「ところ遺跡の森」便り

2018年4月1日

 

 

 「ところ遺跡の森」便りは北見市常呂自治区内で市報に折込で配布されている社会教育情報内に毎号掲載しているものです。
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 (毎月初め更新予定。ここに掲載したものは、写真・文章は当初掲載時のものから一部変更している場合があります。)

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2018年 4月号

○続縄文時代のお墓のお話し(常呂川河口遺跡ピット700出土資料)

みなさんは続縄文時代(約2,000年前)という時代を聞いたことはあるでしょうか。

本州では弥生時代・古墳時代と同じ頃に、主に北海道を中心にみられる縄文文化の生活スタイルなどを続けたため続縄文時代あるいは文化としています。

では、本州と関わりがなかったかというと、そうではありません。下の写真のガラス玉は常呂川河口遺跡のピット700という続縄文時代のお墓からみつかりました。

この時代のガラス玉は主に輸入したものか本州で作られたものに限られます。また、お墓からは後北(こうほく)C2D(シーツーディー)式土器という、

主に道央で使われていた土器と一緒に納められていました。ほかに同時期のお墓から鉄製品がみつかっています。

この頃の続縄文時代の人たちは、直接かどうかは不明ですが交易や交流によって手に入れた珍しいものをお墓にいれていたと考えられます。

 

700ガラス玉常呂川河口遺跡ピット700出土ガラス玉

 

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