第73回きたみ市民芸術祭「文芸大会」 結果発表

2020年9月10日

第73回 きたみ市民芸術祭

「川柳大会」「短歌大会」「俳句大会」
 

 

川柳大会

作品募集:7月1日(水曜日)~7月22日(水曜日)

互選期間:8月3日(月曜日)~8月14日(金曜日)

応募総数:50作品

川柳大会結果

順位 氏名 作品
天位 蓑口 一鶴 紅葉散る滅びゆく美を舞いながら
風の頬ずりひと踏ん張りの鍬を振る
地位 鳥井 茂子 修羅いくつ老の姿を磨きつつ
空想を描くわたしの旅つづく
人位 高橋 伊理 色少し買い足す織りなすハーモニー
いい笑顔だからあなたの列に入る(高点句)
秀逸 嶺岸 柳舟 盆踊りおどる手足が笑いだす
大空に父母のおもかげ遠花火
山本 容子 叱って褒めて育くむ母の慈愛の灯
私で良ければ小さな掌だけれど
辻 敬子 一本の釘が妥協を許さない
初夏の椅子晴れぬ時間を溜める日日
佳作 今野 つよし 正直に生きた鏡に父の笑み
足と腰元気で歩くいい話
辻 晩穂 コロナ禍のなかで心音伝わらず
北に棲む男に千の風がある
大山 八重子 身にまとう花野の風と生きる知恵
幸あれと花の吐息をくぐり抜け
寺山 正子 青空の稲穂が実っている平和
新薬へ生きる望みの光出る

 

短歌大会

作品募集:7月6日(月曜日)~7月27日(月曜日)

互選期間:8月4日(火曜日)~8月14日(金曜日)

応募総数:21作品

短歌大会結果

順位 氏名 作品
天位 林田 秀子 不揃いの針目愛おしリウマチの義姉より届く手作りマスク
地位 田中 英介 何時だつて我より一歩先を行く黄泉への草鞋友は履きたり
人位 寺沢 武男 過ぎゆきの九十年の居間ぬくし「長生きしたね」妻はささやく
林 ゆり子 呑みこみし言葉が今日は多すぎて夕餉の箸を早々と置く
秀逸 佐藤 ひとみ 杏の実落つる音きく文月の母の命日近づきくるや
佳作 松岡 美雨 あぢさゐは水の器か海霧まとひ翡翠色せし花房を抱く
亀ヶ岡 潤子 完熟のトマト貰いし腕ふるう赤いっぱいに並ぶ食卓
森弓 わたり レコードが擦りきれるまでカセットが擦りきれるまで青春でした

 

 

俳句大会

作品募集:7月13日(月曜日)~8月3日(月曜日)

互選期間:8月17日(月曜日)~8月28日(金曜日)

応募総数:102作品

俳句大会結果

順位 氏名 作品
天位 加藤 眞 校舎なき校歌の山や天高し
八月や生きて帰りし叔父の黙
地位 根本 淳子 この村に生まれて老いぬ日焼顔 (高点句賞)
空っぽの母の座椅子や遠蛙
人位 真壁 静江 垣間見る街の素顔や夕立あと
校庭は子等ゐてこそや日輪草
秀逸 田川 君代 自販機の一つが点り雨月かな
月山は雲の奥なり山あざみ
笠井 操 盆踊裾の波柄立たせ来る
橋梁の未完のままに終戦忌
山崎 北郎 海霧深し奥に野太き浜なまり
日は西に蛇籠の中へ源五郎
佳作 内藤 珠苑 オホーツクのブルーはいずこ海霧の日々
歳重ね学び果なし萩の波
東地 恵女 水鉄砲ママと呼ばれて的となり
慈雨の音に草木や花も小躍りす
山崎 肆子 青鷺の一瞬に賭け待つ時間
吹かれては水玉踊る蓮の葉
藤沢 直美 目の前のコンビニ遠き大夕立
じり深き遺跡の森に迷ひ込み

 

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