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お忙しい中、お集まりいただき有難うございます。報道の皆さまには、市政の推進にあたりご協力いただき心からお礼申し上げます。
さて、7月に入り、暖かい北見の夏らしい天候の日も多くなってきております。
これから本格的な観光シーズンを迎え、8月にかけて、各自治区の夏祭りの開催が続きますので、多くの皆さまのご参加で、北見の短い夏を大いに盛り上げていただければと思っております。
それでは、本日の案件について、ご説明いたします。
はじめに、第71回北見ぼんちまつりについてでありますが、資料1をご覧ください。
北見ぼんちまつりは、昭和29年に「商工まつり」として、ファッションショーや家具などの展示会、のど自慢など多彩な催しが揃う地域のイベントとしてスタートして以来、昭和54年に「ぼんちまつり」と改称し、北見を代表する夏のイベントとして、市民の皆さまに親しまれています。
第71回北見ぼんちまつりは、7月19日、20日の2日間、5年ぶりに市内中心部や中央公園に会場を戻し開催されます。
「舞踊パレード」や「こども縁日」の他、昨年度に引き続き、「北見正調よさこい振興会」による演舞なども予定されております。
ほかにも、恒例の「屯田大綱引き」、新たに16店舗が出店する「北見玉ねぎ料理グルメイベント」、12団体が出演する「ダンスイベント」の他、小泉河川敷では「納涼花火大会」が開催されるなど、大人から子どもまで楽しめる企画が用意されており、ぜひ、多くの皆さまに足を運んでいただきたいと思います。
次に、北見市・エリザベス市姉妹都市提携55周年記念事業についてであります。資料2をご覧ください。
北見市とエリザベス市は、1969年(昭和44年)6月12日に姉妹都市提携を結び、本年55周年を迎えました。
これまで、両市において周年時や開基年などで訪問団の派遣や受入が行われており、今回、55周年を記念し、7月16日から21日までの日程で、エリザベス市訪問団4名の皆さまをお迎えし、記念事業を行うこととなっております。
18日には、北見プラザホテルにおいて、「記念式典・祝賀会」を開催し、19日には、ぼんちまつりにてブースの出展を行うほか、舞踊パレードにもご参加いただく予定となっております。
20日には、ピアソン記念館前庭で、市内小中学校や大学、社会人の吹奏楽団体によるグリーンコンサートを開催いたします。
また、エリザベス市訪問団の受入に先立ちまして、市役所庁舎2階の情報コーナーにおいて、エリザベス市からいただいた記念品の展示や、エリザベス市のPR動画を放映するコーナーを設けておりますので、市民の皆さまにご覧いただきたいと考えております。
このように、国際交流事業を通じて、多文化共生に対する市民の皆さまの理解促進を図ってまいりたいと考えております。
私からは以上となります。
記者)
先日に開催された端野まちづくり協議会において、端野図書館の改築、屯田の杜整備事業の確実な実施に向けて、地元の方々が市長に要望書を提出するという方針が決まりました。端野図書館の整備を巡っては、市は財政悪化を踏まえて端野図書館の整備事業だけでなく色々な事業についてゼロベースで見直すと表明されておりますが、協議会としては計画どおりに早期実現してほしいと要望書を提出されることと存じます。
そこでお伺いいたしますが、まず、前提条件として、今後、財政健全化に向けて夏ごろに示すという基本方針や、数値目標を盛り込んだアクションプランの策定状況について現状を教えてください。
市長)
策定の時期につきましては、基本方針については夏頃、アクションプランについては秋頃をそれぞれ予定しております。
基本方針、アクションプランの策定に向けましては、私が本部長であります財政健全化推進本部会議を本年度これまで5回開催しており、検討も本格化しているところであります。具体的な内容が決まりましたら、議会にお示ししたうえで公表してまいりたいと考えております。
記者)
市長として、端野図書館の地元から寄せられる要望について、市長自身がお受けになるのか、また、どのように受け止めるか伺う。
市長)
端野図書館改築事業につきましては、これまでも端野まちづくり協議会から、自治区内事業の今後のあり方について諮問した際、優先順位が高い重点事業として答申をいただいているところであり、市といたしましても第6次実施計画に位置付けし、今年度は基本実施設計に取組んでいるところであります。
