常呂川水系緑地基本計画 −環境と調和したまちづくり・川づくり− 基本方針

2010年12月30日

 

常呂川水系緑地基本計画−環境と調和したまちづくり・川づくり−

 

 

計画の目的 計画策定対象 基本方針 地区別整備方針 動線計画・今後に向けて

 

 

3.基本方針 (今後の河川整備のあり方に関する北見市の考え)

 常呂川における治水、利水、環境に関する大枠は、河川管理者である国・北海道により、今後策定される河川整備計画に示され、北見市の常呂川水系緑地基本計画に反映されます。

 平成2年3月に北海道開発局と北海道で「常呂川水系環境管理基本計画」が策定されました。
上記計画では、北見市街部の河川空間について下記のように定義しています。
<ペパーミントブロック>
テーマ:”活力あふれるふれあい空間”
 当ブロックの常呂川は、北見市、端野町の市街部を流れ、広い高水敷を持ち、瀬と淵が交互に現れ、中州も見られるなど、河相は変化に富んでいます。また、都市の中の貴重なオープンスペースであり、さわやかな気候を活かした各種スポーツやイベントがさかんで、多くの人々の交流の場となっています。また、緑あふれる水辺空間は、市民の憩いの場となっています。
 したがって”活力あふれるふれあい空間”をテーマに、都市の街並みとの調和に配慮し、広い高水敷は健全なスポーツやレクリエーション等が行える場として管理します。また、無加川合流点付近等の自然の緑が多いところは、散策等ができるやすらぎの場として管理します。訓子府川、小町川等は、市街地を貫流する小河川であり、水と緑を基調として、散策などが楽しめるような場として管理します。
と記述されています。

 本計画では、対象区域を北見市内の常呂川および無加川の河川敷地の、主にその高水敷の利活用の基本方針を定めるものであり、治水・利水等に関する計画は、今後国及び北海道が策定予定の河川整備計画によるものとします。
 なお、河川整備計画の策定後において本計画との不整合が生じた際は、必要に応じて上位計画との調整を行なうものとします。
 
北見市民アンケートと常呂川河川敷区域の課題を勘案し、以下の4点の基本方針を定める。

−活力あふれるふれあい空間−(常呂川水系河川環境管理基本計画と同様)

1.自然環境と健康・ふれあい活動のフィールド
 うるおい、緑豊かな自然の中でスポーツ・レクリエーションなど活動・交流の場として、誰もが自然を感じ、人と自然のふれあい空間を目指します。
 市民の憩いの場である河川空間を大切に利用するために、市民活動等市民との協働による河川整備・保全のあり方について検討を深めます。

2.安全・安心な公共空間
 河川空間は市民が気軽に利用できる公共空間であり、その利用者が愛着を持ってきれいに管理される場所として、市民とともに協働していきます。
 親水空間として気持ちよく利用するため、水質悪化の防止に努め、流入する普通河川の水質向上を図り、緑化ゾーンにおける水質浄化の方策も検討します。
 河岸を自然や周辺の景観に配慮した近自然型工法などにより治水対策を進め、近隣住民も含めた安全な自然環境共存空間を目指します。

3.多様な生態系(環境保全ゾーン)
 豊かな河畔林沿いには、水辺の動植物等自然の生態系が残されており、東相内、西相内地区では、鳥獣保護の指定区域と接しています。
 こうした空間は、河川環境の保全や育成、回復を図るとともに、周辺の景観や生態系などと調和した多自然型工法による治水対策を河川管理者とともに進めていきます。
 多様な生態系は、子供たちの環境学習の場として貴重な空間であり、必要以上の環境整備を避け、自然のままの姿を残す保全ゾーンを設定します。

4.屋外イベントに対応するヤード
 市街化が進む11万人都市北見市にあって、中心部よりほど近く貴重な自然環境が残された大規模公共空間であり、その利用目的は多岐にわたっています。
 サマーフェスティバル、香りゃんせ公園などの様に太陽のもと、人が集まるふれあいの場として利用しやすい空間を目指します。

 以上の方針を踏まえ、流域の各区域の空間配置計画(ゾーニング)に反映させます。
ゾーニング例:
スポーツゾーン(野球場など、主に既存施設)
公園ゾーン(ハーブ公園など、主に既存公園)
パークゴルフ(パークゴルフ場、主に既存施設)
多目的ゾーン(既存+新設,芝生広場,休憩ベンチ,駐車場,イベント広場など多様なオープンスペース)
緑化ゾーン(既存河畔林+植樹など)
やすらぎゾーン(新設、オープンスペース+散策路、休憩ベンチなど)
管理用道路+サイクリングロード(実線…既存、点線…計画)

 

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都市計画課
電話:0157-25-1152
ファクシミリ:0157-25-1207