北見市浄化センター

2017年1月13日

 
北見市浄化センター

 北見自治区では昭和37年に公共下水道に着手し、昭和38年から供用を開始しました。下水道普及率は97%に達しており、汚水の処理は北見市浄化センターにおいて標準活性汚泥法により行っています。

 北見市浄化センターの現有処理能力は1日当たり69,700立方メートルであり、1日平均約50,000立方メートルの下水を処理しています。

 また、下水汚泥の処理段階で発生する消化ガスをマイクロガスタービンの発電用燃料として利用しており、発電の際の排熱は暖房・給湯の熱源として有効利用しています。

 このように、当センターでは従来からの下水道の目的である雨水及び汚水の排除、公共用水域の水質保全、トイレの水洗化等を図るための整備はもちろんのこと、環境に対する社会の関心や、より豊かな生活環境の形成への人々の要求が高まっていることを考慮し、限りある資源を有効に利用し、環境に対する負荷を小さくできるような事業にも取り組んでいます。

下水処理の流れ

 当センターでは下の絵のように下水を処理しています。

 

 下水処理の流れ

水の浄化の状況

【沈砂池】 【反応タンク】 【最終沈殿池】  
流入水 活性汚泥 活性汚泥(沈殿後) 放流水
流入水(沈砂池の水) 反応タンクの水 最終沈殿池の水 放流水

 

(1)沈砂池

沈砂池

 流入した下水中に含まれている大きなゴミや土砂類を取り除き、ポンプの詰まりや摩耗を防ぎます。
 

(2)最初沈殿池

最初沈殿池

 下水をゆっくり流して(約1時間)、沈砂池では沈まなかったゴミや土砂類を沈殿させ除去します。

 沈殿させたゴミ(汚泥)は重力濃縮タンクに送られます。

(3)反応タンク

反応タンク

 最初沈殿池で沈殿処理された下水に活性汚泥(好気性の微生物を多量に含んだ泥)を混合し、エアレーションする(空気を送り込む)と微生物は水に溶けた酸素で呼吸し、下水中の有機物を吸収分解しながら増殖し炭酸ガスなどを出して沈みやすくなります。
 反応タンク内のエアレーション時間は8時間から10時間程度です。

活性汚泥中の微生物

 活性汚泥中には、さまざまな微生物が多数存在しています。最初沈殿池で除去できなかったゴミや汚れは微生物によって吸収分解されます。微生物は多種類存在しますが、下水処理に関する微生物は約200種類で、特によく出現するのは50種類程度です。

(4)最終沈殿池

最終沈殿池

 反応タンクで微生物処理された下水をゆっくり流す(約4時間)と、微生物を多量に含んだ活性汚泥は沈み上澄水はきれいになります。沈殿した活性汚泥は再び反応タンクに戻し(返送汚泥)、余った活性汚泥(余剰汚泥)は機械濃縮機に送ります。

(5)消毒設備

消毒設備

 最終沈殿池で処理された水は、まだ大腸菌やその他の細菌類が含まれているため、次亜塩素酸ナトリウムという塩素系の薬剤で消毒します。

 浄化センターでは入ってきた下水を約13~15時間かけて処理し、常呂川に放流しています。

お問い合わせ

上下水道局浄化センター
電話:0157-25-8531
ファクシミリ:0157-25-8534