日本脳炎定期予防接種

日本脳炎とは?

日本脳炎ウイルスの感染で起こります。ヒトから直接ではなくブタなどの体内で増えたウイルスが蚊によって媒介され感染します。ヒトからヒトへの感染はありません。
7~10日の潜伏期間の後、高熱、頭痛、おう吐、意識障害、けいれんなどの症状を示す急性脳炎になります。感染者のうち100~1,000人に1人が脳炎等を発症しますが、髄膜炎や夏かぜ様の症状で終わる人もいます。
脳炎にかかった時の死亡率は約20~40%ですが、神経の後遺症を残す人が多くいます。
流行は西日本地域が中心ですが、ウイルスは北海道など一部を除く日本全体に分布しています。予防接種の普及などで発生は減少していますが、最近では予防接種を受けていない高齢者を中心に発生しています。

定期接種対象者、接種スケジュール

※生年月日により接種期間、接種間隔が異なりますのでご注意ください。

平成23年4月2日以降に生まれた方

個別接種指定医療機関(2024年12月現在)

  • 事前に予約が必要な場合もありますので、直接医療機関にお問い合わせください
  • 予防接種を受ける時は、母子健康手帳、予診票、健康保険証等をお持ちください
  • 予防接種については、接種の効果や副反応などの内容を理解し、納得された上で接種してください
  • 13歳未満の接種の際には必ず保護者の同伴が必要です。ご注意ください。
  • 13歳以上16歳未満で保護者が同伴できない場合には、保護者の署名のある同意書と予診票、母子健康手帳等を持参してください
  • 16歳以上の方は、保護者が同伴しなくても、接種者本人の同意で接種が可能です。
  • 予防接種を行う医師の氏名については、医療機関に掲示しております。

予防接種の副反応

予防接種後健康状況調査(厚生労働省)の集計によれば、37.5℃以上の発熱は、1期初回の翌日に最も多く、接種した部位の腫れなどの局所反応も接種翌日が比較的多く、回数では2期での発生が最も多くなります。

お問い合わせ
保健福祉部健康推進課
北見市大通西2丁目1番地
まちきた大通ビル4階
電話:0157-23-8101
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