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お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。
報道機関の皆さまには、市政の推進に当たり、ご協力をいただき、心から感謝を申し上げます。
8月の定例記者会見でもお知らせしましたとおり、今月1日から、新しく移転した北見市休日夜間急病センターが供用開始いたしました。また、10月6日 日曜日からは、休日等昼間の診療も開始したところであります。新たな一次救急医療体制が整ったことで、市民の皆様がより一層安心して生活していただけるふるさと北見につながるものと期待しております。
それでは、本日の案件について、ご説明いたします。
はじめに、北見秋祭~オホーツクマルシェ2024~についてでありますが、「資料1」をご覧願います。
本年、第1回目として、明日、10月11日 金曜日から13日 日曜日の期間で、北見芸術文化ホール駐車場特設会場等4会場で開催いたします。
毎年同時期に開催しておりました「きたみ菊まつり」、「北見オクトーバーフェスト」、「オホーツク北見ハロウィーンフェスティバル」の内容を一部引き継ぎつつ、「オホーツクマルシェ2024」とし、35店舗以上の飲食テントやキッチンカーから提供されるオホーツク産の食材を使用したグルメと合わせて、全国各地40種類以上の地ビールの提供のほか、最新鋭のリアルタイムAR合成システムを使用した「バーチャルスタジオ」でのAR合成体験や市内大学生・高校生による番組配信等を行う予定となっております。
この他にも、音楽やダンスステージ等の企画や、子どもたちが楽しく遊べる遊具設置のほか、各団体によるPRブースの出店を予定しております。
また、本市出身の漫画家である伊科田海(いかだかい)先生に北見秋祭のPRキャラクターとして、3体のキャラクターをデザインいただきました。北見秋祭を盛り上げるキャラクターとして、様々な場面で活躍する予定です。
この「北見秋祭」は、市民の皆様をはじめ、市外・道外からの多くの方々にお楽しみいただけるよう、魅力あふれるおまつりとして、新しく開催いたしますのでぜひ皆様に足を運んで頂きたいと思います。
次に、令和6年度北見市防災総合訓練についてでありますが、「資料2」をご覧ください。
本年10月15日 火曜日 午後1時から、川東河川敷多目的広場において開催いたします。
本訓練は、北見市防災会議の主催により、防災関係機関と地域住民が協力して、迅速かつ的確な災害対策が実施できるよう、防災体制の強化、市民の防災意識の普及啓発を図ることを目的に実施いたします。
昭和58年から防災週間にあわせて実施をしてまいりましたが、今年度は8月、9月の出水期を避けた10月に変更し訓練を行うこととしたところであります。
訓練内容につきましては、長期間に雨が続く中、釧路沖でマグニチュード8.0、北見自治区は震度5強を観測という地震を想定し、40の関係機関、11の地域町内会・自主防災組織と協同・連携を図り、訓練を展開してまいります。
具体的には、住民広報による避難誘導、応急対策として、ドローンによる情報収集や伝達、ライフラインの確保、さらに倒壊家屋及び被災車両からの救助救出、孤立者のヘリコプター救助、多数の負傷者による医療班の救護等が行われます。
近年、全国各地で災害が激甚化・頻発化しております。本訓練が「災害への備えと対策」の一躍を担っておりますので、多くの皆様に足を運んでいただき、訓練を観覧いただくことで、防災への意識を高めていただきたいと思います。
私からは以上となります。
記者)
姉妹友好都市交流事業について教えていただきたい。議会でも取り上げられていましたが、11月11日から16日にアメリカのエリザベス市、また、現在、韓国の晋州市に行かれていると思います。参加する市職員や議員の人数、どのくらいの費用を見込んでいますでしょうか。
市長)
11月11日から16日に、エリザベス市に訪問することになりますけれども、派遣する北見市訪問団につきましては10名となっております。そのうち、北見市からは副市長と担当職員の2名、北見市議会からは飯田議長の参加を予定しております。なお、通訳を含む4名の旅費を市が負担するものでありますが、予定していた市の担当職員1名の派遣を取りやめたほか、早割航空券の確保などの対応をいたしまして、可能な限り縮減を図ったところであります。
記者)
晋州市についてはいかかでしょうか。
市長)
晋州市へ派遣する北見市訪問団につきましては、北見市から副市長と担当職員の2名、北見市議会からは中崎副議長に出席をいただき、計3名で現在派遣しております。
記者)
