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下水処理の仕組みについて知りたい |
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回答 質問登録番号 363 最終更新日 2021年05月28日 |
「下水」とは、生活排水等の「汚水」と、雨の水や雪解け水等の「雨水(うすい)」をまとめた呼び名です。
北見市には、汚水と雨水を別の管で流す「分流式」に加え、北見自治区の一部には汚水と雨水を同じ管で流す「合流式」で下水を排除する処理区域があります。
分流式下水道では、汚水は下水処理場に集め、雨水は河川に放流しています。また、合流式下水道は、汚水と雨水をまとめて下水処理場に集めています。
下水処理場に流れてきた下水は、まず含まれている砂やごみ等を沈め、次に溶け込んでいる汚れを微生物の働きで分解し、その後微生物を沈めてきれいになった上澄み水を塩素消毒し、河川に放流しています。
また、下水を処理する際に発生する汚泥は、濃縮、脱水して含まれている水分を減らし、処理します。なお、北見市浄化センターでは、濃縮と脱水の間に、汚泥を温めて発酵させる「消化」の工程も加えています。消化を行うと、汚泥に含まれている固形物の一部がガスに変化することから、汚泥の量をさらに減らすことができます。
北見市浄化センターでは汚泥の消化の際に発生する「消化ガス」について、消化タンクを温めたり、消化ガス発電を行うための燃料として、また、北見と留辺蘂の各自治区では脱水後の汚泥である「脱水ケーキ」について、堆肥の原料として、有効利用しています。
上下水道局 浄化センターホームページ管理者