「ところ遺跡の森」便り

2019年4月1日

 

 

 「ところ遺跡の森」便りは北見市常呂自治区内で市報に折込で配布されている社会教育情報内に毎号掲載しているものです。
 イベント案内をはじめ、考古・自然など「ところ遺跡の森」に関連する情報を毎月お届けしています。
 (毎月初め更新予定。ここに掲載したものは、写真・文章は当初掲載時のものから一部変更している場合があります。)

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2019年 4月号 浜辺の窪みと砂丘

 常呂で窪みと聞いたらピンとくる方はすぐに竪穴住居が思い浮かぶかもしれません。では、下の写真の窪みは何かわかりますか?

 右上にオホーツク海が見切れていることから浜辺の写真で、海岸線に沿うようにポコポコと穴が続いているのがわかるでしょうか。1つの穴は直径1mくらいと小さく竪穴住居ではないことがわかります。

 これは流氷の一部が浜辺に打ち上げられ、潮汐によってたまった砂と海水が流氷のヒビなどを広げ丸く削り、最後に丸い流氷塊が溶けることで丸い窪みになったものです。

 タネがわかれば単なる季節の風景の一部ですが、短い期間に破片とはいえ流氷を飲み込むほどの砂が波によって運ばれているのです。

 史跡常呂遺跡の大部分を形成する砂丘もこうした自然現象により形づくられていることを考えると自然の力強さに圧倒されますね。

常呂ビーチ

 

 

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