ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症

子宮頸がんについて

子宮頸がんとは、子宮頸部(子宮の入り口付近)にできるがんのことです。
子宮頸がんの発生にはヒトパピローマウイルス(HPV)と呼ばれるウイルスが関わっており、一般に性行為を介して感染することが知られています。

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子宮頸がんは、早期に発見されれば、治療により比較的治癒しやすいがんとされていますが、発見される時期が遅くなると治療が難しくなります。
子宮頸がんの患者さんは、年間約10,000人程度(2014年)と報告されており、最近では若い年齢層(20~39歳)で患者さんが増えています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、皮膚や粘膜に感染するウイルスで、100以上の種類があります。粘膜に感染するHPVのうち少なくとも15種類が子宮頸がんの患者さんから検出され、「高リスク型HPV」と呼ばれています。
ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染してもウイルスは自然に排出されるとされていますが、長期にわたり感染することでがんになると考えられています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンについて

HPVワクチンは、子宮頸がん全体の50~70%の原因とされる2種類のヒトパピローマウイルス(16型と18型)の予防効果をもつ2価ワクチン(サーバリックス)と、尖圭コンジローマや再発性呼吸器乳頭腫症の原因ともなる6型と11型も加えた4価ワクチン(ガーダシル)があります。

※HPVワクチンは、原則、同一のワクチンで3回の接種を行います。

※9価ワクチン(シルガード)は任意接種(有料)となります。

定期接種(無料)予防接種について

令和4年度 定期接種 小学校6年生から高校1年生相当の女子(平成18年4月2日から平成23年4月1日生まれの女子)

※平成18年4月2日から平成20年4月1日生まれの方は、令和7年3月末まで接種が可能です。
キャッチアップ接種(※) 平成9年4月2日から平成20年4月1日生まれの女子

※令和4年4月から令和7年3月末まで接種が可能です。
持ち物 健康保険証、母子健康手帳または予防接種済証(2回目以降)
(※予診票は医療機関に備え付けてあります。)

(※)キャッチアップ接種は、過去にHPVワクチンの3回接種を終えてない方が対象となります。過去の接種の有無や使用したワクチンが不明の場合、母子健康手帳を確認するほか、接種した時期に住まわれていた市町村にお問合わせください。

  • 13歳未満の接種の際には必ず保護者の同伴が必要です。ご注意ください。
  • 13歳以上16歳未満で保護者が同伴できない場合には、保護者の署名のある同意書と予診票、母子健康手帳を持参してください。
  • 16歳以上は保護者が同伴しなくても、被接種者本人の同意で接種が可能です。
ワクチンの種類と接種回数 標準的な接種 接種間隔
サーバリックス(2価ワクチン)
3回(筋肉内注射)
中学1年生の間
1か月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回の接種をする
1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて2回目を行った後、1回目の接種から5か月以上、かつ2回目の接種から2か月半 以上の間隔をおいて3回目の接種をする
ガーダシル(4価ワクチン)
3回 (筋肉内注射)
中学1年生の間
2か月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6か月の間隔をおいて1回の接種をする
1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて2回目を行った後、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて3回目の接種をする

個別接種指定医療機関 (2022年4月現在)

  • 事前に予約が必要な場合がありますので、直接医療機関にお問い合わせください。
  • 予防接種を行う医師の氏名については、医療機関に掲示しております。

接種対象者および保護者の皆様へ

ワクチンの有効性および安全性等について十分にご理解いただいたうえで、接種について判断をしていただきますようお願いいたします。
なお、ワクチンの有効性および安全性については、厚生労働省作成のリーフレットをご覧いただくとともに、相談窓口もご活用ください。

HPVワクチン接種の対象年齢のお子様及びその保護者向けリーフレット

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの副反応について

国内の添付文書に記載されている副反応としては下記のとおりとなっており、その多くは一過性であるとされています。

サーバリックスの副反応(2020年10月改訂 (第13版)添付文書参照)

