地震・津波対策(津波ハザードマップ)

地震・津波の心得

マンガ「地震・津波が起きたときには」

過去の震災被害

 地震による被害には、津波をはじめ、建物倒壊、火災の発生、土砂崩れ、液状化現象などがあります。
 また、過去の震災では、以下のような災害が発生しました。

 関東大震災

 炎を巻き込んだ竜巻状の空気の渦が発生し大きな被害をもたらす火災旋風が、その猛烈な炎と風によって急速かつ広範囲の火災延焼を引き起こしました。

 阪神・淡路大震災

 神戸市中心部で大規模な火災が発生。また、住宅が倒壊するなどの被害が出ました。そのため、道路が通れなくなるなど交通障害が生じました。

 東日本大震災

 震度7を観測した地域だけでなく、長周期地震動により、震源から遠く離れた大阪市などの高層ビル上層階でも大きな揺れなどが起きました。また、東北地方から関東地方にかけての太平洋沿岸を巨大な津波が襲った他、東京湾岸地域では液状化現象により大きな被害が出ました。

地震のそなえ

地震対策

 揺れを感じたら「安全行動の1-2-3」

  1. 姿勢を低く!
  2. 体・頭を守って!
  3. 揺れがおさまるまでじっとして!
しゃがむ かくれる まつ

緊急地震速報

緊急地震速報

 緊急地震速報を発表してから強い揺れが到達するまでの時間は、長くても十数秒から数十秒と極めて短く、震源に近いところでは速報が間に合いません。

 また、ごく短時間のデータだけを使った速報であることから、予測された震度に誤差を伴うなどの限界もあります。

 緊急地震速報を適切に活用するために、こうした限界を知っておきましょう。

日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震

 日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震は、房総半島東方沖から三陸海岸の東方沖を経て択捉島の東方沖までの日本海溝と千島海溝の地殻の境界等を震源とする地震です。
 古来より、日本海溝・千島海溝周辺では、マグニチュード7から8を超える巨大地震や地震の揺れが小さくても大きな津波を発生させる“津波地震”と呼ばれる地震まで、多種多様な地震が発生し、幾度となく大きな被害を及ぼしてきました。

 また、巨大地震が発生した際の甚大な被害を少しでも軽減するため、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震の想定震源域とその周辺でモーメントマグニチュード7以上の地震が発生した場合には、気象庁から「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発信し、大地震の発生可能性が平時よりも相対的に高まっているとして、後発地震への注意を促すこととなりました(令和4年12月より運用を開始)。
 北見市は『「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の発信に伴い防災対応をとるべきエリア』とはなっておりませんが、防災対応をとるべきエリア以外であっても、強い揺れや高い津波が生じる可能性はありますので、情報が発信された際には、平時からの地震への備えを再確認するなど、個々の状況に応じて後発地震に備えた対応をとることが重要です。

津波のそなえ

津波対策

津波ハザードマップ

 北海道の津波浸水予測図に基づいた津波ハザードマップです。

 津波浸水予測図は、北見市に最も影響が大きいと見込まれる、オホーツク海沿岸の3つの地震想定に基づき、浸水の深さを示しています。

 ハザードマップでは、浸水の深さ・範囲のほか、津波避難路や避難方向を追加し、津波に関する予備知識や地震・津波の対策も掲載しています。

 ご家庭や地域で避難先や避難経路を確認するほか、ご自宅や職場の見やすい場所に掲示するなどして津波避難対策に役立てましょう。

お問い合わせ
防災危機管理課
電話:0157-25-1171
E-Mail:bosai@city.kitami.lg.jp