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エキノコックス症は、寄生虫の一種であるエキノコックス属の条虫の幼虫によって引き起こされ、その原因寄生虫種により単包性エキノコックス症(単包条虫)と多包性エキノコックス症(多包条虫)があります。
この虫にとって人は、本来寄生する相手ではないため、人の体内で成虫になることができません。
エキノコックスの条虫は、イヌやキツネなどの体内で成虫へと成熟し、虫卵を産みます。
これらが排泄物とともに環境中へとばらまかれることになり、虫卵に汚染された土壌を介して人に感染してしまうことがあります。
具体的には、エキノコックスの虫卵で汚染された食べ物や水を口から摂取することで、人の体内に入り込みます。
エキノコックスの虫卵を体内に取り込んでも、多くは無症状で経過します。単包虫の場合、生涯、気づかれないこともあります。別の検査で偶然発見されることも珍しくありません。
一方、多包虫の場合は、肝臓に感染し、吐き気や嘔吐、右上腹部の違和感などの非特異的な症状が出現することが多いです。肝障害が進行することで、黄疸や腹水などが出現することもあります。
また、肺や脳に障害を引き起こすこともあります。この場合、咳や痰、呼吸障害や疲れやすさ、けいれん、意識障害などが生じることがあります。どの臓器に関連した症状が出現するかは、エキノコックスが侵入した臓器によって異なります。
北見市では、毎年6月から11月までの間、胃がん・肺がん・大腸がん検診の日程に合わせて、毎月エキノコックス症検診を行っています。
北海道での生活が5年以上で検診を一度も受けたことがない方や、5年以上検診を受けていない方、特に、犬などのペットを飼っていたり、家庭菜園や山菜採りを楽しんでいる方は、検診を受けましょう。
お問い合わせ |
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北見市保健福祉部健康推進課 北見市北6条西2丁目(保健センター内) 電話:0157-23-8101 |
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