定例市長記者会見(令和3年6月)

令和3年6月10日(木)開催 定例記者会見

会見項目

  1. 第2回定例市議会提出議案(6/17開会)
  2. 第2回定例市議会に提案予定の補正予算

会見内容

 本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。報道の皆さまには、市政の推進にあたりご協力いただき心からお礼申し上げます。

 さて、高齢者の新型コロナウイルスワクチンの集団接種につきましては、予約開始時には、市民の皆さまに多大なご迷惑をお掛けしたところでありますが、先月26日から予定どおり集団接種も開始することができ、現在は、大きな混乱もなく、順調に進んでいるところであります。

 また、65歳以上の集団接種の想定人数、約22,000人のうち、6月9日の20時現在で、予約済みが18,899人となっております。なお、65歳以上の対象者40,350人のうち、6月8日時点で、1回目の接種を完了した方は、15,420人、2回目の接種を完了した方は、2,322人となっているところであります。

 現在、次の64歳以下の方の接種に向け、準備を進めているところでありますが、接種券の発送については、7月上旬を予定しているところであります。

 また、優先接種の対象となる基礎疾患を有する方および高齢者施設等の従事者の方については、集団接種の予約受付のため事前に申請をいただく必要があり、現在、準備を進めております。

 なお、64歳以下の方の集団接種の予約につきましては、はじめに、優先接種の基礎疾患を有する方および高齢者施設等の従事者、その後、スムーズな予約につながるよう年齢を区切って段階的に行う方法など、検討をしているところであります。

 その他、具体的な予約方法や時期などについては、関係団体等と調整を図っておりますので、詳細が決まりましたら、ただちに市民の皆さまにお知らせしてまいりますので、もうしばらく、お待ちくださいますよう、お願いいたします。

 それでは、本日の案件について、ご説明いたします。

(1)第2回定例市議会提出議案(6/17開会)

 はじめに、本日告示、6月17日開会の第2回定例市議会に提出の付議事件について説明させていただきます。議案が19件、報告案件7件、合わせて26件でございます。

(2)第2回定例市議会に提案予定の補正予算

 次に、第2回定例市議会に提案予定の補正予算の主な事業についてでありますが、「過疎バス路線等対策補助金」では、北海道北見バスの資金繰り支援のため、本年度補助金について、前倒しで概算払いします。

 「地域密着型サービス施設整備事業費補助金」では、介護職員の宿舎施設整備に対する助成、「子育て世帯生活支援特別給付金給付経費」では、低所得の子育て世帯に給付金を支給、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金給付経費」では、一定の要件を満たす生活困窮世帯を対象に3か月で最大30万円の支援金を支給、「新型コロナウイルスワクチン接種事業費」では、ワクチン接種に要する経費、「畑作構造転換事業費」では、営農集団等の先進的な栽培技術の導入等に対する補助、「次世代農業促進生産基盤整備特別対策事業費」では、道営土地改良事業に係る市負担金などについて、予算計上したところであります。

 私からは以上となります。

質疑応答(内容は要約しています)

記者)
 64歳以下の方のワクチン接種券が7月上旬に発送とのことでしたが、予約や接種ができるのはいつ頃になるのでしょうか。

市長)
 なるべく早くと思っていますが、現在関係機関と調整中です。調整がつき次第皆様にお知らせしたいと思っております。

記者)
 65歳以上の高齢者の接種は8月中に終了する見込みだったと思いますが、前倒しする自治体も出てきている中、現在はどのように考えていますか。

市長)
 65歳以上の方については、7月中には一定の方向性に立てるのではないかと考えておりますが、7月末頃に1回目の接種をした方については、2回目が8月にまたがる方も多少出てくるかと思っております。

記者)
 7月中に一定の方向性とのことですが、7月中には4万人のうちある程度の方の接種が終わる見込みが立ったということでしょうか。

市長)
 はい、そうです。7月中には一定の人数の接種が終わるのではないかと思っていますが、一部8月にまたがる方もいらっしゃるかなと思っています。状況的には7月中に終了できるように努力していきたいと思っています。

記者)
 一定の人数というのはどのくらいの割合なのでしょうか。

市長)
 8割から9割くらいになるのではと考えております。

記者)
 64歳以下の接種券の発送は、年齢など段階的に行うのか、全員に配るのか教えてください。

担当職員)
 64歳以下は一括での発送を予定しています。

記者)
 優先接種の対象となる基礎疾患の有する方や高齢者施設の従事者にも一斉に接種券を配って、集団接種の予約をしてもらうという認識でよろしいでしょうか。

担当職員)
 そうです。

記者)
 優先接種対象者の予約を受けた後、年齢を区切って段階的に予約を受ける方向ということでよろしいでしょうか。

担当職員)
 そのような方向で検討しております。

記者)
 年齢の区切りはどのようにするのか教えてください。

市長)
 現在、5歳きざみというのが考え方としては出てきています。年齢を区切ることで大体の人数が分かりますので、その後の方向性なども判断することが可能になると思っています。

