市長定例記者会見(令和4年10月)

令和4年10月11日(火) 定例記者会見

会見項目

  1. 水道料金・下水道使用料の改定について

会見内容

 お忙しい中、お集まりいただき有難うございます。報道の皆さまには、市政の推進にあたりご協力いただき心からお礼申し上げます。

 9月24日に旭川市で開催されました北海道高等学校ラグビーフットボール南北選手権大会北北海道大会におきまして、北見北斗高校が13年ぶりに優勝し、12月から大阪・花園ラグビー場で開催される全国高等学校ラグビーフットボール大会出場を決められました。選手の皆さんや関係者の皆様、このたびは誠におめでとうございます。今年は高校の創立100周年という節目の年に達成された花園出場に、われわれ市民も大変うれしく思っております。全国大会に向け練習を積まれることと思いますが、十分準備を整えて大会に臨んでいただきたいと思います。

 さて、秋の深まりを感じる季節となり、北見の秋を象徴する「きたみ菊まつり」が先週8日から3年ぶりに開催されております。菊の展示やライトアップなど恒例の企画はもちろんのこと、今年は第70回を記念し、10月15日土曜日、午後2時から駅南多目的広場特設ステージにおきまして、きたみ観光大使である菊地 亜美さん、丸山礼さんによるトークショーが行われます。そのほか、ソムリエによるワイン講座やヤキニキストによる焼肉講座など、様々な催しが企画されておりますので、感染対策にご協力いただいた上で、多くの皆様にお越しいただきたく思います。

 それでは本日の案件について、ご説明申し上げます。

(1)水道料金・下水道使用料の改定について

 水道料金及び下水道使用料の改定についてでありますが、8月19日に北見市上下水道審議会からの答申を受け、市としての対応を検討してきたところであります。

 審議会では、本市の水道事業、下水道事業において施設の経年化が進行しており、今後の経営の見通しで収入は減少し、更新費用は増加することが見込まれる中、改定の先送りは、将来世代の負担増につながるものとなるとの議論がありましたが、一方で、新型コロナウイルス感染症の影響や物価高騰などの状況において、生活に必要不可欠な水道料金・下水道使用料の改定には慎重な判断をすべきとの議論もあり、結果として、改定を見送るとの答申を受けたところであります。

 私といたしましても、審議会の議論や答申を踏まえ、市民や事業者の経済的負担を増やすことは、可能な限り避けるべきと考え、令和5年度の水道料金及び下水道使用料の改定については、見送ることといたしました。

 私からは以上となります。

質疑応答

記者)
 改定見送りによって、市の一般会計から上下水道会計への繰出は想定としてはあるのでしょうか。

市長)
 本市の水道、下水道施設は経年化が進行しており、更新財源確保のため、改定は必要であると認識しております。しかしながら、審議会の議論や答申を踏まえ、市民や事業者の経済的負担を増やすことは、可能な限り避けるべきと考えたところであります。今後につきましては、経費節減 及び 収入の確保に引き続き努めるとともに、令和6年度に予定している第2期北見市上下水道ビジョンの中間見直しの結果を踏まえ、再度検討する予定であります。

担当職員)
 今回、改定を見送ったことによる一般会計からの国の基準外の繰出しは想定しておりません。今後も引き続き、経費節減および収入の確保に努め、対応してまいります。

記者)
 水道・下水道使用料について、今回は改定見送りということですが、市としては、将来的に厳しくなるなという認識をお持ちであるのは間違いないでしょうか。

市長)
 今回の審議会でも議論がありましたが、私共も将来に向けて、そのような認識でおります。

記者)
 2024年度においても経済情勢が厳しければ、再度の改定見送りはあり得るのでしょうか。

市長)
 現時点で見送りがあるかは言いきれませんが、令和6年度に予定しております第2期北見市上下水道ビジョンの中間見直しの議論経過、結果を踏まえ、再度検討する予定であります。

記者)
 道内の自治体では、市民の負担軽減策として上下水道料金の徴収の猶予や減免を行っている場合があるのですが、そうした支援策について市長はお考えでしょうか。

市長)
 支援策につきましては、早急な対応を念頭に検討を進めておりますので、なるべく早い時期に判断をし、決まり次第皆様にお示しをしたいと考えております。

以上。

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