北見市有林の森林管理認証取得状況

北見市は、保有する市有林において森林管理認証を取得しています。

森林管理認証の取得内容(令和6年1月1日第2期第3次定期審査)

認証の種類

SGEC/PEFC-J

認証対象

北見市有林

認証面積

北見市内の北見市有林 3,267.42ヘクタール
北見自治区1,186.26ヘクタール
端野自治区335.08ヘクタール
常呂自治区668.73ヘクタール
留辺蘂自治区1,077.35ヘクタール
網走市内の北見市有林 11.24ヘクタール
置戸町内の北見市有林 3.88ヘクタール
合計 3,282.54ヘクタール

森林管理認証とは

独立した第三者機関が一定の基準に照らして森林を審査し、森林環境の保全が図られ持続可能な経営が行われている森林であることを証明する制度です。認証森林から生産される木材や木製品は認証ラベルを付けて販売することができ、環境に配慮した製品であること等をアピールし、消費者に選択的な購買を行ってもらうことを通じ森林の整備を支援することを目指しており、世界的にはFSC(森林管理協議会)やPEFC(森林認証プログラム)、日本独自の制度であるSGEC(緑の循環認証会議)があります。

北見市内の森林認証取得状況

北見市有林のほか、国有林や道有林、一部の私有林でも森林管理認証を取得しています。

森林認証の製品

森林認証製品の流れ

森林認証(FM認証)⇒流通・加工業者(CoC認証)⇒小売店・消費者

森林認証には、森林を対象としたFM認証(森林管理)と、木材の流通・加工業者を対象としたCoC認証(流通・加工)の2つの認証があります。
認証製品として消費者に届くには、FM認証と、CoC認証を取得した事業者の両方を通ったものでなければなりません。この過程で、違法木材などの非認証材が混ざらないように管理されています。
そのため、認証製品は、適切に管理された森林を原料に生産されていることが保証されています。

森林認証の仕組み

森林認証の意義~山の恩恵~

森林の働き

水源を守る

森林の土壌が雨水を貯め、ろ過しながらゆっくりと流れ出していきます。これにより、生活用水や農業用水が年中枯れることなく利用できます。

災害を防ぐ

樹木が大地にしっかりと根を張って山崩れを防ぎ住宅や道路を守ります。また、雨が直接たたくことがないので、土砂の流出を防ぎます。

生活環境を守る

樹木は光合成によって空気をきれいにするほか、強風を遮ったり飛砂・騒音などから生活を守ります。

野生生物のすみかを守る

森林は様々な動植物が生息する場でもあり、地球全体の生態系を守る役割もあります。

レクリエーションや休養の場

森の緑や鳥の声、川のせせらぎなどは人の心を和らげ、心身共にリフレッシュ効果があります。

木材を供給する

木材は、古来から住宅や家具、紙などの原料として利用されています。再生可能な資源でもあり、環境への負荷が小さい原料でもあります。

このように、森林は人々の暮らしに密接に関係しており、資源の適切な管理は私たちにとって大変重要な問題です。森林認証制度は山から受ける恩恵を未来へと繋いでいくための取り組みです。

お問い合わせ
農林整備課林産振興係
電話:0157-25-1143
ファクシミリ:0157-25-1181
E-Mail:nourinseibi@city.kitami.lg.jp
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