記者)
 64歳以下の方も含めた全体でのワクチン接種を終える見通しはいつ頃と考えていますか。

市長)
 現在、11月末までとは言い切れませんが、年内11月頃を目標にして進めていきたいと考えています。

記者)
 職域接種が進むことへの期待や市として職域接種を行う団体への支援などを考えているのかお聞きしたいと思います。

市長)
 職域接種の対応をしていただけるのであれば、それについては期待をしております。市では集団接種やかかりつけ医による接種を行っていますので、職域接種への支援は国がメインになると思っていますが、市のほうに相談があれば、その内容を伺った中で対応できるのかどうか判断したいと思っています。

記者)
 オリンピックの関係でエクアドルの選手団の受け入れをされると思いますが、各自治体の中では選手団の受け入れを中止する自治体も出てきていますが、北見市としてはどのような対応をするのかお聞かせください。

市長)
 エクアドル共和国側からのキャンセルの連絡はありませんので、事前合宿については協力していくという状況であります。北見市としては、感染症対策に関する様々なルールを満たしてこちらに来ていただき、こちらに来てからも感染症検査を行うなど、充分な感染症対策をした中で望んでいきたいと考えています。

記者)
 各自治体で中止の判断をしたところもある中、市長が受け入れの決断をしたお考えをお聞かせください。

市長)
 たしか平成元年だったと思いますが、国の委員会を通じてエクアドルを紹介していただき、北見に来てもらって合宿地などの状況やキャリアを見ていただいた中でエクアドルと協定を締結し、今回の事前合宿に備えてまいりました。そういったことが続いてきた中で、エクアドル側の意思も尊重しながら、われわれも協定に沿った形でこの事業に関わっていかなければならないと考えています。コロナ過で色々と難しい状況ではありますが、来る段階、来てから、それぞれの段階での感染症対策や今のところ市民との接触は難しい状況と考えているので、そういったことについてエクアドル側と協議し了解をいただいた中で対応していきたいと考えています。

記者)
 学校の体育の授業でマスクをしていたとみられる児童が授業後に亡くなった事例があったが、北見市としてどのような対応を考えているのか。

市長)
 報道を受けて担当部に確認したところ、本市では体育時のマスクは不必要との文部科学省からの通知に基づいて、過呼吸や熱中症等のリスクがあることから、準備や片付けを除き、児童生徒にはマスクを着用しないように指導していると報告を受けています。今後の対応については、現時点でも実践していますが、マスクをしない中での体育授業となりますので、感染症対策として、2m以上の間隔の確保、体育館ドアの開放など換気の徹底、不必要な会話をしない指導、準備・片づけ時のマスク使用、体育授業前後の手洗い、先生方のマスク着用などを並行して実施することが重要であり、改めて徹底していきたいと考えています。

記者)
 エクアドル共和国との合宿後、競技後の交流は全てなしということでよろしいですか。

市長)
 今はしないという考えでいます。

記者)
 オンラインで交流するなどは考えていますか。

市長)
 オンラインによる交流については、今後の状況によってはあり得るのかなと思っていますが、まだエクアドルとの間では決まっていません。今後、協議する場は用意しなければと思っています。

記者)
 パラリンピックのブラインドマラソン日本代表の合宿は行う予定ですか。

市長)
 7月上旬から下旬、8月上旬から下旬にかけ2回の合宿が予定されています。

記者)
 五輪関係でのスポーツ合宿はブラインドマラソンだけですか。

市長)
 はい。ほかにはございません。

記者)
 本日報道等もありましたが、政府が11月末までに新型コロナウイルスワクチン接種を完了すると発表しました。市長からも先ほど11月末までを目指すという目標が示されましたが、目標に向けての体制強化は考えているのでしょうか。

市長)
 職員の関係かと思いますが、現在ワクチン接種推進室は10名体制でありますが、事務量が膨大であることから、3名増員し、主幹職1名、一般職員2名を配置します。主幹職と一般職員1名についてはすでに配置済みです。もう1名も仕事の関係があるので、来週中に配置し13名体制でさらに順調に進むよう取り組んでいきたいと考えています。

記者)
 ワクチン接種推進室は10名から13名体制になったということでよろしいですか。

市長)
 はい。その他に会計年度任用職員が6名いるので、関係者としては19名となります。

記者)
 ワクチン接種のペースを加速するために、接種会場の追加やレーンを増やすなどの考えはありますか。

市長)
 早めに進めるのは大事だと考えていますが、医療機関を含めた関係機関との協議が必要となりますので、充分に協議し、まとまれば皆さんにお伝えしながらやっていきたいと考えています。

記者)
 6月1日に道教委から改めて留辺蘂高校の募集停止が示されましたが、市長の受け止めはどうなのかと地区の説明会を開くなど道教委に働きかけていく具体案があれば教えてください。

市長)
 道の配置計画案で昨年度と同じ内容が示されており、非常に残念だと受け止めております。教育委員会とともに、計画が正式決定する9月までは引き続き、生徒たちの進路選択の幅が狭められることのないよう、慎重な判断と対応を道教委に求めていきたいと考えております。また、説明会などにつきましては、地元から要請は受けていませんが、今後そういうことがあった場合には、教育委員会と協議して対応していかなければならないと考えております。

記者)
 進路選択の幅を狭めないためにということでしたが、具体的にどのような活動をして道教委に求めていくのか教えてください。

市長)
 まだ教育委員会と話し合えていませんが、例えば網走教育局など色々な団体を通じて道教委のほうに考え方が伝わるような形で投げかけていかなければと考えています。

以上。

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