みなさん、普段の一日の生活を振り返ってみてください。一日の中で一度も水道を使わなかったという人は少ないと思います。水道の蛇口をひねればキレイな水が出るということは、当たり前になり過ぎていて、みなさんの中で今、水道の存在感はとても小さくなっていませんか?
ここでは、そんな当たり前が、今どのような状況にあり、どのように守られているのかを、ご紹介します。
1.水道管の現状
下の写真は、老朽化が進み、ひび割れが発生した水道管です。(材質は塩化ビニル)
水道管は埋設後40年経つと老朽管に区分され、破損や漏水事故が発生しやすくなります。ちなみに北見市では現在、管全体の41.5パーセントが老朽管になります。
2.漏水
水道管の老朽化が進むと、管材料自体の劣化が進むため、錆が発生したり、水圧に耐え切れなくなることでひび割れや穴が開いたりします。そこから水が漏れることを水道管からの漏水といいます。漏水の状況によっては断水や水の濁りが発生するなど、日常生活に大きな影響を与えることになります。
北見市全体の水道管の漏水件数(中規模以上のもの)は、令和2年度に40件、令和3年度に44件、令和4年度に51件、令和5年度に42件、令和6年度に46件、令和6年度では8日間に約1件発生している計算になります。
(1)漏水事故例
漏水発生
管の真上に穴が開いたため、水が勢いよく噴き上げています。漏水量が多く、下流の地域の水圧が低下し、蛇口から水が出なくなる状況となりました。
修理中
断水せずに修理を行うのが困難と判断し、断水したうえで修理を施工しました。漏水補修バンドという資材を使って、修理を実施しました。
修理完了
断水を伴う修理のため、復旧後に水道水の濁りが発生しました。配水管を洗浄する作業を含め、漏水発生から修理してキレイな水が蛇口から出るまでに数日間を要しました。
3.こうして守られている私たちの水道
蛇口をひねるといつでもきれいで安全な水が出る、そんな当たり前をどのように守っているのか一部ですがご紹介します。
(1)河川パトロール
水道水の素となる川などの水が問題ないか、定期的に調査しています。
(2)水質検査
水道水は水道法で定められた51項目の水質を検査して、安全性を確認しています。
(3)災害・事故対応訓練
災害や事故などが発生した場合においても、できる限り早く復旧できるよう、様々な状況を日ごろから想定し訓練を行っています。
(4)アイスジャム対策
真冬の川では、下の写真のようにアイスジャムが発生し、定期的に取り除かないと、浄水場に水を取り入れるところが詰まってしまいます。
(5)点検
機械設備や電気設備を定期的に点検し、水作りに問題がないことを確認しています。
(6)中央監視
みなさんの快適で衛生的な生活のため、浄水場は24時間365日休むことなく水道水を作り続けています。安全な水道水であることを確認するため、浄水場では現場の情報を集約し、常に監視しています。
ここでは、一部のお仕事しか紹介できませんでしたが、上下水道局では職員一丸となって、日々みなさんの当たり前の日常生活を守っています。
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