ヌプンケシ1号

北見市企画部(市史編さん担当) 〒090-8501 北見市北5条東2丁目 TEL0157-23-7111(代)


市史編さんニュース NO.1
タイトルヌプンケシ
平成13年5月17日発行

よ ろ し く お 願 い し ま す !画像笑顔の太陽
 
企画部市史編さん担当主幹の田丸です。4月1日から、市史編さんを担当することになりました。
 前回の『北見市史 上巻』が昭和56年(1981)に発行されてから、20年が経過しようとしています。 その間、市史編さん業務は停止状態でしたので、私が着任した時には関係書類はわずかしかなく、手探りで市史編さん関係書類を掘り起こし、整理している有様です。市史編さんに必要な資料類も分散していますので、これを早急に収集、整理していかなくてはなりません。
 資料収集だけでも、私一人でできることには限度があります。市民の皆様からのお力添えがなければ何も進みません。
 そこで、ここに市史編さんニュースを作成して、少しでも皆様に市史編さんの動きをお知らせし、ご理解を頂くと共に、ご協力をお願いしたいと思っています。
このニュース名の『ヌプンケシ』はアイヌ語で、「野の一方の端」を意味し、当市が前身である町名「野付牛」のもとになっています。全国各地で縄文時代について、これまでの私たちの「常識」を覆すような新発見が続き、アイヌについても縄文人とのつながりが云々されています。この北見地域が、本州から和人が来る前には「アイヌの天地」であった事実も意識して、市史を考えていくことが必要であると思い、この名にいたしました。
 このニュースは毎月発行し、皆様に読まれるように努力しますので、よろしくご指導、ご鞭撻ください。また、皆様のご意見も歓迎しますので、投稿をお待ちしています。
《窓際だより》画像ピンクのチューリップ
 
現在、執務している場所は市庁舎3階の公園が見える窓際にあります。異動になって1カ月半がたち、窓から見える公園風景も春一色です。 
 市史編さん担当になって早速、問い合わせが2件ありました。いずれも「北見の古い地図はないか」ということでした。先に書いたとおり、現在手元資料がほとんど無く、参考になるのは新・旧『北見市史』以外ありませんでしたので、少々困ってしまいまし た。
 異動前は、図書館におりましたので、図書館所蔵の資料についてもある程度知っていますが、思いのほか、古い北見の市内地図はありません。これも皆様のご協力を仰ぎ収集し、北見の町並みの変遷を記録していくことが必要だと思っています。
 なお、北網圏北見文化センターには、『北見市史』編集委員長であった(故)鈴木三郎先生の研究資料がご遺族からご寄贈されていますので、その資料の中に古い市内地図もあるのではないかと期待されます。市史編さん室が開設された段階で、北網圏北見文化センターから、鈴木先生の資料は移管してもらい、市史編さん業務として整理し、資料目録を作成する予定でおります。結果をお楽しみにお待ちください。
 
画像黄色の花「北見市史懇談会」開催画像赤いチューリップ
 4月24日、午後1時30分より3時まで、市庁舎2階第3会議室にて、市史に関心をお持ちの有識者である、清水昭典、水津仁郎、菅原政雄、小林正、田丸忠、吉田邦子、伊藤公平、山田貞夫、扇谷チヱ子、久保大心、10名の方々にお集まり頂き、「既刊市史の感想」と「これからの市史編さんのあり方」についてご意見を頂きましたので、その要旨をご紹介します。

画像フタバの鉢植え

[既刊市史の感想]
市史編さん室立ち上げ(昭和47年)から、最終の『北見市史 年表編』刊行(昭和62年)まで、予定した期日を越えて、際限なく遅延した。これからは、発刊時期を明確化し、執筆者に責任を持って締切期限を守ってもらう編集方針・体制づくりが必要である。
また通史としては、宗教史など内容的に記述に濃淡があり、その他の分野でも一貫性、統一性にかける部分があって、読みにくく、不便であった。
「北見市」にしか視点がなく、屯田兵制度の全体像、合併前の相内史などが欠落している。網走管内関係町村にも目を向けた、広域的な市史が必要だった。
人口・物価・予算等の推移が分かる統計資料にかけていた。
研究の手引きとなるべき、市史のために収集した資料の総合目録が整備されてなく、聞き取りした録音資料等が見えない。特に市史刊行後、資料の収集・保存・研究・検討をするべき市史編さん室が解体されたことが問題であった。
[これからの市史編さんのあり方について]
資料を収集・保存するだけでなく、資料内容の検討・研究、研究者への資料案内、研究者同士の交流の場、研究内容を発表できる紀要を刊行する等の、各種機能を有する市史編さん室の継続的開設が必要である。
市史としては、当面、既刊市史と記述が重ならないように配慮して、「20世紀の北見」を概観する通史と、平行して各ジャンル別の個別史を刊行すべきである。特に個別史については、庁内印刷で装丁は簡単で良いから、将来の本格的な『新北見 市史』への資料となるべきものと位置付けて刊行すべきである。
通史であっても、広域的な視点を持ち、現代的課題、「男女共同参画社会」「アイヌ文化」「戦争体験」「地域文化」等を意識したものでなければならない。
市政において長期計画を明確に位置付けて記述すると共に、資料統計にも目配りした市史でなければならない。また市政との関連で首長だけでなく、議員の働きにも着目すべきである。
現在地元で活躍している研究者(執筆者)をリストアップし、市史編さんにご協力頂きながら、将来に向けて新たな研究者の発見・育成強化も図る必要がある。
 
 担当として、以上のご意見を参考に、通史発刊に向けて早急に市史編さん委員会を発足させ、既刊北見市史の総括の上、編さん計画を策定し、具体的なスケジュールの設定と、必要な資料収集のシステム化、明確な編集方針・体制を確立させたいと考えおり、現在その作業を進めているところです。画像シロツメクサなどクサバナ
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