ひと・まち・自然きらめくオホーツク中核都市

北見市は、北海道の東部に位置し、大雪山系の石北峠から豊かな森林、無加川・常呂川水系を抱く肥沃な大地を経てオホーツク海に至るまで、「タマネギや白花豆などの大地の恵み」、「ホタテや牡蠣をはじめとするオホーツクの海の恵み」などの素晴らしい資源、豊かな自然環境に満ちあふれています。
無加川流域には、北海道の天然記念物に指定されている自生のエゾムラサキツツジ群落、開湯110年を超える温根湯温泉郷があり、また、その下流域に広がる丘陵地帯は、人々を魅了する美しい田園風景を織りなし、常呂川下流域には、国指定の歴史的に貴重な「常呂遺跡」そして網走国定公園に属するワッカ原生花園があります。
北見市は人口約12万人のオホーツク圏最大の産業・経済の中核都市として発展しています。
平成18年3月5日、北見市、端野町、常呂町、留辺蘂町の1市3町広域合併を成し遂げ、新「北見市」が誕生しました。この合併に至るまでには、多くの皆さんの英知を集めた取り組みがあり、市民の皆様並びに関係機関・団体等に対し、改めて心より感謝を申し上げます。
今、北見市は旧市町に四つの自治区を設置して、地域特性を最大限に生かしたまちづくりを進めています。この地に行政が誕生してから百年以上を経て、先人たちが営々と築き上げた北見市が今日まで歩んできた歴史を知り、過去を主体的にとらえ後世に伝えることは、現代を生きる私たちにとって未来に向けて大きく確実に進む力となります。
『新北見市史』は合併後の市史編さん事業として、平成21年3月に市史編さん委員会から答申をいただきました「北見市史編さん基本計画」に沿って、平成24年に市史編集委員会を設置し、調査、執筆、編さん事業を進め、令和元年９月に刊行しました。

北見市史に盛り込まれなかった歴史について、市民の皆さんからご提供いただいた資料を基に史稿を発行しています。
北見市立図書館に配置していますので、ぜひご覧ください。
市史の執筆に興味のある方は市史編さん係までご連絡ください。

市民から提供があった写真・新聞・記念誌、市史編集の際収集した資料、行政資料などを、まちきた大通ビル(パラボ)５階市史編さん資料書架室（まちきた大通ビル）に保存し、地域の歴史や自分史、記念誌づくりなどに利用されています。
ご利用の際は、資料は多岐にわたり、準備に時間を要するため、あらかじめ電話連絡の上、ぜひご利用ください。

北見市の歴史に関する資料（郷土資料、古文書、写真、地図など）を収集しています。歴史的価値の高い資料をお持ちの方で、北見市にご提供いただける場合は、市史編さん係までご連絡ください。

「新北見市史」は北見市立図書館等でご覧になれます。
また、下記書店で販売しているほか、郵送により購入することができます。

郵送購入希望の方は、購入申込書に記入のうえ、メールまたはＦＡＸで市史編さん係までお申し込みください。代金前払い、郵送料着払いとなりますのであらかじめご了承願います。