市長定例記者会見(令和3年11月)

令和3年11月25日(木) 定例記者会見

会見項目

  1. 第4回定例市議会提出議案(12/2開会)
  2. 第4回定例市議会に提案予定の補正予算

会見内容

 お忙しい中、お集まりいただき有難うございます。報道の皆さまには、市政の推進にあたりご協力いただき心からお礼申し上げます。

 さて、新型コロナウイルスのワクチン接種につきましては、国から3回目の追加接種の方針が示されたところであり、2回目の接種を受けた全ての方が対象となることを想定し、準備を進めておくことや、2回目の接種完了からおおむね8か月以上経過した方を対象に、追加接種を1回行うことを想定していることなどが明らかになったところであります。

 本市におけるスケジュールにつきましては、12月上旬から接種券を順次送付し、接種の開始は、12月中旬から医療従事者、1月中旬から高齢者施設等巡回接種及び個別医療機関での接種、2月中旬から集団接種の開始を予定し、大規模に行う集団接種は、来年7月末までの終了を見込んでおります。
 
 また、集団接種会場につきましては、北見自治区においては、現在も会場となっているまちきた大通ビル4階のほか、必要に応じ1から2か所、その他の3自治区は、各1か所程度を予定しております。

 次に、「子育て世帯への臨時特別給付金」につきまして、国では、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、その影響を受けている子育て世帯を支援する観点から、児童を養育している方の年収が960万円以上の世帯を除き、0歳から高校3年生までの子どもたちに、1人当たり、10万円相当の給付を行うこととしており、そのうち、1人当たり5万円の現金を先行して支給するものであります。
 
 支給対象者につきましては、令和3年9月分の児童手当の支給を受けている児童、令和3年9月30日時点で高校生相当年齢の児童、令和3年10月以降、令和4年3月31日までに生まれた児童手当の支給対象児童となり、15,074人と見込んでおります。

 以上につきまして、本日開会の第3回臨時議会において、これらの事業に係る経費の補正予算について、議決いただいたところであります。

 それでは、本日の案件について、ご説明いたします。

(1)第4回定例市議会提出議案(12/2開会)

 はじめに、本日告示、12月2日開会の第4回定例市議会に提出の付議事件について説明させていただきます。議案が18件、報告案件1件、合わせて19件でございます。

(2)第4回定例市議会に提案予定の補正予算

 次に、「第4回定例市議会に提案予定の補正予算」についてであります。

 補正予算の規模としましては、一般会計で 2億2,295万円の増額、全会計では1億8,366万6千円の増額となるものであります。

 そのうち、主な事業といたしましては、「原油価格高騰のための緊急対策事業」として、低所得世帯に対し、暖房に係る費用の一部を支援し、当該世帯の冬期間の生活安定に資することを目的に世帯全員が非課税の高齢者世帯、障がい者世帯、ひとり親世帯を対象に1世帯あたり1万円を支給するものであります。

 私からは以上となります。

質疑応答(内容は要約しています)

記者)
 新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種に向けての準備は順調でしょうか。また、課題等がありましたらお聞かせください。

市長)
 先ほども説明させていただきましたが、先般、厚生労働省の自治体説明会があったところであり、現時点におきましては、2回目接種完了から原則8か月以上経過した18歳以上を対象に接種を進めていきたいと考えております。また、課題等については今のところはないと考えております。

記者)
 市民の方に3回目の接種を受けて欲しいという気持ちは市長としてありますでしょうか。

市長)
 はい。丁寧に対応していきたいと思っております。

記者)接種率を上げるために市としてどのような取組みを考えていますか。

市長)
 12月に入りましたら、接種対象者の方々に3回目の接種についてご案内する予定です。その中で申し込み等を分かりやすくするなど丁寧に対応していきたいと考えております。

記者)
 本日の臨時議会で元職員の不祥事を受けて、市長の給与の減額が可決されましたが、改めて受け止めをお聞かせください。

市長)
 今回の事案については、市職員の立場や知識を悪用した犯罪行為であり、被害に遭われた方に対して改めてお詫びを申し上げますとともに、市民の皆様にも市政への信用失墜となりましたことについて、誠に申し訳なく思っております。今後については決してこのような不祥事を起こすことが無いよう綱紀粛正に努めるとともに、信頼回復に向け、全職員一丸となってしっかり取り組んでまいりたいと考えております。

記者)
 子育て世帯への臨時給付金について、12月24日までに最初の対象者への給付を開始する予定と伺いましたが、全ての方への給付が終わるのは、いつ頃でしょうか。

担当職員)
 12月24日をめどとしている対象者については、申請不要の方でプッシュ型での給付としております。今後のおおむねの作業スケジュールとしましては、申請が必要な方々には、12月の中旬以降に一定程度ご案内することを考えており、1月に入り申請の受け付けを始め、その内容の審査を行いつつ、準備が整い次第、順次支給していきたいと思っております。今のところ国から出されている情報が少ないのですが、年度内に支給が完了するのを一定程度の目標として事業を進める形になると考えております。

記者)
 原油価格の高騰に伴う緊急対策事業について、実施することとした背景や理由をお聞かせください。

市長)
 今回の実施については、原油価格高騰の影響により、灯油をはじめ、電気、ガスなどの価格が高値で推移している状況であるとともに、コロナ禍に伴う影響もあると受け止めております。国や道が示す各種施策や他都市の実施状況等を総合的に判断し、低所得世帯に対して、灯油など暖房に係る費用の一部を支援すると判断したところであります。

記者)
 灯油券ではなく、現金の支給とした理由をお聞かせください。

市長)
 取組みの方法としては、灯油に限定されないことや他都市の状況なども参考に現金振り込みで対応させていただくということで総体的に判断をさせていただきました。

記者)
 燃料や暖房費以外にも使われる方もいらっしゃると思うのですが、それも想定しているのでしょうか。

市長)
 想定と言うよりも、灯油など暖房にかかる費用の一部を支援するための給付というのが考え方の原則です。

記者)
 北見地域定住自立圏での新型コロナウイルスのワクチン集団接種が19日から始まっていると思いますが、今の状況をお聞かせください。

市長)
 1市4町の定住自立圏の枠組みでの接種が、今月の19日から始まりましたが、19日から21日までの3日間で、北見市を除く4町の接種人数につきましては、合計34人となっております。12月にも実施を予定しておりますが、この枠組みでの接種につきましては、今後始まる追加接種までの間と考えているところであります。私としましては、各町の未接種者に対し、接種機会を提供することができ良かったと考えております。

記者)
 4町以外の北見市民の方の接種人数はどのくらいだったのでしょうか。

担当職員)
 3日間で300人強です。

記者)
 現在、来年度の予算編成が行われていると思いますが、編成方針など現時点での状況をお聞かせください。

市長)
 市の財政状況は、大変厳しいものと考えており、令和4年度予算編成につきましては、これまで以上に選択と集中による効率的・効果的な事業の厳選を行うこととし、編成作業を進めているところであります。今後見込まれる収支不足の対応としての財政健全化の取り組みにつきましても、事務事業の見直しなど、予算編成と併せて取り組みを進めているところであり、形として取りまとめた場合は、改めて明らかにさせていただきたいと考えているところであります。

記者)
 来年度予算は例年と比べて、事業数が少なくなりそうということでしょうか。

市長)
 現在、精査中です。

以上。

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