ろうそくを作ろう

廃食用油を使ってろうそくを作ってみませんか。

家庭で廃棄される使用済み食用油がろうそくに生まれ変わる様子を楽しみながら、資源・エネルギーのリサイクルについてもう一度考えてみませんか。
電気を消して、ろうそくのぼんやりした光を見つめると、よりリラックス感を高めてくれます。
また、カーボンニュートラルとみなされ、地球温暖化対策としても今注目を集めています。資源は限りがあり、また一度環境が損なうと、自然界に住む動植物が生息できなくなり、取り返しのつかないことになります。
未来に残す環境は、私たち1人1人に委ねられています。
負荷の少ない生活環境に取り組みましょう。
8月7日の北海道七夕の日の夜(午後6時30分〜できるとこまで)に電気を消して、ろうそくの火で、ゆたりと時を過ごしてはいかがでしょうか。

※カーボンニュートラル:何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に排出される二酸化炭素 と、吸収される二酸化炭素が同じ量であるという概念。

用意するもの ●廃食用油。(作りたいろうそく分の量、一度沸して冷ましたものを用意する)
●容器の深さに合わせた長さのたこ糸。
●紙・アルミなどのコップを冷やすためのたらいなど。
●なべ、ろうそく、はさみ、さら、竹くし。
加熱用具 ホットプレートでの加熱が、安全・手軽でお薦めです。コンロを使用する場合には、十分に火に気をつけてください。(廃食用油は一度沸して冷ましてからろうそく作りをしてください。
芯について 芯を細くします。身近なたこ糸(太さ1.2mm)を、2〜3本をよじって用いるのが最適で、ほとんどすすが出ない炎になります。
染色 手作りろうそくで用いられるキャンドルカラーという専用染料の利用が無難です。
光が透けるときれいなので、用いる量は少ない方が良いでしょう。
クレヨンによっては成分に問題があり、ろうそくに用いたときに、有毒な気体発生の可能性があります。
注意 燃焼中の臭いは、あまり気になりません。
しかし、吹き消したときの臭いは強くて気になります。
燃焼中は酸欠、消火後は臭いので、いつも、十分な換気をしてください。
また、火傷や火事にも十分注意してください。

作り方

紙コップに廃食用油を入れた写真

STEP01
作りたいろうそくの量に合わせて紙コップなどを選び、廃食用油を注ぎます。

廃食用油を鍋にいれた写真

STEP02
紙コップなどに入れた廃食用油をなべに入れて火にかけます。

廃食用油に固めるテンプルを加えている写真

STEP03
廃食用油に固めるテンプルを多めに加えるだけで、より硬くなります。
標準使用量の倍量を用いたところ(廃食用油100mlあたり6g)、しっかりと固まります。

廃食用油を紙コップに入れて固めている写真

STEP04
少し冷めてから紙コップに入れ、水の入ったボールで冷やします。
固まるまで放置します。

※防虫効果や匂い消しの意味でレモングラッセを使用。(ハーブ類を使用しても良い。)

たこ糸にろうそくを染み込ませている様子

STEP06
ろうそくを溶かして、たこ糸にろうそくをしみこませます。

竹くしにたこ糸をつけ、紙コップに垂らしている写真

STEP07
たこ糸を竹くしにたらします。

ろうそくの入っている容器を切った写真

STEP08
固まったら容器を切り、皿などにに入れます。

出来上がったろうそくの写真

STEP09
出来上がり。
(プリンカップ程度の大きさの容器で作ったろうそくで、10時間以上も燃え続けます。)

お問い合わせ
廃棄物対策課
啓発係
電話:0157-67-7676
ファクシミリ:0157-67-7677
E-Mail:haikitaisaku@city.kitami.lg.jp
よくある質問のページへ

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