来年度から30億円を縮減しなければならないという厳しい財政状況の中で、この交流事業について市民理解は得られると考えているのか、中止という判断にならなかったのはなぜかお伺いできますでしょうか。
市長)
エリザベス市との55周年記念事業につきましては、昨年度、エリザベス市との事前協議を踏まえて、相互訪問を実施している状況でありますが、財政状況を鑑み、費用の縮減を図ったところであります。
また、こうした姉妹友好都市交流の積み重ねが、人と人とのつながりや交流人口の増加、異文化交流などによる国際理解の推進、国際感覚を持つ人づくりなどにつながると考えております。
来年度以降の交流事業につきましては、各都市との間に盟約を結ぶことになったご縁やこれまでの交流経緯を大切にしながら、相手方の意向や北見市国際親善交流委員会の意見などを踏まえるとともに、財政健全化の取組も考慮しながら、事業内容を精査し適切に行ってまいりたいと考えております。
記者)
公共施設使用料について、先日、第三者委員会が答申内容を協議し、まとまったところです。委員からは、値上げという苦しい判断の一方で、将来に負担を残すわけにはいかないという意見が大半を占めたが、これに対する市長の受け止めをお伺いできますでしょうか。
市長)
使用料等の見直しにおきましては、本年5月に「北見市使用料等検討委員会」を設置し、ご議論を重ねていただいてきました。10月2日に開催された第4回会議において、答申の内容を概ねまとめていただいたところであります。
今般の物価高騰等による影響なども踏まえて、市民の皆様へのサービスに対し適正な負担をいただくことは、負担の公平性や受益者負担の原則に照らしましても必要不可欠でありますが、安定的にサービスを継続するためにも新たな負担がどうしても必要である、という判断に至る過程において、委員の皆様には大変難しく、心苦しい思いでご議論をいただいたものと受け止めております。
今後、委員長から最終的な答申をいただくこととなりますが、そうした思いを踏まえつつ、しっかりと見直しを検討してまいりたいと考えております。
記者)
11月に長野県飯田市と焼肉のイベントを開催する予定かと思います。日本縦断焼肉連携協議会が発足する意義について、どのように考えているのか。また、なぜこのタイミングなのか、連携することでどのような相乗効果を期待していますでしょうか。
市長)
長野県飯田市とはコロナ禍以前より交流を続けており、焼肉を軸にした連携を検討しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一時交流が中断し、一昨年より両市の焼肉イベントを観光関係者が視察するなど交流を再開いたしまして、連携に係る協議を進めて、今年度より協議会を立ち上げることができました。
飯田市は人口1万人当たりの焼肉店舗数が日本で第1位、本市が全道で第1位、全国で第3位となっており、独自の焼肉文化を持つ市同士での連携を図ることで地域の個性である焼肉という「食」を通じて、両市を全国的に発信することで、地域へのさらなる来訪を拡大し、活性化が図られるものと期待をしているところであります。
協議会の今年度の事業として、本年11月17日に品川区のイベントの中で飯田市と北見市の焼肉をふるまう「焼肉のまちイベントin品川」を開催する予定となっております。
記者)
北見市が全道第1位の焼肉の店舗数とお話しがありました。インバウンドや国内旅行が増えてきているなかで、北見市の観光資源として焼肉にどのように期待しているのか。市長としてのご所見をお伺いできますでしょうか。
市長)
本市が過去に道外のイベントで実施したアンケートにて「新しい旅先を決定する決め手はなにか」という質問に対し、第1位は「自然景観」、第2位は「グルメ・郷土料理」となっており、「食」が上位につけている結果となり、旅の中で「食」は重要な要素であると考えており、おいしい焼肉を食していただくだけでなく、地元の住民が愛する焼肉文化を楽しんでいただく本市の焼肉は地域の魅力増進、交流人口の拡大、国内外からの誘客及び滞在の促進につながる重要なコンテンツであると考えております。
記者)
北見市としてより知ってもらう、より広げていくために、今後どのような取り組みが必要と考えていますでしょうか。
市長)
今後につきましては、地域の個性であります焼肉という「食」を通じ、地域への更なる来訪を拡大し、活性化を図っていくためにも、飯田市と北見市だけの連携ではなく、全国的な体制でのプロモーションの実施が必要であると考えており、今後更なる他市との連携について検討していきたいと考えております。
具体的なことについては、今後、飯田市と協議を進めていきたいと考えております。