市長定例記者会見(令和7年6月)

令和7年6月6日 定例記者会見

動画

会見項目

  1. 第2回定例市議会提出議案(6/12開会)について
  2. 第2回定例市議会に提案予定の補正予算について
  3. 北見市表彰式の開催について
  4. 市長への手紙について
  5. 第38回でっかいどうオホーツク北見ツーデーマーチについて

会見内容

 お忙しい中、お集まりいただき有難うございます。
 報道の皆さまには、市政の推進にあたりご協力いただき心からお礼申し上げます。

 6月に入り、初夏の北見を代表する屋外イベントの開催が近づいております。
 29日には 約4千人のランナーが参加する「第40回サロマ湖100kmウルトラマラソン」、の開催が予定されております。
 参加される皆さまには、澄み渡る空気や雄大な自然を体感し、北見の風景を大いに楽しんでいただきたいと思います。

 それでは、本日の案件について、ご説明いたします。

(1)第2回定例市議会提出議案(6/12開会)について

 はじめに、昨日6月5日告示、6月12日開会の第2回定例市議会に提出の付議事件について説明させていただきます。
お手元の「資料1」付議事件一覧をご覧ください。

 記載のとおり、議案が7件、報告案件が9件、合わせて16件でございます。

 詳細につきましては、さきほど総務部長から説明をさせていただきましたので、ご確認をお願いいたします。

(2)第2回定例市議会に提案予定の補正予算について

 次に、「第2回定例市議会に提案予定の補正予算」についてであります。お手元の「別冊資料1」のうち、補正予算の主な事業をご覧ください。

 今回の補正予算につきましては、畑作物産地生産体制確立・強化緊急対策事業費、麦・大豆生産技術向上事業費などを計上いたしました。

 予算案詳細につきましては、さきほど企画財政部長から、説明をさせていただきましたので、ご確認をお願いいたします。

(3)北見市表彰式の開催について

 次に、北見市表彰式の開催についてでありますが、「資料2」をご覧ください。

 表彰式の日程ですが、6月10日(火)午前10時30分より、北見市役所本庁舎庁議室において開催いたします。

 この表彰式は、北見市表彰条例に基づき、市政の各分野において永年にわたり、ご尽力いただいた方々並びに、多額のご寄附をいただいた方々、郷土の誇りとなる業績を挙げた方々を表彰し、その功績を讃え、感謝の意を表すものであります。

 本年、表彰をさせていただく方々は、功労表彰は、6分野・10個人と1団体善行表彰は、2個人と4団体となっております。以上の方々におかれましては、条例に基づく表彰基準に該当され、4月に開催された北見市表彰審議会にお諮りし、答申をいただいた上、決定いたしたものであります。

(4)市長への手紙について

 次に、令和6年度「市長への手紙」の集計結果についてでありますが、資料3をご覧願います。

 市長への手紙は、広聴業務の一環として、市政に関する市民の皆さまの声を手紙でお寄せいただき、今後の市政に反映するため、毎年実施しているものであります。

 令和6年度の集計結果ですが、お寄せいただいた手紙は88通であり、意見件数は119件でありました。

 今年度の「市長への手紙」の用紙は、「広報きたみ・6月号」にて配布いたしております。

 市政執行にあたり、市民の皆さまから貴重なご意見をちょうだいし、ニーズを的確にとらえ、北見市の将来を見据えた取り組みにより、今後の市政運営に生かしてまいりたいと考えております。

(5)第38回でっかいどうオホーツク北見ツーデーマーチについて

 次に、「第38回でっかいどうオホーツク北見ツーデーマーチ」についてであります。

 この大会は、「でっかい自然・ふれあいウオーク」をテーマに、北見市に広がる田園風景など北海道の大自然に親しみ、心身の健康づくりと地域連帯感の高まりを期待して、6月21日・22日の2日間、開催されます。