しかしながら、今般、財政健全化に向けた取組を進めることとなりましたので、他の事業と同様に、その事業の必要性、緊急性や未来への投資効果等を、総合的に勘案し、今後の対応を判断してまいりたいと考えております。
記者)
要望書自体は市長が当日受けとるのでしょうか。
市長)
受け取る予定でおります。
記者)
北見市が高齢者祝い金の制度見直しに取り組まれており、第三者委員会に見直しを諮問しているが、高齢化が進む中で、市長としては、制度の重要性についてどう考えているのか教えていただきたいのですが。
市長)
本市の敬老事業に係る長寿祝金につきましては、長寿を祝福し敬老思想の高揚を図り、高齢者の福祉の増進に寄与することを目的にこれまで実施してまいりました。
しかしながら、少子高齢化により、今後、後年度への財政負担の増大が懸念されるとともに、行財政改革推進計画において、事務事業の見直しが必要な項目に位置付けられておりますことから、今後の事業のあり方について検討を進めるため、本年1月22日に敬老事業の見直しについて、社会福祉審議会へ諮問しているところであります。
記者)
財政健全化に向けて、基本方針やアクションプランの検討を進めているとお話しがあったところですが、高齢者祝い金の事業についてもアクションプランの中で見直すという事でしょうか。
市長)
ご質問の通り、審議会からの答申を受け、長寿祝金のあり方については、アクションプランの中で検討してまいりたいと考えております。
記者)
昨年8月に開催いただいた記者会見でパワハラに関する第三者調査委員会の設置について示されてから、もう少しで1年を迎えることになります。第三者調査委員会の独立性が重要なのは理解しておりますが、関係者から結論が出るのが遅い、動きが全く見えないなどの声が出ています。これまでの開催状況、最後の会合はどのような状況になっているのかお伺いしたいのですが。
市長)
第三者調査委員会については、昨年12月6日に1回目の会議が開かれ、本年4月3日の5回目に至るまで、現時点で5回にわたるご議論をいただいているものと承知をしているところであります。
記者)
設置を示されてから1年、開かれてから7~8カ月ほど経つが、市としては、第三者委員会にいつまでに結論を出してほしいなどを求める考えがあるのでしょうか。
また、結論が出る前に被害を訴え、申立てをした職員の人事異動が行われたようです。市長はパワハラのない職場の実現を訴えておりますが、本当に被害を訴えた職員の立場に立った対応が取られているのか、職員のケアなどどのように考えているのかお伺いしたいのですが。
市長)
第三者調査委員会については、客観性、中立性と公平性が確保されていることが何よりも重要であり、第三者調査委員会に特段なにかを申し上げるということは差し控えるべきであると認識しております。また、これまでにも申し上げました通り、第三者調査委員会における調査報告に至るまでのスケジュールにつきましては、第三者調査委員会において適切に判断されているものと承知しておりますので、その点についてはご理解を頂きたいと、このように受け止めております。
それから、職員の人事異動につきましては、適材適所という考えの中で、その都度判断するものであり、今後も適切に判断してまいりたいと考えております。
また、パワーハラスメントについては、今までもお話ししておりますが、決してあってはならないことでありますので、今後ともなお一層しっかりと防止対策に取り組むこととともに、ハラスメントのない働きやすい環境を作るためにも職員研修をしっかり行いたいと思っております。
記者)
今日の午後に、宿泊税に関する委員会が始まるが、市長として宿泊税についてどのように考えているのか、また、検討会の協議結果にもよるとは思うが、どのようなスケジューリングを考えているのでしょうか。
市長)
観光振興に係る財源確保については、大変重要なことであると受け止めております。
観光産業は、宿泊・飲食業をはじめ幅広い分野に経済波及効果が見込まれ、本市の経済活性化を図るため、より一層重要性を増しております。こうした状況の中、本市の観光施策を着実に実行し、継続的に観光振興を進め、地域経済の活性化を図っていくためには、観光振興における受益と負担の関係を踏まえた新たな財源の安定的確保が必要であると考えております。
先ほどお話しにもありましたが、今日の午後から委員会が立ち上がる予定でありますが、観光振興に係る新たな財源の検討、必要性、制度、使途等について協議していきたいと考えております。
記者)
北海道は令和8年4月を目指すような話があるが、北見市は導入となれば歩調を合わせるのでしょうか。
市長)
今回の委員会の中で、協議していきたいと考えております。