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春はカラスの子育てシーズン(繁殖期)です。この時期のカラスは卵やヒナを守るため、攻撃的になります。カラスの子育ては約1ヶ月で、特に気を付けるのは巣立ちの10日間程度です。巣の近くを避けて通るなど、刺激しないようにしましょう。
また、カラスの攻撃に遭わないために、その習性を知り対策を講じましょう。
カラスは、樹木、電柱、街路樹などに巣を作ります。自宅の庭木などに巣を作らせないために、下からの見通しが悪く二股や三股に分かれている枝を剪定し、枝の間隔を空けましょう。また、巣の材料となる針金ハンガーや小枝などを屋外に放置しないようにしましょう。
カラスは巣の周辺に近づく人を監視し、時にはその人を追って飛び回ります。
次に、自分の存在を知らしめるために「カッ、カッ」「ガーッ、ガーッ」と激しく鳴きます。さらに、その人の近くにとまり、電線や木の枝をつつく行動をしたり、木の枝葉を落としたりします。それでも立ち去らない時には、低空飛行で繰り返し接近したり、後ろから飛んできて後頭部を足で蹴ることもあります。
子育て中のカラスには不用意に近づかないようにしましょう。巣に近づかなくてはならない時は、傘を差したり帽子をかぶったりしましょう。カラスは賢く、顔や服装を覚えて、繰り返し威嚇することもあります。棒を振り回したり、石を投げたりしないようにしましょう。
市では、カラスに威嚇されたり襲われるなど何らかの被害が生じる恐れがあると判断した場合には、市民の安全を守るためカラスの巣の撤去を行っています。撤去できる場所は、高さが7mくらいまでのところにあるもので、巣の全容を確認することができ目視できるものに限ります。ただし、事業所や賃貸住宅などの管理者がいる施設や敷地内に作られた巣については市で撤去することはできません(公園の木や街路樹に作られた巣の撤去については公園緑地課へご相談ください)。
巣の撤去についてはタイミングを見計らわないと、一度撤去しても再び巣を作られる場合があります。一般に5月~6月頃、産卵および卵からヒナがかえった時が撤去の適切な時期と考えられます。
カラスに限らず、野生鳥獣は法律により許可なく捕獲・処分できないため、「うるさい」「迷惑」といった理由で捕まえることはできません。カラスは、生ごみのほかペットのエサの放置や給餌によって、「人が食べ物をくれるものだ」と思い、人を恐れなくなり、より人の近くで営巣することになります。本来、野生鳥獣が自然の生活をする上では、人と一定の距離を保つことが必要ですので、ごみの出し方に気を付けるほか、カラスにエサを与えることは絶対にやめましょう。
≪詳細≫
環境課/0157-25-1131
端野市民環境課/0157-56-2116
常呂市民環境課/0152-54-2115
留辺蘂市民環境課/0157-42-2110
公園緑地課/0157-25-1139
お問い合わせ |
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内容に関しては上記お問い合わせ先までお願いします。 web広報に関しては 市民の声をきく課 広報係 TEL:0157-25-1123 FAX:0157-26-2685 |