令和8年4月から水道料金及び下水道使用料を改定します
近年、人口減少に伴い水道料金及び下水道使用料の収入が減少する一方、物価高騰を受けて事業にかかる費用は年々増加している中で、老朽化が進んでいる管や施設の計画的な更新に取り組んできました。 しかし、北見市は広大な区域に施設が点在していることから、今後の施設更新は非常に厳しい状況が見込まれております。 安全な水道水の供給と安定した汚水処理を継続するため、令和8年4月から水道料金13.40%、下水道使用料3.61%の引き上げ改定を行います。
料金改定の背景
人口減少に伴い使用水量が減少している
近年の人口減少、節水に対する意識の向上や機器の普及などにより、使用水量は年々減少傾向にあり、有収水量はこの10年間で約9.1%も減少しています。
施設が多く、1人当たりの維持・更新に係る費用負担が大きい
北見市は道内で最も広い区域に家屋などが点在しているために多くの上下水道施設を保有しており、他都市と比べてこれら施設の維持管理費や老朽化対策にかかる経費も高くなる傾向があります。
上下水道施設の老朽化が進んでいる
水道管の老朽化が特に進んでおり、北見市が保有している水道管全体のうち令和6年度末時点で約41.48%がすでに耐用年数の40年を経過しています。令和5年度末から約1.8%老朽化が進んだのに対して、わずか約0.4%しか、新しい管に更新できませんでした。
料金改定の背景について、詳細は以下のページをご覧ください。
料金改定の内容
改定の主な内容
●平均改定率
水道料金13.40%、下水道使用料3.61%の引き上げ
●施行日
令和8年4月1日
●その他
「住宅用以外」の従量区分水量を10立方メートルから「住宅用」の8立方メートルに統一
※料金表は、下記のファイルを参照ください。
家庭における料金改定の影響例
一例として、用途「住宅用」、メーター口径20ミリメートルで、1か月当たり7立方メートル(1人世帯)及び20立方メートル(3人世帯)の料金は、今回の改定により、次のとおりとなります。
※世帯人数、使用水量はイメージであり、実際の使用水量に応じて金額は変わります。
また、実際の使用水量を入力すると、改定前後の請求金額が分かる簡易計算ツールを公開しています。ぜひご活用ください。
● 新料金の適用時期と経過措置
施行日:令和8年4月1日
ただし、施行日前から継続使用している場合、経過措置により4月使用分は現行料金となり、令和8年5月使用分から新料金が適用となります。
(1)偶数月検針地域にお住まいの方
令和8年6月検針分から新料金が適用
(2)奇数月検針地域にお住まいの方
令和8年5月検針分は5月使用分のみ(4月使用分は現行料金)、令和8年7月検針分から新料金が適用
各地域の検針日程等については、以下のページをご覧ください。
| お問い合わせ |
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| 【料金改定に関すること】 上下水道局経営企画課 経理担当 電話:0157-25-1119 【料金計算に関すること】 上下水道局総務課 料金担当 電話:0157-25-1177 時間:午前8時45分から午後5時30分まで ※土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日から1月3日)を除く |
