市長定例記者会見(令和5年6月)

令和5年6月15日 定例記者会見

会見項目

  1. 第2回定例市議会提出議案(6/22開会)
  2. 第2回定例市議会に提案予定の補正予算

会見内容

 今月から家庭向け電気料金が値上げされるなど、物価高騰による家計負担が増す状況にありますが、5月に開催された臨時会で議決をいただきました住民税非課税世帯を対象に1世帯あたり3万円を支給する重点支援交付金につきまして、6月20日火曜日に対象世帯へのご案内を発送いたします。

 ご案内が届きましたら、同封された確認書等を返送いただき、書類の確認が終了したものから順次支給できるよう進めてまいります。

 確認書等の提出は、10月31日を期限としておりますので、対象の方は、お忘れのないようお願いいたします。

 それでは、本日の案件について、ご説明いたします。

(1)第2回定例市議会提出議案(6/22開会)

 はじめに、本日告示、6月22日開会の第2回定例市議会に提出の付議事件について説明させていただきます。

お手元の資料1付議事件一覧をご覧ください。記載のとおり、議案が68件、報告案件が11件、合わせて79件でございます。

 詳細につきましては、さきほど総務部長から説明をさせていただきましたので、ご確認をお願いいたします。

(2)第2回定例市議会に提案予定の補正予算

 次に、第2回定例市議会に提案予定の補正予算についてであります。

 お手元の別冊資料1のうち、補正予算の主な事業をご覧ください。
今回の補正予算につきましては、物価高騰等による市独自の支援事業費などを計上いたしました。

 予算案詳細につきましては、さきほど企画財政部長から、説明をさせていただきましたので、ご確認をお願いいたします。

 私からは以上となります。

質疑応答

記者)
 今回の補正予算について、どのような部分に重点をおいて予算編成されたのかお聞かせください。

市長)
 エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた市民の皆様や事業者の方に対する臨時交付金を活用した支援についてでありますが、本年度につきましては、国での支援が決定しました低所得の子育て世帯に対し、児童一人あたり5万円を給付する子育て世帯生活支援特別給付金や臨時交付金を活用し、住民税非課税世帯に対する3万円給付事業など迅速な対応が必要な事業については、専決処分や臨時議会での補正予算対応により、適宜、実施をしてきたところであります。

 今回の補正予算におけるエネルギー・物価高騰等への支援策につきましては、道の支援状況を踏まえた中で、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金を財源に、本市の実情を勘案した支援策についてとりまとめたところであり、特に、エネルギー・物価高騰等の影響を受けている高齢者世帯や子育て世帯、さらに中小企業や福祉施設など、幅広く対応すべく取組むこととしたところであります。

記者)
 パラきたKidsのリニューアルから1か月が経過し、市としてリニューアルを機に中心市街地への誘客促進を図る考えが示されてきましたが、具体的な取組や保育・商業関係部署との連携などは進んでいるかお聞かせください。

市長)
 パラきたKidsのリニューアルオープン後、5月末までの利用実績が10,239人にのぼり、これまで以上に多くの家族連れの方々にご利用いただいております。

 こうした人の流れを捉え株式会社まちづくり北見においても、子ども向けゲームコーナーの設置や、レストラン街での子ども向けメニューの充実、さらには、昨年も大変好評をいただいたポケモンセンター出張所を6月16日から7月9日までの期間で開催される予定とお聞きしております。

 また、商店街では7月1日、2日に4年ぶりとなる、ぼんぼんまつりの開催が予定されるなど、アフターコロナにおける中心商店街でのにぎわい創出に向けた動きも進んでおります。

 今後、まちきた大通ビル4階の保健センターの整備や中央大通沿道における再開発事業など、新たな人の流れや賑わいが生まれることによる波及効果が期待できるところでありますので、引き続き、中心市街地のにぎわい創出に取り組んでまいります。

記者)
 日本DX大賞2023の最終選考が6月23日に東京で開催され、市がプレゼンを予定していますが、最終選考に残ったことへの市長の受け止めと市として全国に発信したい事柄や意気込みについてお聞かせください。

