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常呂自治区では、恵まれた自然環境の保全と公衆衛生の向上を目指し、特定環境保全公共下水道として1991(平成3)年に着手し、1995(平成7)年より供用を開始しました。
下水排除方式は汚水と雨水を分けて集水する分流式で、下水の処理は常呂終末処理場にて行っています。
常呂終末処理場では1日平均約600立方メートルの下水を処理し、常呂川に放流しています。
•常呂終末処理場での下水処理方式について
常呂終末処理場では、回分式活性汚泥法により下水を処理しています。
回分式活性汚泥法は、ひとつの槽(回分槽)の中で「下水の流入」、「ばっ気」、「活性汚泥(好気性(生育に酸素を必要とする)微生物を多量に含んだ泥)の沈殿」、「処理水の排水」の4つの工程を繰り返す方法です。
この方法は、ばっ気槽(反応タンク)が沈殿槽を兼ねているとともに、装置が簡単であるために維持管理が容易であり、小規模の下水処理施設に向いています。
(1)大量の活性汚泥が入っている回分槽に下水を流入させる。
(2)ばっ気を行い、活性汚泥に汚れの成分を分解させる。
(3)ばっ気を止めて静置し、活性汚泥を沈殿させる。
(4)上澄水として得られた処理水を排出する。
処理水にはまだ大腸菌やその他の細菌類を含んでいるため、トリクロロイソシアヌル酸という塩素系の薬剤で消毒します。
お問い合わせ |
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常呂上下水道課 電話:0152-54-2116 ファクシミリ:0152-54-3887 メール:to.kensetsu@city.kitami.lg.jp |
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