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北見市常呂自治区(旧・常呂町)は「遺跡のまち」としても知られて来ました。オホーツク海岸沿いに広がる国指定史跡「常呂遺跡」をはじめ、数々の遺跡が残されています。
このページでは先史・古代の遺跡をはじめとした、常呂地域の文化財が見学できるスポットをご紹介します。
「ところ遺跡の森」は国指定史跡「常呂遺跡」の一部を整備・公開している施設です。敷地内の展示施設「ところ遺跡の館」では、重要文化財「常呂川河口遺跡墓坑出土品」も展示しています。
以下のリンク先をご覧ください。
北見市常呂町字栄浦371番地
※道道442号線(サロマ湖公園線)沿い。道道に面した駐車場(「栄浦野営場」の看板、押しボタン式信号機があります)をご利用ください。
国指定史跡「常呂遺跡」は北見市の海岸部に広がる4地区・12個所の遺跡から構成されています。「栄浦第二遺跡(さかえうらだいにいせき)」はその中でも最大の規模を誇る遺跡です。
この遺跡の特徴はその保存状態にあります。現在でも地表から凹凸が分かる状態で竪穴住居跡が残されており、その数は栄浦第二遺跡だけで約2000基にのぼります。地面に竪穴住居跡が残る遺跡は、特に寒冷な地方ではしばしば見られるものですが、これだけの規模で竪穴住居跡群が残っている遺跡は国内でもごくわずかしかありません。
北見市常呂町字岐阜・栄浦地区、国有林ほか
※道道442号線(サロマ湖公園線)沿い、北見市営バス「西5線」停留所付近に説明板と散策路入口があります。
2025年4月29日(火・祝)より公開を開始します。
トコロチャシ跡遺跡群は国指定史跡「常呂遺跡」の一部を構成する遺跡群です。アイヌ文化期のチャシ跡、オホーツク文化期の竪穴住居跡などが残されています。チャシ、竪穴住居は、現地で当時の様子を再現展示しています。
冬季(11月~3月)は閉鎖しており、4月の雪解け後からご利用いただけるようになります。
以下のリンク先をご覧ください。
北見市常呂町字常呂109番地1ほか
トコロ貝塚は縄文時代中期終わり頃(約4500年前)の貝塚を主体とする遺跡です。当時の人々が残した貝殻が層を成しており、道路に面した断面から観察することができます。縄文時代には日本列島の各地に貝塚が形成されましたが、オホーツク海沿岸にはそれほど多くありません。トコロ貝塚はオホーツク海沿岸地域では最大級の規模をもつものとなっています。
※現地の説明版には「4000年前」との記述がありますが、最近の研究では、縄文時代中期終わりの年代がそれより数百年さかのぼることが分かっています。
北見市常呂町字常呂129番地1ほか
※常呂川東岸、「川東線道路」沿い。路肩に一時駐車ができるスペースがあります。
常呂町郷土資料館では、北見市常呂自治区(旧・常呂町)に関連する郷土資料の収集・保管を行っています。
見学には事前のお申し込みが必要です。前日までに「ところ埋蔵文化財センター」(電話:0152-54-3167)まで、見学を希望される日時をご連絡ください。なお、毎週月曜日、祝日の翌日、および11月~3月は休館となります。
見学の受付・対応時間は4月~11月の「ところ埋蔵文化財センター」開館日の午前9時~午後5時です。「ところ埋蔵文化財センター」開館日については以下のリンクからご確認ください。
【※注意※】施設内には冷暖房、お手洗い等がございません。ご了承の上、お越しください。
北見市常呂町字富丘287番地2
※敷地内に駐車スペースがあります。
お問い合わせ |
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北見市教育委員会社会教育部 ところ遺跡の森 郵便番号:093-0216 住所:北海道北見市常呂町字栄浦371番地 電話:0152-54-3393 FAX:0152-54-3538 |