 田中福一 高橋克博 真柳正裕 中崎孝俊  桜田真人
市民・連合クラブ 金子泰憲  仁部敏雄 飯田修司 菅野勝美 小川清人 表 宏樹
新生クラブ 小畑紘司 堀川繼雄 金田正信 石澤 修 伊藤徳三郎 沢合正行
諸派(日本共産党) 菊池豪一 熊谷 裕
諸派(公明党) 高畑譲明 斉藤恵美子
諸派(会派きたみ) 鳥越良孝
諸派(新党大地) 森部浩司
諸派(会派しみん) 槇森正敏
諸派(次代クラブ) 田中稔浩
諸派(正道) 松谷隆一

 

  • 次回(第3回)定例会の予定

9月10日 本会議(提案説明)
9月16日 本会議(代表質問・一般質問)
9月17日 本会議(代表質問・一般質問)
9月18日 本会議(代表質問・一般質問)
9月24日 常任委員会
9月25日 常任委員会
9月29日 本会議
9月30日 決算審査特別委員会
10月1日 決算審査特別委員会
10月2日 決算審査特別委員会
10月5日 本会議

 
※日程は変更になることもあります。詳しくは議会事務局(TEL 0157-25-1185)にお問い合わせください。
 皆様の傍聴をお待ちしています。

 

  • 市議会広報
     各種広報をご利用ください
     ■市議会ホームページ 
      市議会ホームページには、議会日程、会議録(検索システム)、データライブラリー、傍聴等の案内、請願・陳情の仕方などを掲載しています。
     会議録検索システムでは、定例会と臨時会の本会議の内容を検索できます。
     ■モニター中継
      定例会の本会議と委員会(第1委員会室)の模様を本庁、市議会ロビー、各総合支所で、モニター中継しています。
     ■議会だよりテープ
      北見市朗読赤十字奉仕団のご好意により「きたみ市議会だより」の内容を録音したカセットテープを目の不自由な方に貸し出しています。市議会事務局のほか、市立中央図書館に置いています。

お問い合わせ

議会事務局
議事課
電話:0157-25-1185
ファクシミリ:0157-23-7141