地震対策

2017年4月14日

地震対策

地震の基礎知識

プレート運動が地震を起こす

私たちが暮らしている大地は、地球表層の壮大な運動によって少しずつ形作られてきたものです。

地球の表面は、厚さ数km〜数10kmの巨大なプレート(岩盤)に覆われています。

プレートはいくつかに分かれていますが、少しずつ違う方向に動いているため、相互にぶつかって山をつくったり、重いプレートが軽いプレートの下に沈み込んだり、お互いにすれ違ったりしています。

このため、長い年月のうちに、プレートの境界やプレート内部では、押し合いや引っ張り合いによって耐え切れなくなった岩盤が崩壊しています。

この急速な岩盤の崩壊が地震の正体です。そして破壊によってずれた岩盤の割れ目が「断層」です。地震は、山地や丘陵、平野といった私たちの生きる台地が形作られる、まさにその動きの現れなのです。

プレートの境界では、大規模な地震が繰り返されています。

たとえば海溝や海底トラフといったプレートの境界の周辺では、数十年〜百年程度の間隔でマグニチュード8を越えるような巨大な地震が起きています。1952年や1968年の十勝沖地震がこのプレート境界型の地震です。

いっぽう、プレート内部でも地震は起きています。

1995年の阪神淡路大震災をもたらした兵庫県南部地震や2000年10月の鳥取県西部地震は、記憶に新しいでしょう。

内陸の大きな地震は、千年〜万年単位という長い間隔で発生すると考えられています。

こういった内陸型の地震は規模がプレート境界型ほど大きくなくとも、私たちの足元近くで起こるためにしばしば大災害をもたらしてきました。

北海道立地質研究所 平成13年3月発行 「北海道の活断層」より引用)

 

北海道の活断層

北海道でほぼ確実に存在すると考えられている活断層は約60断層です。

活断層の可能性のある地形はこの数の何倍にものぼります。

このうち古文書など過去に活動したことが判っているものは、ありません。

ほとんどの活断層は、いつごろ、どの程度の大きさの地震を起こして活動したのか、はっきりしていません。

ただし、断層が作る地形から、その断層が平均して千年あたりどのくらいずれるのか、といったことはある程度推定されます。

そういった推定からみると、道内の陸上の活断層は、千年あたり1mをこえるずれを示すような活動的な活断層はごくわずかで、大部分は千年あたり10cmやcm単位の比較的活動性の小さな断層が多いといわれています。

北海道立地質研究所 平成13年3月発行 「北海道の活断層」より引用)

 

【北海道東部地域の地形と活断層】

北海道東部地域の地形と活断層
日本の地震活動〈追補版〉総理府地震調査研究推進本部地震調査委員会編より
活断層(確実度) 活断層(確実度) 火山
 
地震の揺れと被害想定
震度0 人は揺れを感じない。 震度5弱 家具の移動や、食器が落ちたり、窓ガラスが割れることがある。
震度1 屋内にいる人の一部がわずかな揺れを感じる。 震度5強 タンスなど重い家具や、外では自動販売機が倒れることがある。 自動車の運転は困難。
震度2 屋内にいる人の多くが揺れを感じる。つり下がっている電灯などがわずかに揺れる。 震度6弱 立っていることが難しい。
壁のタイルや窓ガラスが壊れ、ドアが開かなくなる。
震度3 屋内にいるほとんどの人が揺れを感じ、棚の食器が音を立てることがある。 震度6強 立っていられず、はわないと動くことができない。
重い家具のほとんどが倒れ、戸がはずれて飛ぶ。
震度4 眠っている人のほとんどが目を覚ます。
部屋の不安定な置物が揺れる。
震度7

自分の意志で行動できない。
大きな地割れや地すべり、山崩れが発生する。

 

地震発生時の行動

 

地震発生
まず、自分の身を守る 机の下などへ
火の始末 ガスの元栓、ストーブの消火
脱出口の確保 ドアや窓を開ける(落下物に注意!)

 

揺れがおさまったら
出火の確認 もし火が出たら落ち着いて消火
家族の確認 家具の下敷きになっていないか
足元の安全 ガラスの破片が散乱、靴を履く
隣近所に声をかける 行方不明者・けが人はいないか
災害弱者を優先に 救出、救護は協力して
漏電などによる出火防止 電気ブレーカーを切る
ラジオなどで正しい情報を  

 

避難時には
避難する前にもう一度確認 火の元、電気ブレーカーを確かめる
家族には連絡メモを残す 避難先や安否を伝える
車での避難は厳禁 徒歩で避難する

 

地震の備え

 

家具の転倒防止
食器棚 L字金具などで壁と固定し、棚板には食器が滑らないようにふきんなどを敷いておく。
重い食器は下のほうへ収納する。
照明器具 吊り下げ型の照明器具は鎖で天井と3箇所以上止める。
蛍光管は両端を耐熱テープで止めておく。
テレビ できるだけ低い位置に固定しておき、上に水槽などは置かない。
タンス、本棚 タンスや本棚の天板と天井との間に支え棒などで固定する。
本棚は重い物を下におく。

 

安全対策
安全なスペース 万が一家具などが倒れても安全な空間を確保する。
寝室の安全 就寝中に地震に襲われると危険。
子供や高齢者、病人は逃げ遅れる可能性がありますので、寝室にはできる限り家具を置かない。
安全な避難 玄関などの出入り口までの通路に倒れやすいものを置かない。
ガラスの飛散防止 イザという時に備えて窓ガラスに飛散防止用フィルムを貼っておく。
また、食器棚の戸のガラスにも飛散防止用フィルムを貼っておく。

 

 

お問い合わせ

防災危機管理課
防災係
電話:0157-25-1171
ファクシミリ:0157-25-6932