第2回こども環境ウォッチング2015 活動報告 

 平成28年1月8日(金)に「第2回こども環境ウォッチング2015」を開催し、北見市内の小学4年生~6年生までの児童13名が参加しました。
 今年度2回目となる今回は、私たちの身の回りの環境と野生動物の関わりについて学ぶため、午前はネイチャーガイド講師に常呂遺跡の森で動物の足跡探索をしていただき、午後は知床財団の職員に人とヒグマなどの野生動物との関わり方についてお話をしていただきました。

雪の上に残る動物の足跡から野生動物の生態について学んだよ!

講師:オホーツク自然堂 梅林 弘道 氏  梅林 歌奈子 氏

 常呂町遺跡の森にて、かんじきを用いて雪の上に残る動物の足跡から野生生物が「どのように食べ物を探すのか」「どのように捕食者から身を守るのか」を散策を通して学びました。

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かんじきを履く様子
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雪の上に残る足跡を観察している様子
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動物が食べた草木を観察している様子
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遺跡の森にて集合写真

 <参加者からのメッセージ>

・森を探検して面白かった。
・動物の足跡を探したり、木をたたくと音が違うことがわかった。
・動物の足跡を見て、歩いた方向などがわかった。
・切り株など木を腐らせているのが、キノコだなんて思ってもいなかった。
・キツネやリス、ねずみなど色々な足跡があり、わくわくした。
・動物の足跡は、動物の自分の縄張りを示していることがわかった。

人とヒグマなどの野生動物との関わり方について学んだよ!

講師:公益財団法人 知床財団 葛西 真輔 氏  清成 真由 氏

 常呂町多目的研修センターにて、道東地区に住む野生動物の紹介や人間のポイ捨てにより、人間の食べ物を食べるようになってしまったクマについてのお話が描かれた紙芝居「アルのものがたり」、色々な動物の頭蓋や糞などの教材を用いて人と野生動物との関わりについて学びました。

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クマの毛皮を手に持って説明する様子
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動物の足跡について学ぶ様子
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知床財団のお仕事について説明している様子
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常呂町多目的研修センターにて集合写真

 <参加者からのメッセージ>

・森でくまを見たときは走らないでゆっくり遠ざかっていかなければならないことがわかった。
・もっと色々見てみたかった。
・ゴミを捨てることでクマなどの動物が町に来てしまうので、ゴミはちゃんと持ち帰らないといけないことがわかった。
・クマは勇敢だなと思った。
・クマのえさの種類が意外にあってびっくりした。
・クマの性格や食べ物について学びました。

こども環境ウォッチング事業とは・・・

将来の北見を担う子どもたちに北見の自然や環境問題について様々な体験を通して学び、その様子や学んだことをポスター等にまとめて情報発信することで、環境保全意識の高揚を図ることを目的として実施しています。また、この事業は環境教育に関する3課(環境課・廃棄物対策課・クリーンライフセンター)のプロジェクト事業として実施しています。

お問い合わせ
廃棄物対策課
計画係
電話:0157-25-1153
ファクシミリ:0157-25-1215
E-Mail:haikitaisaku@city.kitami.lg.jp