その他の公害等

2005年9月20日

悪臭

 悪臭は、騒音や振動と同様に人の感覚に直接刺激をあたえ、しかも微量でも感知されることから快適な生活環境を損なうものとして問題視されています。
 また、市民の生活環境の質的向上に対する欲求度が高まり、これまでやむを得ないものとして耐えてきた臭いを悪臭として感じるようになってきたことがあります。

 北見市では、市街地の広がりとともに農畜産系に起因するものが問題となっています。

悪臭防止の施策

 悪臭防止法では、当初アンモニア等の8物質について規制されていましたが平成2年から主に畜舎から発生するノルマル酪酸等4物質が新たに追加指定され、さらに平成5年に塗装工程から発生するプロピオンアルデヒド等10物質が追加されて現在22物質が悪臭物質として規制されています。 旧北見市では、市民の快適な生活環境を保全するため、昭和55年3月25日に悪臭防止法に基づく「地域指定」を受け同年4月1日から同法の適用を受けています。その後、平成6年3月の北見都市計画区域の変更に伴い、規制地域等を見直し、平成7年5月10日から新しい規制が施行されました。 規制基準は、旧北見都市計画区域全域を最も厳しいA区域とし、拡大された新しい北見都市計画区域をB区域として、その規制地域内において濃度規制が取られています。なお、留辺蘂自治区は昭和60年3月28日、端野自治区は昭和63年3月10日に悪臭防止法に基づく「地域指定」を受け、留辺蘂自治区は昭和60年5月1日、端野自治区は昭和63年4月1日から同法の適用を受けています。
  また、市内の主な臭気発生源とされる浄化センター(下水道終末処理施設)、製糖工場、食品加工場に対し、人の嗅覚を用いた測定法のうち「三点比較臭袋法」による定期的な調査を実施することにより状況の把握に努め、悪臭発生源に対しては施設管理の徹底等について指導するとともに農地における堆肥の散布等についても関係機関との連携を図りながら指導しています。
 

水銀調査

 昭和44年度に厚生省(当時)で、水銀(化合物)を生産、または使用している全国の23カ所の工場、29カ所の河川、32カ所の水域2カ所の湖沼及び一般海洋魚について水銀調査を行いました。
 無加川は上流域にイトムカ鉱業所があることから調査対象河川となり、その結果、採取された魚類(ウグイ)から高濃度の水銀が検出され、無加川水銀汚染がクローズアップされました。
 当時、無加川が上水として利用されていたことや、農業用など市民に密着した重要な河川であったため、昭和45年度より北見工業大学に調査研究を委託し、この調査結果に基づき昭和53年度から調査地点を定点化し、昭和61年度からは北見市独自で調査を実施してきました。
 平成5年度からは常呂川水系環境保全対策協議会が北見工大との共同研究により調査を継続しています。
 厚生労働省では、体重50kgの成人の1週間のメチル水銀の暫定的摂取量限度を0.17mgと定めています。この値をもとに、これまで調査してきた常呂川水系の魚類について考察すると、ウグイについてはサイズによっては暫定規制値を超えることがあるため、ウグイを食用や家畜飼料に使用しないことが望まれます。常呂川水系の水質調査結果の詳細については、こちらをご覧ください。

 

地下水汚染

 水質汚濁防止法に基づき、平成13年度に北海道が実施した地下水等の常時監視の結果、道内16市町村の畑作地帯を中心に、環境基準を超える「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素(以下、硝酸・亜硝酸性窒素という。)」を含む井戸等が確認されました。
 平成13年12月、北海道は全市町村を対象とした調査を行い、北見市においても特に抵抗力の弱い1才未満児のいる家庭井戸等の「硝酸・亜硝酸性窒素」の水質調査を実施しましたが、調査対象世帯12件の内3件が環境基準を超え、地域的にも点在していることが判明しました。
 こうした調査結果から、市内全域の飲用井戸等を利用している家庭を対象に、水質検査を実施して頂くように広報等により周知しています。
 

 

ゴルフ場の農薬問題

 北見市内には、現在5カ所のゴルフ場があります。ゴルフ場で使用される農薬の規制に関しては、平成2年4月北海道で、「ゴルフ場で使用される農薬等に関する環境保全指導要綱」を施行し、農薬の適正な使用や周辺環境への十分な配慮などについて指導を行うとともに、国では、平成2年5月、厚生省がゴルフ場で使用される農薬による水道水源の汚染に対する措置として、「ゴルフ場使用農薬にかかる水道水の水質目標」を設定しました。又、環境省においても、「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係る暫定指導指針」を定め、21種類の農薬について排出水の指針値を設定しましたが、平成3年7月に9種類、平成9年4月に5種類、平成13年12月に10種類、平成22年12月に29種類が新たに追加され(平成22年は2種類について削除)、現在72種類の農薬について水質目標値と暫定指針値を設定し、より一層の指導強化が図られています。
 北見市では、公害の未然防止のためゴルフ場と「公害防止協定」を締結し、水質の自主測定等の公害防止策を課すとともに定期的な立入調査を実施しています。

お問い合わせ

環境課
環境保全係
電話:0157-25-1131