留辺蘂町下水道管理センター

2017年7月12日

留辺蘂自治区

 留辺蘂自治区は、西・南・北を山脈に囲まれ、細長く開けた地区です。

 全国随一のスケールを誇るエゾムラサキツツジ群落や「おんねゆ温泉」の道の駅には、世界一のハト時計・全国でも珍しい淡水魚の水族館などの観光スポットを有し、年間約80万人の観光客が訪れる道東地区有数の観光地です。

 

 留辺蘂町下水道管理センター

留辺蘂町下水道管理センター

 留辺蘂処理区の下水道は、(旧)留辺蘂町公共下水道として昭和54年に着手し、平成元年に供用を開始しました。

 下水排除方式は汚水と雨水を分けて集水する分流式で、汚水は留辺蘂町下水道管理センターにおいてオキシデーションディッチ法により処理され、処理された水は無加川に放流しています。

 留辺蘂町下水道管理センターの現有処理能力は1日当たり3,200立方メートルであり、1日平均約2,500立方メートルの下水を処理しています。

 また、汚泥処理については、重力濃縮・機械脱水処理をした後、農地還元し、資源の有効活用を図っています。

ローター室

ローター室  流入した下水中に含まれている大きなゴミや土砂類を沈砂池で取り除いた後、オキシデーションディッチと呼ばれる長円形の水路へ送り、活性汚泥(好気性微生物を多量に含んだ泥)と混合し、エアレーションする(空気を送り込む)と微生物は水に溶けた酸素で呼吸し、下水中の有機物を吸収分解しながら増殖し沈みやすくなります。

最終沈殿池

最終沈殿池  オキシデーションディッチで微生物処理された下水をゆっくり流すと、微生物を多量に含んだ活性汚泥は沈み、上澄水はきれいになります。沈殿した活性汚泥は再びオキシデーションディッチに戻し、余った活性汚泥(余剰汚泥)は濃縮タンクへ送ります。

 最終沈殿池で処理された水は、まだ大腸菌やその他の細菌類を含んでいるため、次亜塩素酸カルシウムという塩素系の薬剤で消毒します。

 留辺蘂町下水道管理センターでは、入ってきた下水を約24時間かけて処理し、無加川に放流しています。

汚泥脱水機

汚泥脱水機  濃縮タンクで濃縮された余剰汚泥は、汚泥貯留槽に一時貯留した後、遠心脱水機により水分を減らし固形状にして、場外へ搬出します。

 

処理水量

 下水処理水量の推移は以下のとおりです。

 

  • 処理水量の経年推移
年度

総処理水量

(立方メートル/年)

日平均処理水量

(立方メートル/日)

17 886,935 2,430
18 970,062 2,658
19 953,295 2,605
20 937,104 2,567
21 993,403 2,722
22 966,217 2,647
23 907,524 2,480
24 1,003,133 2,748
25 905,873 2,482
26 881,670 2,416
27 840,323 2,296
28 805,493 2,207

年度別年間総処理水量(留辺蘂町下水道管理センター)

 

  • 平成28年度処理水量

総処理水量

(立方メートル/月)

日平均処理水量

(立方メートル/日)

4 97,286 3,243
5 72,157 2,328
6 72,000 2,400
7 75,328 2,430
8 94,427 3,046
9 91,162 3,039
10 57,448 1,853
11 55,360 1,845
12 49,884 1,609
1 43,508 1,403
2 40,150 1,434
3 56,783 1,832
合計 805,493 -
平均 67,124 2,207
平成28年度月間総処理水量(留辺蘂町下水道管理センター)

 

放流水質

 平成28年度の放流水質分析結果は以下のとおりです。

 放流水の水質基準は遵守されています。

 

  • 平成28年度放流水質分析結果
項目 基準 分析結果(年間平均値)
pH 5.8 以上 8.6 以下 6.9
BOD 15 mg/L 以下 3.4
SS 40 mg/L 以下 1.4
大腸菌群数 3,000 個/mL 以下 1

※基準は下水道法第8条及び下水道法施行令第6条第1項に規定する放流水の水質の技術上の基準より。

 

項目 許容限度 1回目分析結果(8月) 2回目分析結果(11月)
カドミウム及びその化合物 0.03 mg/L 以下 不検出 不検出
シアン化合物 1 mg/L 以下 不検出 不検出
有機燐化合物 1 mg/L 以下 不検出 不検出
鉛及びその化合物 0.1 mg/L 以下 不検出 不検出
六価クロム化合物 0.5 mg/L 以下 不検出 不検出
砒素及びその化合物 0.1 mg/L 以下 不検出 不検出
水銀及びアルキル水銀その他の水銀化合物 0.005 mg/L 以下 不検出 不検出
アルキル水銀化合物 検出されないこと 不検出 不検出
ポリ塩化ビフェニル 0.003 mg/L 以下 不検出 不検出
トリクロロエチレン 0.1 mg/L 以下 不検出 不検出
テトラクロロエチレン 0.1 mg/L 以下 不検出 不検出
ジクロロメタン 0.2 mg/L 以下 不検出 不検出
四塩化炭素 0.02 mg/L 以下 不検出 不検出
1,2-ジクロロエタン 0.04 mg/L 以下 不検出 不検出
1,1-ジクロロエチレン 1 mg/L 以下 不検出 不検出
シス-1,2-ジクロロエチレン 0.4 mg/L 以下 不検出 不検出
1,1,1-トリクロロエタン 3 mg/L 以下 不検出 不検出
1,1,2-トリクロロエタン 0.06 mg/L 以下 不検出 不検出
1,3-ジクロロプロペン 0.02 mg/L 以下 不検出 不検出
チウラム 0.06 mg/L 以下 不検出 不検出
シマジン 0.03 mg/L 以下 不検出 不検出
チオベンカルブ 0.2 mg/L 以下 不検出 不検出
ベンゼン 0.1 mg/L 以下 不検出 不検出
セレン及びその化合物 0.1 mg/L 以下 不検出 不検出
ほう素及びその化合物 10 mg/L 以下 0.1 0.1
ふっ素及びその化合物 8 mg/L 以下 0.13 0.32
1,4-ジオキサン 0.5 mg/L 以下 不検出 不検出
フェノール類 5 mg/L 以下 0.05 不検出
銅含有量 3 mg/L 以下 0.01 0.01
亜鉛含有量 2 mg/L 以下 0.03 0.03
溶解性鉄含有量 10 mg/L 以下 0.02 0.04
溶解性マンガン含有量 10 mg/L 以下 不検出 0.05
クロム含有量 2 mg/L 以下 不検出 不検出

※許容限度は排水基準を定める省令の別表第一、第二に掲げるもの。

 

お問い合わせ

 留辺蘂上下水道課

 電話:0157-42-2482  ファクシミリ:0157-42-2500  E-Mail:ru.kensetsu@city.kitami.lg.jp