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お忙しい中、お集まりいただき有難うございます。報道の皆さまには、市政の推進にあたりご協力いただき心からお礼申し上げます。
5月下旬となり、日中は初夏らしい気候の日も多くなり、畑では、玉ねぎやビートなどの農作物の植え付け作業が順調に進んでおります。オホーツク海では、ホタテ稚貝の放流も始まっております。今年も北見市を支える特産品を多くの方々に味わっていただけるよう期待しているところであります。
それでは、本日の案件について、ご説明いたします。
はじめに、「北見市表彰式」につきまして、資料1をご覧ください。
今年度の北見市表彰式を6月10日 月曜日 午前10時30分より、ホテル黒部において開催いたします。
この表彰は、北見市表彰条例に基づき、市政の各分野において 永年にわたり、ご尽力いただいた方々、並びに多額のご寄附をいただいた方々、郷土の誇りとなる業績を挙げた方々を表彰し、その功績を讃え、感謝の意を表すものであります。
本年、表彰をさせていただく方々は、功労表彰は、7分野・19個人、善行表彰は、2個人と13団体、奨励表彰は、1分野・2個人となっております。以上の方々におかれましては、条例に基づく表彰基準に該当され、先月開催された北見市表彰審議会にお諮りし、答申をいただいた上、決定いたしたものであります。
次に、令和5年度「市長への手紙」につきまして、資料2をご覧願います。
市長への手紙は、広聴業務の一環として、市政に関する市民の皆さまの声を 手紙でお寄せいただき、今後の市政に反映するため、毎年実施しているものです。
令和5年度の集計結果につきましては、お寄せいただいた手紙が122通、意見件数は185件でした。今年度の「市長への手紙」の用紙は、「広報きたみ・6月号」にて配布いたします。
市政執行にあたり、市民の皆さまから貴重なご意見をちょうだいし、ニーズを的確にとらえ、北見市の将来を見据えた取り組みにより、笑顔ひろがる「ふるさと北見」の実現に努めてまいります。
次に、本庁舎へのレインボーフラッグ掲揚につきまして、資料3をご覧願います。
本市では、すでにご承知のとおり、昨年11月に、人権施策を所管するダイバーシティ推進室を設置し、多様性を認め合い、人権を尊重するまちづくりを進めております。
6月は「プライド月間」と呼ばれ、国内のみならず、世界各地でLGBTQなどの権利を啓発する活動やイベントが行われておりますが、近年では、当事者団体や企業による活動にとどまらず、自治体においても、レインボーフラッグの掲揚や庁舎のライトアップなどが行われております。
そこで、本市におきましても、本年6月の「プライド月間」に市役所本庁舎において、レインボーフラッグを掲揚することといたしました。
このことは、引き続き、性的マイノリティの方を応援していくとともに、今後もさらにLGBTQについて理解促進を図り、多様性を認め合い、人権を尊重するまちづくりを進めていくという本市の意思、方針を示すものであります。
また、姉妹都市である高知市においても、同じ期間にレインボーフラッグが掲揚されますので、高知市と足並みを揃えるこの掲揚を、パートナーシップ宣誓制度における自治体間連携への第一歩といたしたいとも考えております。
私からは以上となります。
記者)
3つ目レインボーフラッグの掲揚についてお伺します。今回レインボーフラッグを掲揚すると決めたとありますが、高知市ではやっているとのことですが、道内の他都市の状況はどうでしょうか。
市長)
どこもやってないのではないかと思います。
記者)
掲揚開始が土曜日とのことですが、庁舎は開いてないがレインボーフラッグは掲揚するということでしょうか。
市長)
6月1日に掲揚いたします。
記者)
掲揚式はないということでしょうか。
市長)
はい。
記者)
ありがとうございました。
企画課長)
その他はいかがでしょうか。
記者)
先日に東相内地区で発生した漏水についてお伺いします。約600戸が断水するという影響を受けましたが、全国有数の面積を誇るなかで、老朽化した水道管の取り換えを進めていかなければいけない一方で、財政支出も生じるということになるところですが、今後どのように進めていくのかお伺いしたいのですが。
市長)
令和6年中に、第2期北見市上下水道ビジョンの中間見直しを行う予定であります。近年の社会情勢の変化を踏まえた更新計画の見直しを行い、その中で水道事業の持続を目指し、計画的な老朽管の更新をすすめてまいりたいと考えております。
記者)
老朽管の更新が必要だという認識は分かりますが、一方で全国的に同じような状況が生じており、特に大阪など関西では水道料金の値上げの判断をする自治体も出ているが、北見市として現状どのように考えているのでしょうか。
市長)
水道事業は独立採算制により経営を行うこととされており、施設を更新するための安定的な財源の確保は非常に重要であると考えております。
市では現在、第2期北見市上下水道ビジョンの中間見直しを進めており、料金のあり方についてはその結果をもって適正に判断してまいりたいと考えております。
記者)
続いて学校のプールに関してお伺いします。先日の議会でも話題となっていました、市内小学校のプールの老朽化によって、14校は劣化が激しく費用面も考慮して改築を行わないという考えを示されたところですが、一方で、学校の中に設置されており、子どもたちが敷地内で授業を受けているため、そのまま放置することも危険性が残ると考えますが、今後はどのように撤去を進めていくのか、お考えを伺いたいと思います。
市長)
使用を停止した小学校のプールは、鉄骨にも錆が発生し景観的にもよくない状況となっていることや、そのまま放置することにより、安全上のリスクが生じることがあるため、安全に配慮し、引き続き適切な維持管理を行ってまいりたいと考えております。
記者)
適切な維持管理とは、職員の見回りなどの認識で良いのでしょうか。
学校教育部長)
プールに立ち入りできないよう柵で囲っており、また、生徒には立ち入らないよう先生から指導をしているところです。
記者)
全国的に同じような問題が発生しており、学校教員の負担軽減の観点からプール授業の削減や民間事業者に委託をする自治体もあるようですが、北見市としての考えを伺いたいのですが。
学校教育部長)
学習指導要領では、「水遊び」「浮く・泳ぐ運動」及び「水泳」の指導については、適切な水泳場の確保が困難な場合には、これらを取り扱わないことができるとされております。その場合これらの心得については、必ず取り上げることとなっており座学による授業も可能となってはおりますが、本市といたしましては、実技指導は重要と考えており、公共施設等での学校主体による授業を実施する予定です。民間委託の考えには現在至ってはおりません。
記者)
市内では3月に民間のプールが営業を停止し、北見市民温水プールと常呂町健康温水プールの2か所になりました。学校のプール授業が加わることで、健康づくりの目的で通っている方など現在利用している方への影響及ぶことがないように対策を講じる考えがあるか伺いたいのですが。
学校教育部長)
小学校のプール授業につきましては、市民温水プールの指定管理者と連携した通常開館時間前での受入れや休館日の受入れ、また他町の公共プールの利用など、市民の方々の利用にできる限り影響が生じないよう、工夫を凝らしながら対応しているところです。
以上