市長定例記者会見(令和4年11月)

令和4年11月24日 定例記者会見

会見項目

  1. 観光誘客回復事業について
  2. 第4回定例市議会提出議案(12/1開会)
  3. 第4回定例市議会に提案予定の補正予算

会見内容

 11月18日に国の文化審議会から文部科学大臣に対し、ところ遺跡の森で収蔵する「常呂川河口遺跡墓坑出土品」を重要文化財に指定することについて答申がなされました。今後正式に指定されると、北見で初めてとなる国の重要文化財が誕生することとなり、大変喜ばしく受け止めております。また、地域において長年発掘いただいております東京大学をはじめ、多くの関係者の皆様に感謝するとともに、心より御礼を申し上げます。

 この出土品は、昭和63年度から平成14年度まで、常呂川河口付近東岸の掘削護岸工事に伴い行われた大規模な発掘調査により発見された、土器や石器などの道具や勾玉、装身具などの副葬品で、当時の死者を送る文化や、社会の様子を推定する上でも学術的に重要な意味を持ち、この時代の北海道東部の文化を知る上で欠かせない考古学資料として評価されたことを改めて喜ばしく思います。

 今後、パネル展示やところ遺跡の館での特別展示などの公開事業を検討するとともに、これらの文化財をしっかりと保護しながら、教育・学習や観光の資源として活用してまいりたいと考えております。

 さて、本年も、イルミネーションの輝きを通して、市民の皆様に少しでも希望の光を届け、街の活性化につなげるとともに、日ごろ最前線で感染症対応に当たられている医療従事者の皆様へ感謝の気持ちを表すことを目的とした『「がんばろう北見!」応援実行委員会』の皆様によるホワイトイルミネーションの点灯式が11月30日水曜日、小公園にて行われ、来年の2月15日 水曜日まで楽しむことができます。市民の皆様には、感染対策にご協力いただいた上でお楽しみいただきたいと思います。

 それでは本日の案件について、ご説明申し上げます。

(1)観光誘客回復事業について

 はじめに、観光誘客回復事業につきましては、宿泊需要を喚起し、新型コロナウイルス感染症の影響により打撃を受ける観光産業の回復と活性化を図るため、本年5月の第3回臨時市議会におきまして予算の議決をいただいたところであり、準備を進めておりましたが、このたび オンライントラベルエージェントの楽天トラベルと契約を結び、「楽天トラベル宿泊割引キャンペーン」として、11月28日から開始することとなりました。

 このキャンペーンでは、宿泊者が「楽天トラベル」から当事業のクーポンを取得いただき、市内の宿泊施設を予約すると、宿泊する人数や金額に応じ、1人あたり1,500円から4,500円の割引を受けることができるもので、対象施設は、市内33施設を予定し、本年11月28日から来年2月25日チェックアウト分までの宿泊が対象となります。
 
 詳細につきましては、楽天トラベルのホームページまたは特設のウェブサイトによりご確認いただくか担当課までお問い合わせください。

(2)第4回定例市議会提出議案(12/1開会)

 次に、本日告示、12月1日開会の第4回定例市議会に提出の付議事件について、議案が20件、報告案件1件、合わせて21件でございます。

(3)第4回定例市議会に提案予定の補正予算

 次に、「第4回定例市議会に提案予定の補正予算」についてであります。

 今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症及び物価高騰等の対策経費などについて計上いたしました。

 私からは以上となります。

質疑応答

記者)
 小中学校の運営管理費の部分で電気料金の高騰に伴う増額補正をしていますが、電気料金や原油高の傾向というのは簡単に以前の水準に戻らないと予想されます。現在、来年度の予算編成をされているかと思いますが、この部分については元々の経費を大きく見積もって予算編成をしようとしているのか、お聞かせください。

市長)
 そのとおりです。

記者)
 政策予算を圧迫する可能性はあるのでしょうか。

市長)
 状況を見ながら対応させていただいております。

記者)
 今回、重要文化財に指定されることになった常呂の出土品について、重要文化財と確定した時点でパネル展示や特別展示を考えるのでしょうか。

市長)
 現在、様々な取り組みを検討させていただいておりますので、決まり次第、皆様にご案内差し上げたいと思います。

記者)
 ペーパーレス化とキャッシュレス決済について、それぞれ導入される時期はいつ頃を予定されているのでしょうか。

市長)
 まずは議会を通して、それから導入時期が決まってくると思います。

記者)
 具体的にどういった決済手段が使えるかも検討中なのでしょうか。

担当職員)
 様々な決済パターンを検討中ですが、最終的には幅広く使えるように進めてまいりたいと考えております。

以上。

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