「ところ遺跡の森」便り

2017年7月1日

 「ところ遺跡の森」便りは北見市常呂自治区内で市報に折込で配布されている社会教育情報内に毎号掲載しているものです。
 イベント案内をはじめ、考古・自然など「ところ遺跡の森」に関連する情報を毎月お届けしています。
 (毎月初め更新予定。ここに掲載したものは、写真・文章は当初掲載時のものから一部変更している場合があります。)

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2017年7月号

○ところ遺跡の森 住居跡のくぼみについて

ところ遺跡の森では、史跡整備事業として擦文の村にある復元竪穴住居の再建が行われています。その周囲には四角形のくぼみがありますが、これが約1,000年前の家の跡です。

竪穴住居は地面を掘りくぼめて建てるため、時代によって円形や四角形などの窪みとして現在でも地表からその痕跡を確認することができます。北海道では気候や樹種の関係から数千年前の家の跡も埋まりきらないことがあるのです。

また、堀くぼめた場所は固く締まった粘土層まで達しているため、写真のように雨水や雪解け水が溜まることもしばしばあります(写真の白線内が溜まった雨水)。

ある意味人口の溜め池となる竪穴の窪みですが、竪穴内は周囲と異なる環境になるため樹木が根を伸ばしにくかったり、草花も成長する種類が制限されたり、竪穴内が一つの食物連鎖を形づくります。

雨が降った後は竪穴の窪みを見てみると新しい発見があるかもしれません。

ふっくら7月号

 

 

 

 

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ところ遺跡の森

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