市長)
 本市の窓口サービス改善の取り組みにつきましては、これまで様々な媒体を通して情報発信に努めてきたところでありますが、昨年度のデジ田甲子園に続き、先日の北海道総合通信局長表彰、そして日本DX大賞ファイナリスト選出と、今年度も各方面からご評価いただいておりますことを大変うれしく思っております。

 最終選考では、本市が長年取り組んできた、住民の利便性の向上と職員の業務効率化、この両方を叶えるための窓口業務改革の考え方などにつきまして、日々、業務に携わっている担当職員が直接、プレゼンいたします。

 当日はオンライン配信もありますので、機会がありましたら市民の皆様にもご視聴いただければ、職員の励みとなるものと考えております。

記者)
 昨日の大雨について、玉ねぎ等の畑の冠水もあったようですが、現状の被害状況の把握を市としてどのようにされているか、農業支援等、今後考えていることがあればお聞かせください。

市長)
 昨日発生した大雨による被害につきましては、東4丁目アンダーパスにおいて、冠水が発生したため、午後2時30分から午後8時45分まで、通行止めといたしました。

 また、川東地区において、一部、浸水被害が発生したことから、午後2時30分から午後5時35分までの間、川東住民センターに自主避難所を設置いたしました。なお、避難された方は、おりませんでした。

 農作物への被害につきましては、現在調査中でありますが、一部で、農作物の滞水や土壌の流亡などの被害が生じているとの報告を受けております。

 そのほかにつきましては、各地で路肩の崩落などが確認されておりますが、詳細につきましては、現在調査中であります。

 農業被害については、JAきたみらいや市の農林水産部の情報を集約し、状況について判断していきたいと考えております。

記者)
 格安航空会社のピーチ・アビエーションによる女満別-関西線が7月1日から10月28日にかけ運航が再開されますが、誘客促進や経済効果などについてどのように考えていますか。また、これまでの利用実績を踏まえた路線維持についての考えをお聞かせください。

市長)
 ピーチ・アビエーションにつきましては、現在、関空線が7月から10月までの季節運行となっているところでありますが、具体的な取り組みといたしましては、周辺関係自治体で構成する女満別空港整備・利用促進協議会におきまして、誘客や路線維持などの取り組みを進めているところであります。

 このpeach路線は、インバウンドが回復基調の中、国際的なハブ空港である関西国際空港とつながることで、ひがし北海道の観光資源の活用につながり、圏域として、高い経済効果が見込めると考えております。

記者)
 全日空の女満別-中部線が小牧空港時代から数えて今年で就航30周年、日本航空の女満別-伊丹線が日本エアシステム時代から数えて就航20周年をそれぞれ迎えます。いずれも夏季のみの運行が続いていますが、誘客促進や経済効果などについてどのように考えていますか。また、市として記念イベントなどを企画する予定はあるかお聞かせください。

市長)
 伊丹線と中部線につきましては、就航から周年を迎え、大変喜ばしいことと思います。

 市として、特別周年事業の予定はありませんが、具体的な取り組みといたしましては、周辺関係自治体で構成する女満別空港整備・利用促進協議会におきまして、誘客や路線維持などの取り組みを進めているところであります。

 今年の5月にも、中部線の女満別空港PRとして名古屋市内のイオンにおいて、カーリング体験イベントなどのプロモーションを行い、オホーツク地域のPRを行ったところであります。

 伊丹線は7月から8月、中部線についても7月から9月までの季節運行ではありますが、北海道のとても良い時期での運行でありますので多くの方に来北いただけるようPRしてまいりたいと考えております。

記者)
 9月の市長選に向けて、現状のお気持ちと何か決められたことがあればお聞かせください。

市長)
 私の進退につきまして、今は、まだ結論を出すに至っておりませんが、今しばらく熟慮させていただき、最終的な態度につきましては、近々、表明したいと考えております。

以上

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