局所反応 疼痛(99.0%)、発赤(88.2%)、腫脹(78.8%)
全身反応 疲労(57.7%)、筋痛(45.3%)、頭痛(37.9%)、胃腸症状(悪心、嘔吐、下痢、腹痛等)(24.7%)、関節痛(20.3%)、発疹(5.7%)、発熱(5.6%)、蕁麻疹(2.6%)

ガーダシルの副反応(2020年12月改訂添付文書参照)

局所反応 疼痛(82.5%)、紅斑(30.2%)、腫脹(25.4%)、そう痒感(5.0%)
全身反応 発熱(5.8%)、頭痛(4.0%)など

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症に関する相談窓口

(1)北海道の相談窓口

受付日時:月曜日~金曜日 午前8時45分~午後5時30分(土日祝日、年末年始を除く)

北海道保健福祉部感染症対策局感染症対策課
電話:011-2040-5253

北海道教育庁学校教育局健康・体育課(学校生活に関すること)
電話:011-204-5752

(2)厚生労働省の相談窓口

受付日時:月曜日~金曜日 午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除く)

感染症・予防接種相談窓口
電話:03-5276-9337

ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について

厚生労働省では、HPVワクチン接種後に広範な疼痛又は運動障害を中心とする多様な症状がある方に対して、より身近な地域において適切な診療を提供するため、都道府県単位で協力医療機関を選定し、協力医療機関、地域の医療機関、厚生労働科学研究事業研究班の所属医療機関等が連携する診療体制を整備しています。

HPVワクチン接種後に気になる症状が生じた際は、まずは接種を行った医師又はかかりつけの医師に相談し、受診を検討してください。

定期的な検診も受けましょう

子宮頸がんの予防法としては、HPVワクチンを接種することで、ヒトパピローマウイルスの感染を予防することが挙げられますが、子宮頸がん検診を定期的に受けることで、がんになる過程の異常(異形成)やごく早期のがんを発見し、経過観察や負担の少ない治療につなげることができます。

20歳以上の女性は、2年に1回の頻度で子宮頸がん検診を受けることが推奨されています。一般的に、子宮頸部の細胞を採取して、細胞に何らかの異常がないかを検査する「子宮頸部細胞診」が行われます。

北見市では20歳以上の女性の方で、職場等で検診を受ける機会がない方を対象に、集団(バス)検診と医療機関で受診する個別検診を実施しています。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的な接種勧奨(接種のご案内)の再開について

平成25(2013)年6月14日に開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策調査会(合同開催)において、「ワクチンとの因果関係を否定できない持続的な疼痛等が、HPVワクチンの接種後にみられたことから、この副反応の発生頻度等がより明らかになり、国民に適切な情報提供ができるまでの間、定期接種を積極的に勧奨すべきではない」とされ、厚生労働省より積極的な接種勧奨の一時差し控えが決定されました。

そのため、北見市においても接種対象者への個別通知による積極的な接種勧奨を差し控えておりました。

このたび、令和3年11月12日の厚生労働省の検討部会において、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められました。
また、安全性評価を引き続き行っていくことや接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関の体制強化等を行うという、今後の対応の方向性も踏まえ、積極的な接種勧奨を差し控えるという当該状態を終了させることが妥当とされたところです。

以上を踏まえ、令和3年11月26日付け厚生労働省通知により、前述の平成25年通知が廃止され、個別勧奨の再開に向けた接種体制の整備等を進めることとなりましたのでお知らせいたします。

お問い合わせ
北見市保健福祉部健康推進課
北見市北6条西2丁目(保健センター内)
電話:0157-23-8101

端野総合支所保健福祉課
北見市端野町二区471-1
電話:0157-56-4005

常呂総合支所保健福祉課
北見市常呂町字常呂323
電話:0152-54-2114

留辺蘂総合支所保健福祉課
北見市留辺蘂町上町61
電話:0157-42-2426
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