 「でっかいどうオホーツク北見ツーデーマーチ」は全国17のウオーキング大会で構成された日本を代表する最も歴史あるウオーキングリーグの一つであり、北海道内外から数多くのウオーキング愛好者の皆様が参加されますので、多くのご声援をお願いいたします。また、今回は、きたみ観光大使である、プロレスラーのジェイク・リー選手が2日間、6kmコースに参加し、大会を盛り上げてくれます。

 コースは30km・20km・10km・6kmの4コースと合わせて、4kmの「ファミリー・キッズコース」も新たにご用意いたしました。当日参加も可能ですので、ぜひご参加ください。

 私からは以上となります。

質疑応答

記者)
 アクションプランに関わる部分で、令和8年度と令和9年度に統廃合を進める計画である、学校を除いた公共施設数と、公共施設の統廃合の必要性について改めてお伺いしたいのですが。

市長)
 アクションプランにおいて、令和8年度からの廃止または移管を見込んでいる施設数は、集会施設、高齢者福祉会館、体育施設など33施設、令和9年度からの廃止を見込んでいる施設数は、緑のセンター、無料パークゴルフ場の一部など9施設となっております。
 公共施設の老朽化が進む状況において、人口減少・少子高齢化が急速に進展していることを踏まえますと、施設の休廃止、集約化・複合化の議論を早急に進め、その効果額をしっかりと生み出さなければならないものでありますが、令和8年度以降のアクションプランにつきましては、引き続き検討を重ねてまいりたいと考えており、市民の皆さまからのご意見などに加え、その時々の財政状況などを総合的に勘案し、しかるべき時期までに判断いたしたいと考えております。

記者)
 緑のセンターや常呂町健康温水プール、留辺蘂町の花えーるなど、利用者から存続を望む声があがっている施設もあると思うが、どのように合意形成を図っていく考えかお伺いしたいのですが。

市長)
 令和8年度以降のアクションプランにつきましては、引き続き検討を重ねてまいりたいと考えております。昨年以降、利用者団体等関係者との協議を継続している状況であります。
 協議の内容、市民の皆さまからのご意見などに加え、その時々の財政状況などを総合的に勘案し、しかるべき時期までに判断していきたいと考えております。

記者)
 財政健全化計画は完成型ではないと以前の説明会でお話しされていたことも踏まえてになりますが、今後の議論の進め方など、展開次第では施設を存続する可能性もあるものでしょうか。

市長)
 現在協議を重ねている状況でありますので、具体的に申し上げることはできない状況ですが、先ほど申し上げましたように、引き続き検討を重ねてまいりたいと思いますので、市民の皆さまからのご意見や、財政状況などを踏まえ、しかるべき時期までに判断していきたいと考えておりますので、ご理解いただきたい。

記者)
 端野図書館の建替えについて、令和7年度から3年間、予算計上を見送る判断をされたかと思いますが、今後、どのように住民と協議を進めていく考えであるかお伺いしたいのですが。

市長)
 端野図書館改築事業につきましては、令和7年度から令和9年度までの集中健全化期間中における総合計画の実施計画の計上と関連事業費の予算計上を見送ることとし、令和10年度に改めてアクションプランの進捗状況やその時々の財政状況なども慎重に検討して、事業実施の可否を判断していくことになると考えております。

記者)
 市民の意見聴取の場として、移動市長室の活用を挙げていましたが、今年度開催する予定があるか、市民から申込みがあったかお伺いしたいのですが。

市長)
 移動市長室の申込状況については、本日時点の状況で、仮の申し込みが1件あり、7月中旬ごろに開催を予定しております。移動市長室につきましては、各団体やサークルなどからの申し込みにより開催しますが、昨年度は申し込みがなかったため、開催には至りませんでした。

 しかしながら、移動市長室につきましては市民の皆さまとの直接的な対話の場であり、市民の声を市政に反映させるためにも貴重な機会であると考えております。本年5月に、市ホームページに新着情報として改めて市民周知を図った次第であります。今後も、広報きたみや各種SNSを活用し、周知を進めてまいるほか、担当課から各種団体への案内なども検討しております。

