市長定例記者会見(令和5年9月)

令和5年9月22日 定例記者会見

会見項目

  1. 第3回定例市議会提出議案(9/28開会)
  2. 第3回定例市議会に提案予定の補正予算
  3. 新型コロナワクチンの秋開始接種について
  4. 第71回きたみ菊まつりについて

会見内容

 お忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。報道の皆さまには、市政の推進にあたりご協力いただき心からお礼申し上げます。

 今月10日に執行された市長選挙におきまして、多くの市民の皆さまからご信任をいただきました。

 引き続き、市政の舵取りを担わせていただくこととなり、大変身の引き締まる思いであります。市民の皆さまには、一層のご支援、ご協力をお願い申し上げます。

 本市の将来を大きく左右する大切な時期となる、コロナ禍の先にある、これからの4年間、全力で市勢浮揚の道筋をより確かなものとし、市民の皆さまとともに、北見にもっと笑顔をひろげてまいります。

 それでは、本日の案件について、ご説明いたします。

(1)第3回定例市議会提出議案(9/28開会)

 はじめに、昨日告示、9月28日開会の第3回定例市議会に提出の付議事件について説明させていただきます。

 お手元の資料1付議事件一覧をご覧ください。記載のとおり、議案が12件、決算認定が8件、報告案件が6件、合わせて26件であります。

 詳細につきましては、さきほど総務部長から説明をさせていただきましたので、ご確認をお願いいたします。

(2)第3回定例市議会に提案予定の補正予算

 次に、第3回定例市議会に提案予定の補正予算についてであります。

 お手元の別冊資料のうち、補正予算の主な事業をご覧ください。

 今回の補正予算につきましては、昨年度、概算交付を受けた交付金等の精算に伴う返還金や出産・子育て応援事業費などを計上いたしました。

 予算案詳細につきましては、さきほど企画財政部長から、説明をさせていただきましたので、ご確認をお願いいたします。

(3)新型コロナワクチンの秋開始接種について

 次に、新型コロナワクチンの秋開始接種について、資料2をご覧ください。

 9月20日から市内の医療機関において、初回接種を終了した生後6か月以上の市民の方を対象に新型コロナワクチンの秋開始接種を行っております。

 使用するワクチンは、オミクロン株XBB1.5対応の一価ワクチンであり、接種券を順次、対象者へ発送しております。

 接種場所や予約方法等の詳細につきましては、接種券に同封した文書、または、市ホームページなどでご確認ください。

 なお、最近の新型コロナウイルス感染症の発生動向につきましては、国の定点把握数が、8月下旬から2週続けて20人を超えるなど、全国的に高い状況で推移しており、また、市立学校において学級閉鎖等の対応が取られるなど、当地域におきましても感染者が増加しております。

 市民の皆さまには、引き続き基本的な感染対策を心がけていただくとともに、ワクチン接種は、重症化リスクを低減する効果がありますので、接種を希望する、特に重症化リスクの高い高齢者の方や基礎疾患を有する方には、ぜひワクチン接種をお願いいたします。

(4)第71回きたみ菊まつりについて

 次に、第71回きたみ菊まつりにつきまして、「資料3」をご覧ください。

 北見三大祭りの一つであるきたみ菊まつりは、昭和28年に菊花展としてスタートして以来、道内最大級の菊まつりとして、市民だけでなく市外からも多くのお客様をお迎えしてきました。

 今年は、同時期に開催されてきましたオホーツク北見ハロウィーンフェスティバルに加え、令和元年の開催以来、4年ぶりに北見オクトーバーフェストが開催されることとなりました。

 また、これまでになかった新たな取り組みとして食のイベント秋マルシェもあわせて開催されます。

 きたみ菊まつりとオホーツク北見ハロウィーンフェスティバルは、10月7日から15日まで、北見オクトーバーフェスト2023と秋マルシェは、10月13日から15日まで、北見駅前広場や北見駅南多目的広場などを会場に開催され、菊花展や菊のライトアップのほか、音楽ステージやハロウィーンウォークなど多彩な企画が用意されており、それぞれのまつりの魅力と伝統をお楽しみいただけますので、多くの皆さまに足を運んでいただければと思います。

(5)市職員のハラスメント事案に係る第三者調査委員会について

 追加でもう一点、市職員のハラスメント事案に係る第三者調査委員会につきましては、第1回目の会議開催の見込みを早くても9月、もしくは10月と先月10日の会見でお示ししたところであります。

