史跡常呂遺跡の世界遺産暫定一覧表記載資産候補に係る提案書について

北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群

 北見市では、史跡常呂遺跡の世界文化遺産登録を目指しています。
 世界遺産に登録されるには、国内の候補リストである「暫定一覧表」に登載される必要があることから、平成19年、北見市は標津町・北海道と共同して常呂遺跡・標津遺跡群を「北海道東部に窪みで残る大規模竪穴住居跡群」の名称で世界文化遺産暫定一覧表に記載する提案を文化庁に行いました。
 このときの審査では、残念ながら「暫定一覧表」に登載されるに至らず、「世界文化遺産暫定一覧表記載候補の文化資産」として位置づけられることになりました。

 総合評価は次のとおりでした。
(1)窪みで残る竪穴住居跡はおよそ7000年もの長期間にわたって営まれてきたことを物語る資産である。
(2)北海道の寒冷気候のため独特の遺存状況を残し、人類と自然との調和の過程を示す考古学的遺跡として価値は高い。
 一方で、竪穴住居跡が世界史的・国際的な観点から代表例となるのか、つまり、世界中のだれもが認めるような特別な価値を持っているかの証明を十分に行う必要がある点が課題とされました。さらにアイヌ文化との連続性も視野に入れた資産構成、オホーツク海沿岸にわたって広がる同種の遺跡との比較など調査の必要性が指摘されています。

 提案書の内容については、以下のPDFファイルをご覧ください。

世界遺産暫定一覧表記載資産候補に係る提案書:北海道東部の窪みで残る大規模竪穴住居跡群

(1)提案のコンセプト

(2)資産に含まれる文化財

(3)保存管理計画

 個別構成要素に係る保存管理計画の概要、又は策定に向けての検討状況
 資産全体の包括的な保存管理計画の概要、又は策定に向けての検討状況
 資産と一体をなす周辺環境の範囲、それに係る保全措置の概要、又は措置に関する検討状況

(4)世界遺産の登録基準への該当性

 資産の適用種別および世界文化遺産の登録基準の番号
 真実性/完全性の証明
 類似資産との比較

【参考】世界遺産委員会の定める登録評価基準(抜粋)

 現存するか消滅しているかにかかわらず、ある文化的伝統又は文明の存在を伝承する物証として無二の存在(少なくとも希有な存在)である。
 あるひとつの文化(又は複数の文化)を特徴づけるような伝統的居住形態若しくは陸上・海上の土地利用形態を代表する顕著な見本である。
 又は、人類と環境とのふれあいを代表する顕著な見本である(特に不可逆的な変化によりその存続が危ぶまれているもの)。

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