下水汚泥処理のしくみ

北見市浄化センターでは、下水処理の過程で発生する汚泥を以下のとおり処理しています。

汚泥処理の流れ

汚泥処理の流れ
重力濃縮タンク

(1の1)重力濃縮タンク
重力濃縮タンクでは、最初沈殿池から送られてきた汚泥を重力の作用を利用し、汚泥を沈降させて濃縮しています。

機械濃縮機

(1の2)機械濃縮機
機械濃縮機では、最終沈殿沈殿池から送られてきた比重の小さな汚泥に、高分子凝集剤と呼ばれる薬品を加え、汚泥を凝集させて濃縮しています。
汚泥に高分子凝集剤を加えると、汚泥中の粒子同士がくっつきあい(凝集)、フロックと呼ばれる比較的大きな粒となり、水と分離しやすくなります。

消化タンク

(2)消化タンク
重力濃縮タンク、機械濃縮機で濃縮された汚泥(濃縮汚泥)は、有機分が高く、性質的に不安定であり、衛生的にもよくありません。
そのため、消化タンクでは、濃縮汚泥を空気と光を遮断し、約30~40日間、約40℃で保温することで、メタン菌の働きで汚泥中の有機分を分解し、汚泥の減量や性質的な安定を図っています。
また、有機分が分解される際には、メタンガスや二酸化炭素等を含む消化ガスが発生します。

洗浄タンク

(3)洗浄タンク
洗浄タンクでは、消化汚泥に含まれる後段の脱水工程で支障となる粒子やアルカリ分などを、洗浄することで除去しています。

(4)脱水機
脱水機では、洗浄後の汚泥に高分子凝集剤を加え、汚泥を凝集させて脱水しています。
脱水後の汚泥は、脱水汚泥と呼ばれ、湿った土の塊のような状態となります。
脱水汚泥には、有機分や肥効成分、微量元素が含まれているため、発生した全量を堆肥の原料として有効利用しています。

遠心脱水機
遠心脱水機
スクリュープレス脱水機
スクリュープレス脱水機
ガスタンク

(5)ガスタンク
ガスタンクでは、消化タンクで発生した消化ガスを貯留し、消化タンク加温用のボイラーや発電設備用の燃料として有効利用しています。

お問い合わせ
上下水道局浄化センター水質係
電話:0157-25-8531
ファクシミリ:0157-25-8534

メールでのお問い合わせは、以下のフォームをご利用ください。

メールアドレス 半角文字で入力
お名前
お名前(かな)
年齢 選択してください
職業 選択してください
住所
郵便番号 半角数字とハイフンのみで入力。
例)090-8501
電話番号 半角数字とハイフンのみで入力。
例)0157-23-7111
※簡単なお問い合わせの場合はお電話にて回答させていただく場合がございます。電話番号の記載にご協力をお願いします
件名
内容
よくある質問のページへ

くらし

戸籍・住民票・印鑑登録

年金

国保・後期高齢者医療

水道・下水道

環境・ゼロカーボン

動物

ゴミ・リサイクル

公営住宅

子育て

消費生活

男女共同参画

人権

交通安全

市民活動・市民協働

霊園・墓地

選挙

公園

広報

マイナンバー

外国人(がいこくじん)の方(かた)・外国人材受入事業者(がいこくじんざいうけいれじぎょうしゃ)の方(かた)へ