北見市のクリーン農業

クリーン農業(環境保全型農業)とは、農産物を生産する際に化学合成農薬や化学肥料の使用量を減らす技術を使って行われる農業です。クリーン農業は、消費者にとって安心・安全な野菜を提供するだけでなく、自然環境への負荷の軽減にもつながります。
ここでは、クリーン農業に関する計画や制度などについて紹介します。

農林漁業における環境負荷低減事業活動の促進に関する北海道基本計画

農林漁業者が環境への負荷の低減を図るために行う事業活動を促進していくため、「環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律」(みどりの食料システム法)に基づき、北海道と道内179市町村の共同により「農林漁業における環境負荷低減事業活動の促進に関する北海道基本計画」を策定しています。

北のクリーン農産物表示制度(YES!clean)

北のクリーン農産物表示制度(通称、YES!clean)は、道立農業試験場等により開発・改良された「クリーン農業技術」を導入して、技術導入前に比べて農薬や化学肥料の投入量を削減して生産された、よりクリーンな農産物について、その栽培方法などを分かり易く表示することにより、道産農産物の優れた点をアピールする制度です。
北見市では、8生産集団、10作型がYES!cleanに登録しています。

YES!cleanマーク
YES!cleanマーク

エコファーマー

エコファーマーとは、「環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律」(みどりの食料システム法)により北海等知事が認定した農業者等のうち、「持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針」に基づいて、化学合成農薬や化学肥料の使用を減らす取り組みを行う農業者等の愛称です。
また、令和4年7月1日に廃止された「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律」(旧持続農業法)により北海道知事が認定した農業者も、認定期間終了まで「エコファーマー」の愛称が使用できます。

有機農業

有機農業とは、化学的合成農薬や化学肥料薬を使用しないこと、並びに遺伝子組換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減した生産方法を用いて行われる農業のことをいいます。
有機農業に取り組み、有機JAS規格に適合した生産を行う事業者には、農産物等への有機JASマークの使用が認められています。

有機JASマーク
有機JASマーク

特別栽培農産物

特別栽培農産物とは、その農産物が生産された地域の慣行レベル(各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況)に比べて、節減対象農薬の使用回数が50%以下、化学肥料の窒素成分量が50%以下で栽培された農産物のことをいいます。

お問い合わせ
農政課農業振興係
電話:0157-25-1142
E-Mail:nosei@city.kitami.lg.jp
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