 現在、委員の専門家の方々を推薦いただく各団体との調整を行っておりまして、今のところ、第1回目の会議開催は、10月以降となる見込みでありますので、進捗状況として、ご報告させていただきます。

 私からは以上となります。

質疑応答

記者)
 第三者調査委員会について、専門家の推薦は何人くらいを想定しているのでしょうか。また、今後の会議のスケジュールをお聞かせください。

市長)
 専門家については4名くらいになると想定しております。会議の日程については、断定的に申し上げることはできません。最終的に推薦された委員の方々が会合をもったなかで、一定の方向性が決められていくと思います。

記者)
 第三者委員会の会合は非公開で開催すると思いますが、前回の会見にて発表の仕方については第三者委員会に委ねるとおっしゃられていましたが、中身についての発表は都度行う等の見通しをもっておられるのでしょうか。

市長)
 そのことについて今申し上げることは、遠慮させていただきます。あくまでも、決まった段階で関係者の皆さんと考え方を整理したうえで、お伝えしてきたいと考えております。

記者)
 3期目の就任に当たり、具体的にこの分野で力を入れたいというようなことがあれば教えてください。

市長)
 コロナ禍の先にあるこれからの4年間は、北見市の将来を大きく左右する大切な時期だと受け止めております。市勢浮揚の道筋をより確かなものとするには、アフターコロナ時代の成長の原動力となるデジタル化やグリーン化といった時代の潮流を加速させ、誰もが住みたい、住み続けたくなる持続可能なまちづくり、さらに、地方創生を実現するため果敢に挑戦し、市民の皆さんと共に北見にもっと笑顔を広げてまいりたいと考えております。3期目の公約としてお示しした8つの政策については、いずれもがこれからの4年間に対応が必要なものであります。まずは新年度予算の編成を通じ、政策を一つひとつ実行に移していくことはもとより、今後においても動きを加速させていきたいと考えております。

記者)
 先日、市長においては農林水産大臣のところに行かれ、水産物の輸入停止について対応を求められておりましたが、市独自で消費拡大への取り組み等で考えていることはありますでしょうか。

市長)
 昨日、宮下農林水産大臣にオホーツク圏活性化期成会、宗谷関係者一同でお会いさせていただき、直接要望させていただきました。私からは国が全責任をもって中国政府と外交上の対応を行い、輸入停止措置を即時に撤廃させることは当然ながら、補償の繋ぎ融資として関係者の実情に応じた資金繰り支援を行うことや政府が今月4日に示した水産業を守るという政策パッケージを着実に実行いただくとともに、今後、経済対策として編成される補正予算も含め、政策パッケージでは対象とされていない、加工能力強化に向けた建物整備や外国人技能実習生受入人数枠の拡大など、万全の対策を講じていただくことなどの3点につきまして、強く要望をさせていただきました。

 今後につきましては、引き続き国や道の動向を注視しながら、漁業関係団体や関係機関などと情報共有を図りながら、必要な支援策について時期を逸することなく対応すべく検討を進めてまいりたいと考えております。

記者)
 今の要望の質問に関連して、今後の動きや予定をお聞かせください。

市長)
 現段階では言えません。要望を行い、今後は国や道の動きを見極める必要があると考えております。

記者)
 当選後に東京へ行かれ、学校の冷房設備についてお話をされたと思いますが、その後の具体的な動きはありますでしょうか。

市長)
 全道市長会の一員として東京に出向き、こども家庭庁、財務省、文科省へ北海道の各学校の状況を財政的な支援も含めてお話させていただきました。そのことについては、今後どう向き合っていただけるか注視していきたいと思っております。

記者)
 北海道も温暖化の影響か、気温が非常に高い状況が続いていますが、たとえば小・中学校のカリキュラムや学校のスケジュールを見直されるようなお考えはありますでしょうか。

市長)
 学校当局でその段階に入っているかどうかの最終的な確認はしていませんが、こういう状況の中での子ども達の学習に対する取り組みというのは、検討されていると受け止めております。

記者)
 公共交通の支援について、北見バスでも人手不足から路線やダイヤの本数を減らしたこともあり、北見市では高校生向けのバスの支援カードを発行されたりしていますが、このあたりも含め今後公共交通を支えていくお考えをお聞かせください。

市長)
 公約にも明記させていただきましたが、そのことについては、今後より具体的に検討していきたいと考えております。

記者)
 高校生に利用促進のためのカードを発行するというのは、やはり裾野を広げたいとの思いからでしょうか。

市長)
 皆さんに利用も含め、検討させていただきたいと思っております。

以上

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