記者)
 相手から申込みがあって初めて実現することなので、なかなか目標回数ということは難しいと考えますが、市長としてどのくらいのペースで開催したいか、申込みが殺到した場合はどうするか、などがあればお伺いしたいのですが。

市長)
 何件と申し上げることはできませんが、申込みがあったものについてはしっかり向き合っていきたいと考えております。

記者)
 相内義務教育学校についてお伺いしたいと思います。建設が予定されていたものが工事はストップとなった経過や、住民周知の不十分さから、地域住民の方からは不信の声が上がっているのが実情だと思います。
 先日の総務教育常任委員会で、地域から義務教育学校設立を求める請願が不採択となりましたが、議員の方々が意見を述べられる中で、教育委員会が地域住民に十分な説明をしていなかったのではないかなど、対応の不手際を問題視する声も多くあがっていました。その中で、一部の議員からは、市長や教育長が何らかのけじめをとる必要があるのではないかとの言及もありました。市長として今回の問題をどのように受け止めているのか、地域とどのように向き合っていこうとしているのかについて、考えをお伺いしたいのですが。

市長)
 このたび、相内義務教育学校設立に関わる請願があったことにつきましては、真摯に受け止めているところであります。
 今後の北見市全体の学校のあり方につきましては、北見市立学校適正規模・適正配置検討委員会の中で議論いただく予定ですが、引き続き、相内地域の子どもたちにとって、より良い教育環境となるよう努めてまいりたいと考えております。

記者)
 教育長は、3カ月前に自ら地域説明会に足を運んで説明をされていたかと思います。市長として、地域に出向いて何かしら行う考えはありますでしょうか。

市長)
 議会で色々な議論があったことについては承知しておりますが、私の中で議論に関する答えを出す段階には至っていない状況でありますので、ご理解いただきたいと思います。

記者)
 先日、特別委員会にて、公共施設の利用料を最大1.5倍とする市の提案が了承されました。今まで無料だった高齢者を有料にすることによる運動離れや、施設の利用者減少が今後懸念されるところと思います。どのように影響を最小限に抑えて、一方で、市民に値上げの理解を求めていくのかお伺いしたいのですが。

市長)
 北見市使用料等検討委員会でのご議論は、少子高齢化が進展する社会において、負担の公平性の確保という観点で進められ、他都市の事例や、令和5年に実施した市民アンケート結果などを踏まえ、有料化をすべきであるとの結論に至ったところであります。しかしながら、高齢者の心身の健康維持や生きがいづくりに資するため、引き続き、施設を利用しやすくする措置として、料金を一般の半額程度とすることとの意見が補足されたところであります。そうしたご意見を踏まえまして、今後とも、施設の利用率向上を図るため、各施設においてさまざまな工夫を凝らす取組をしていく必要があると考えております。

記者)
 日本縦断焼肉連携協議会につきまして、6月4日に、沖縄県石垣市が加わったと存じますが、加わったことで、新しい取組みや、期待、今後の展望があればお伺いしたいのですが。

市長)
 6月4日に、東京に行き、飯田市長と石垣市長と3人で協定締結を行いました。
 これから色々な形を検討していかなければならないところですが、3つの地域の連携によるローカル焼肉の魅力を全国・海外へ発信し、旅行者のニーズに応えるような商品改善、動画やSNSを活用したプロモーションの強化、旅行会社との連携による販売体制の構築など、色々な角度から、観光消費の創出を目指していきたいと考えております。

記者)
 ふるさと納税に関しまして、別荘取得支援にかかる申込みはありましたでしょうか。

商工観光部長)
 問い合わせは何件かございましたが、寄附の実績は0件となります。

記者)
 何度も出てきている話となりますが、財政難の要因は何であると考えていますでしょうか。また、財政難を切り抜けるための方針をお伺いしたいのですが。

市長)
 諸物価が上がったり、色々な状況があったと考えております。方針については、すでに提示させていただいております財政健全化計画に沿って、取組みを進めている最中というところでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。

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