ひと・まち・自然きらめくオホーツク中核都市

緑小学校長　佐藤　進也

　本校は、昭和５５年４月に地域の児童数急増に伴う新設校として開校し、今年度で４５周年を迎えます。
　令和６年度は、児童数１６３名、職員２８名、学級数は通常学級６、特別支援学級５でスタートしました。
　本校では、教育の効果を高めていくために全教職員が目指す子どもの姿を具体的にイメージし、その達成に向けた具体策を共有すること、全ての教職員で全ての子どもをを育てることを大切にしていきます。これらの営みを通して、「子どもたちの成長した姿・変容の事実」を教職員のみならず、子どもたちや保護者のみなさまと共に実感できることを目指したいと考えております。
　そのためには、学校の教育目標である「みがき　みがきあう緑小の子ども（ときあかす子ども・とりくむ子ども・きたえる子ども）」を踏まえた教育活動を展開していく必要があります。この目標は、子ども個々の力を伸ばし、それを集団で切磋琢磨することで、さらに高めていくことを目指しています。
　これは、どの学校もまねできない特別な実践をめざしているのではなく、どの学校でも当たり前にやるべきことを徹底して取り組もうとするものです。
　本年度は、学校評価の結果から、（１）日常授業の質を高める（２）思いやりの心や自立的な態度を高める（３）家庭・地域との連携の幅と質を高めることを重点としています。当たり前のことを徹底・継続することで、それが「質の高い当たり前」に変わっていくと確信しています。

　子どもにとって「学びがい」のある、保護者や地域のみなさまにとって「通わせがい」のある緑小教育の推進に努めてまいりますので、みなさまの一層のご支援とご協力をお願いいたします。